◎2025年09月26日 ---- ボス ◎
- 根暗の男が推している曲
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根暗(ねくら)である。不幸な生い立ちに由来するのかもしれない。それでも母をはじめ周りの方から多くの愛情を受けて育ったので明るく振る舞える。根暗なのか根明なのか分からなくなるときがある。分からなくなってきている。◆で、皆様に尋ねたい。私が推している昭和の(あまり知られなかった)名曲の評価を。①天地真理「木枯らしの舗道」 ②井上大輔「水中花」 ③松山千春(下田逸郎)「踊り子」◆私の親しい友人まっちゃんは「オレの趣味とは全く違うね」と言った。「オンナの趣味も全く違うもんね」などと続けて言った。
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◎2025年09月25日 ---- ボス ◎
- 懐メロ
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ラジオで昭和歌謡ばかりをかける番組がある。私は昭和歌謡が大好きで毎週radikoで楽しく聞いている。流行った当時は子供だったため深い意味など考えずにくちずさんでいた。いま聞くと凄い曲が多い。◆1969年に流行った奥村チヨさんが歌う「恋の奴隷」が先日流れた。歌詞を書く。私と同世代の者はまず誰でも口ずさむことができるはずだ。「♫ あなたと逢った その日から 恋の奴隷になりました あなたの膝にからみつく 子犬のように だからいつも そばにおいてね 邪魔しないから 悪い時は どうぞぶってね あなた好みの あなた好みの 女になりたい」・・すごいでしょ?◆2番はさらにエスカレートする。「♫ あなたを知った その日から 恋の奴隷になりました 右と言われりゃ 右向いて とても幸せ 影のように ついてゆくわ 気にしないでね 好きな時に 思い出してね あなた好みの あなた好みの 女になりたい」 ◆さらに3番。「♫ あなただけに 言われたいの 可愛い奴と 好きなように 私をかえて あなた好みの あなた好みの 女になりたい」◆この歌詞を聴きながら私が何を思ったのかを正直に書くといろんな方々からお𠮟りを受けることになるだろう。良い時代になったのか、あるいはあの頃が良い時代だったのか、少し考えてみるのも良いかもしれない。
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◎2025年09月24日 ---- ボス ◎
- 会議のありかた
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当社を設立してまもなく30年になる。重要な意思決定はすべて私が一人で下してきた。二年後、70歳を機に私は社長業を降りることにした。この欄で以前にも書いたが、社長の最も重要な仕事である「ジャッジ」が少しずつ狂い始めたことを感じるから。ジャッジすべき時にジャッジできず先延ばしにしてしまう自分に気付いた。気付いてはいるのだがなかなか修正できない。これが「老化」なのだろう。それでも(うぬぼれた言い方だが)その辺の中小企業の経営者には負けない自信はある。その辺の中小企業経営者と比較すべき問題ではないが。◆ということで後進に道をゆずるべく、各事業部の会議ではなるべく私の意見を言わないように心掛けている。会議に出るとつい何かを言ってしまうので会議に出ることも控えるようにしている。するとどうだ?◆「社長の意見はどうですか?みんなにアンケートを取ってみたのですが?」などと私の部屋へ責任者が伺いに来る。「はあっ?」と思ってしまう。「こんなもんを事業部員にアンケートを取ってどうするんだ!?」と怒鳴りたくなる。専門家に委ねるべきことを、リーダーの力不足により「みんなで決めた」と逃げてしまうことが多く見える◆情けない。私はトランプさんは好きではないが強いリーダーが組織を前進させることには納得する。「さあ、どうしましょうか?」なんていう会議は即刻やめてもらいたい、と社内で言い続けているが恐らく今日も当社のどこかの会議室では「どうしましょう?なにか意見はありませんか?」なんていう会議が開かれるのではないだろうか?
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◎2025年09月22日 ---- ボス ◎
- 「何が足りなかったんだろう?」
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金曜の夜、BSで放映されている「ゴルフサバイバル」を楽しんでいる。若手のプロゴルファーやプロを目指すトップアマチュアが競う。10人が参加して1ホールで一人が脱落していく。最終9ホール目まで進めるのが二人。最終ホールを制した者が優勝、という競技。◆各ホールで一人が脱落する。その脱落者にカメラが向き感想を尋ねる。マイクを向けられた、負けたばかりの競技者は笑顔で答える者が多い。「やっちゃいましたー!」とか言いながら照れ隠しなのかケラケラ笑う者もいる。私は腹が立つ。「プロを目指す奴が負けてヘラヘラするな!」と怒る。「勝ち」に向けて一所懸命に頑張っている者が負けて笑えるはずがない。◆話は変わるが昨日「世界陸上東京大会」が終了した。感動的なシーンが多かったが私の心に刺さったは男子110mハードル決勝で5位と健闘した村竹ラシッド君のレース後のインタビュー。本当に悔しそうに、涙を溜めて「何が足りなかったんだろう?」と自分に問うた。「パリオリンピックで負けて、あれから1年間、誰にも負けない練習を繰り返したのに・・・。何が足りなかったんだろう?・・・」◆本当のスポーツマンはこうだ!。そしてラシッド選手は大勢の観客へもお礼を伝えた。「こんなに大勢の方が応援してくださって、期待してくださって、それに応えることができなかったことが残念だ」と言っていた。◆村竹ラシッド選手はまだ23歳。スポーツの頂点を目指す若い真摯な才能が70歳近い爺さんに爽やかな感動と励ましをくれた。ありがとう、ラシッドさん。◆アテネ五輪の100m平泳ぎで優勝した北島康介選手は「チョー気持ちいい!」と言ってその年の流行語大賞を取った。「チョー気持ちいい!」も素晴らしいが私にとって、そしてあのラシッド君のレースを見ていた多くの方にとっては「何が足りなかったんだろう?」の方がさらに心に響く言葉だった。今年の流行語大賞は「何が足りなかったんだろう?」で決まり!と言っておく。
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