◎2025年10月06日 ---- ボス ◎
- 横断歩道をゆっくり歩く女
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私は常に気配りを意識している。と言ってもそれほど高尚な者でもないのだが。気配りをしている。だから「あなたも少しは気配りしなさいよ」と見ず知らずの女性にも腹を立てる。腹は立てるがさすがに口に出して直接注意することはない。◆朝の出勤時、バスを利用する。麻布十番の二橋の交差点。私の通勤時、歩行者は少ない。青信号になりバスは左折しようとする。左にハンドルを切った状態で横断歩道の手前で停車する。横断歩道を犬を連れた女がゆっくり、ゆっくり歩いている。横断歩道を渡る者はこの女とその犬だけだ。体が不自由なわけではなさそうだ。まるで「ここは横断歩道よ。歩いている私とワンちゃんに優先権があるのよ。バスはそこで待ってなさい」とでも言いたそうな感じ。確かに横断歩道は歩行者に優先権がある。だがバスには立っている人もいる。多くの客が定刻に目的地に着くことを願っている。バスの後ろにも複数の左折車が待っている。このバカ女が少し気配りできる人だったら少し早歩きで横断歩道を渡るだろう。バスの運転手に会釈くらいするだろう。だが、バカ女は信号が点滅しだしてもなおゆっくりゆっくり愛犬との散歩を楽しんでいた。
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◎2025年10月03日 ---- ボス ◎
- 不親切な神保町駅
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私は親切だ。できるだけ回りに気を配るようにしている。長く経営者をやっているので部下を厳しく注意することもあるがそれも彼のことや会社のことを思ってのこと。部下にも「気配りが最も大切なこと」と常日頃から伝えている。「ゴマをすれ!」ということではない。「気を配れ!」ということ。◆仕事やプライベートな用事(例えば麻雀など)で時々、神保町駅を利用する。神保町駅で電車を降りた都度、腹が立つ。大都会のそこそこ大きな駅であるのに全く不親切。最低な駅。どこから地上に出たら良いのかさっぱり分からない。地下だからスマホの位置情報は使えない。エスカレータやエレベータも少ない。目的地へ行くのにとても大回りをさせられる。少なくとも私が利用したことのある地下鉄駅では最も不親切な駅である。◆「どうやったら初めて利用する客が迷わないで目的地へいけるのだろう?」と真面目に考えている駅員がいないのだろう。
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◎2025年10月02日 ---- ボス ◎
- 「ありがとう」を言えないヤツばかり
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新幹線に乗るときはグリーン車を利用する。グリーン車に乗ってしばらくするとCAさんみたいな方がおしぼりを持ってきてくれる。私は「ありがとう」と言いながらおしぼりを受け取り会釈する。私だけだ。◆週末、ゴルフ場へ向かう途中、高速から下りるとまずセブンイレブンに入る。サンドイッチ、アクエリアス、ホットコーヒーなどを買う。エディで支払いを済ませ商品を受け取るとき私は必ず「ありがとう」と言う。これも私だけだ。◆タクシーを利用する機会が増えた。先日も家人と息子と三人で利用した。支払いは私だ。最初に息子が「ありがとうございました」と言いながら降りた。続いて家人も「ありがとうございました」と言った。最後に降りた私ももちろん「ありがとうございました」と言った。我が家は皆ちゃんと「ありがとうございました」と言える。◆カネを払ってサービスを受ける。「カネを払う側」のほうが偉いと思っているバカが多い。あるいは「私は心の中で『ありがとう』を言っている。相手に通じていると思う」などとのたまうバカも多い。会釈をすればそれが「ありがとう」の意味だなどと言うアホも多い◆なぜ「ありがとう」を声に出して言えない大人ばかりになったのだろうか?そんな大人に育てられた子供たちは「ありがとう」と口に出して言えない。◆このスカイアゴラを読んでくださっているあなた。あなたもおそらく「ありがとう」と声に出して言えないのでしょう。是非、今日から「ありがとう」を言える人間になりましょうよ。
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◎2025年09月30日 ---- 未分類 ◎
- エレベーターガール
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若い頃から銀座の高級クラブで飲むことが多かった。世の中がバブル景気に浮かれていたころであり、私も仕事の立場上あるいはお付き合いで銀座を利用することが多かった。とは言え安月給のため自分の小遣いはほとんどない。クラブの飲み代と帰りのタクシー代は会社が払ってくれるがそれ以外は個人持ち。クラブのオネーサンから同伴を誘われても断るしかなかった。◆そんなある日。仕事の用事もあって日本橋の高島屋へ行った。何を買いに行ったのかは覚えていない。その頃の高島屋のエレベーターにはまだエレベーターガールがいた。目的の階を伝えるとエレベーターガールは「かしこまりました。5階、紳士服売り場ですね」などと言いボタンを押す。「かしこまりました」の声を聞いて「あれっ!?」と思った。なんと昨夜、銀座のクラブで一緒に飲んでいたオネーサン(ホステスさん)だったのだ。◆先週末、久しぶりに高島屋を訪れてあの頃のことを懐かしく思い出していた。
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