2015年01月06日 ---- ボス

丁寧語

boss-5

昨年の暮れ、当社の協力会社各社を招いて忘年感謝パーティーを開いた。前年に続き今回もコンラッドホテルの宴会場を借り切っての華やかな楽しいものになった。当社の職員も嬉しそうであった。そのパーティーの冒頭のこと。当社の女性スタッフの岡崎さんがマイクを持った。「これからエアロファシリティー社の忘年感謝パーティーを開催します。私は本日このパーティーの進行役を務めます岡崎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」と言った。嬉しかった。「さすがオカザキ!」と感心した。◆最近は「進行役を務めます・・・」とはなかなか言えない。結婚式であろうが謝恩会であろうがアカデミー賞授賞式であろうが司会者はなぜか必ず「本日の進行役を務めさせていただきます〇〇です」と妙な日本語を使う。◆「いたします」という美しい謙譲語がある我が国の言葉がいつのまにか「させていただく」といううわべだけの妙な謙譲語に駆逐されてきている。使う本人は丁寧なつもりであろうがそれを「おかしい」と思う常識人も多いだろう。◆この「させていただく」という変な日本語が普及したのはいつごろからなのだろう。私の記憶では26,27年ほど前か。当時通勤に利用していた西武線、ホームのアナウンスでそれまで「ドアが閉まります」と言っていたのがある日「ドア閉めさせていただきます」に替わった。私は「バカじゃないの?」と思ったことを思い出す。

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2025年07月09日 ボスの
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