◎2026年11月05日 ---- ボス ◎
- 不勉強
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夏にはニュースでキャスターが「46地点が猛暑日になりました」などと読み上げる。隣に座るコメンテーターが「46地点でですか?すごいですね。ホント、毎日暑いですね」などと首を縦に振りながら答える。見てる私は「バカじゃないの?」と思っていた◆11月になりニュースでキャスターが「11月に値上げされる予定の飲食料品は1477品目です」と読み上げる。隣に座るコメンテーt-が「1477品目も値上げですか。私たち庶民はたまりませんね」などと答える。見てる私は「バカじゃないの?」と思っていた◆「全国の観測地点何か所のうちの46地点なのか」「対象飲食料品は全部で何品目あるのか」それが分からない。10万品目のうち1477品目なのか、1万品目のうち1477なのか、それが分からなくては「すごい」のか「すごくない」のか分からない。◆報道の仕方も悪いが「母集団の数」を知ろうともせず「すごい」だの「たまりません」だの言っている視聴者の不勉強も悪いよな、と私は思っている。
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◎2026年11月05日 ---- ボス ◎
- 非常識
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私の会社の本社は新橋の11階建てビルの最上階。先日、このビルでボヤ騒ぎがあった。私はオフィスを出ていたがスマホに連絡が入った。18時過ぎに下のフロアでボヤが発生し消防車が20台近くビル前に並んでいるという。写真も送られてきた。当社の職員も残業をやめビルの外へ避難し、そのまま帰宅することになった。◆それから1週間経ったが火元の責任者から何の連絡もない。ボヤ騒動をおこし他のフロアに迷惑をかけておいて詫びも説明もない。常識を疑う。◆「火元はどこの会社なの?」と当社の総務に尋ねたら「会社ではなく、オンラインでおカネの運用などを教える学習コミュニティとのことです」と。◆「金儲け」ばかり教えるヤツが世間の常識を知らなくなっているのだろう。非常識極まる。情けない。
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◎2026年11月02日 ---- ボス ◎
- 席を譲るべき?
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休日、家人と二人、所用あり横浜へ向かった。中目黒から乗った東急東横線の電車は程よく空いており家人と並んで座ることができた。◆武蔵小杉から老人が乗ってきた。すでに空席はない。その老人がたまたま私たちの前に立った。老人と言っても恐らく私と5歳も違わない。(こちらもすでに老人である)◆彼は随分と老人であった。私は自分のことを年齢の割には若いと思っている。それで困った。席を譲るべきかどうか?私があと10歳若かったらすぐに立ち上がって「どうぞ」と譲っていた。だが私は来年には70歳だ。十分に老人だ。彼(その老人)は自分と同世代から席を譲られることを嬉しく思わないかもしれない。◆回りには席に座ってスマホを眺めている学生風な男や隣の友達とおしゃべりしている若い女性もいる。誰もその老人に席を譲ろうとしない。どうなっているんだ!◆私の隣の席の家人が小さな声で私に相談してきた。「譲ったほうがいいかな?かえって失礼かな?」と。「オレも同じことを考えてた」と答えた。◆結局、私は席を譲ることを控えた。回りの若い人たちへ「席を譲ってあげたら?」と言うことも控えた。◆その老人は菊名で降りた。私の行動が正しかったのかどうかいまだに迷っている。
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◎2026年10月28日 ---- ボス ◎
- 小説「国宝」のランキング
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2022年2月22日のこの欄で私は以下のように書いた。◆◆もう当分の間、読書はいいか。そんな気分である。そんな気分にされてしまうほど素晴らしい本であった。これほど読書を楽しませてくれる本には滅多に出会うことがない。「豊饒の海」三島由紀夫、「青が散る」宮本輝、「優駿」宮本輝、「青春の門(筑豊編)」五木寛之、「ノルウェーの森」村上春樹、「69」村上龍、「翼はいつまでも」川上健一。これら私の人生を確実に大きく変化させた歴代の名著に並ぶ素晴らしい本に60歳を越えて出会えたことを大変うれしく思っている。その本は『国宝』(吉田修二)。私と近い感性をお持ちの方なら恐らく皆、私と同様に震えながら感動し、読み進めることだろう。◆◆ところがこの「国宝」を調べてみると「2019年の本屋大賞では第12位」。同じく「2019年の『キノベス!』では30位圏外」なのだ。昨年、映画化されて初めて小説「国宝」も読まれ出した。なんとも情けないことだ。本屋さん、紀伊国屋さん、もっとしっかりしましょうよ。
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