2016年12月の記事一覧
◎2016年12月13日 ---- ボス ◎
- なぜ さん付け?
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お笑いコンビ「NON STYLE(ノンスタイル)」の井上裕介さん(36)が乗用車を運転中にタクシーと衝突し、逃走したとされる事故で、所属事務所は13日、「事故後の対応を最優先させる」として井上さんを当面、休養させることを明らかにした。・・・(以上 Yahooニュースより) ◆ Yahooニュースに限らない、テレビでも複数の局が「井上さん」と、さん付けでこの事件を報じていた。自分の不注意でタクシーに衝突し、タクシーの運転手にケガを負わせ、自分はその場から逃走した人間をなぜ敬称の「さん」を付けて報じるのか私には理解できない。私は、そのニュースをテレビでボーッと観ながら「おかしいよ」とも感じない視聴者に対しても「あなた、このニュース聞いて『おかしいよ』って感じないわけ?」と聞きたい。◆いろんな事象に対して、自分の考えというものを全く持たない無教養・無感動・無関心のできそこない人間ばかりが増えている気がする。
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◎2016年12月13日 ---- ボス ◎
◎2016年12月08日 ---- ボス ◎
- 転勤 ・ 単身赴任
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連日、忘年会が続いている。15日を過ぎると「業界」であったり「会社」であったり、いささか硬い感じの集まりが多くなるのだが、11月末から12月上旬の間は同世代の仲良しが集まる忘年飲み会が多い。◆月曜、火曜、水曜とそのような忘年会が続いた。60歳近いオジサンたちの忘年会の話題は大抵が「健康」「親の介護」「退職後の生活」。「健康」では「小便の切れが悪くなった」「朝勃ちしなくなった」「心臓の手術をした」「認知症の前兆がある」など。元気な話はまったくない。「親の介護」は現在奮闘中の者と私のように最近終了したものが半々くらいか。いずれにしても苦労話になる。「退職後の生活」に関しては「家庭菜園できればなあ」「せめて年金がもらえる年までは働きたい」など様々。◆どの話題も決して明るいものはないのだが、それを笑顔で明るく話せるようになったのも年の功なのだろう。私の仲間たちはみな、暗い話題でも明るく受け止め楽しく話す達人ばかり。共通した考えは「子供より先に死ねればそれで幸せ」「順番だけは守りましょう」ということ。そうでありさえすればすべてハッピー、という感じだ。◆社会人になっての35年間を振り返る話題になると、誰からとなく必ず「単身赴任」の頃のエピソードが語られる。実は私は24歳で上京、26歳で結婚して以来一度も転勤がない。ずっと東京近郊で家族で生活してきた。年に数回海外出張もあるが、長くても一週間程度。転勤も単身赴任も経験がない。50歳になる前までは、同窓会で「オレは転勤も単身赴任も経験ないんだ」と言うと皆に羨ましがられていた。忘年会に参加する私の同級生は、私を除いて全員が単身赴任kぇ意見者であった。単身赴任の大変さを経験者が語っていた。ところが60歳前になって同じように「オレは転勤も単身赴任も経験ないんだ」と話すと皆が一様に「そりゃ可哀そうに」と私に言う。「単身赴任は大変だと思うかもしれないけど、楽しいことも多いんだよ。言えないことも多いんだよ」・・みんながニヤニヤしながら私に同情のまなざしを送ってきた。知らなかった。
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◎2016年12月01日 ---- ボス ◎
- アタマの悪い政治家は 「カジノ」 しか思いつかない
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「カジノ解禁法案」が衆院内閣委員会で審議入りした。アタマと根性の悪い政府・自民党は、今国会での成立をめざしている。アタマは悪いが利権にたかることには長けている彼らは「観光及び地域経済の振興に寄与するとともに財政の改善に資する」などとほざいている。これに対し共産党は「賭博を経済対策の目玉にする法案は断じて許されない。国民の多数は反対」と訴える。よほど共産党の主張の方がまともだ。◆国内に、マカオやラスベガスができる訳がない。韓国のように「外国人専用」とするのでは、中国人以外のインバウンドの少ないわが国では大した利益は見込めない。マカオが、ラスベガスが、アトランティックシティが「カジノで儲けている」と聞いて簡単にそれをマネしたがる。自分のアタマで考えることのない我が国の政治家の民度の低さが嘆かわしい。そのうちに「赤線復活法案」などが出てくるのだろう。◆目先のカネのためなら、誇りも道徳も捨て、安全すら重要視しない。三流国に成り下がろうとしているようだ。◆アベノミクスの「第三の矢」が出ないと言われて久しいが、この「カジノ解禁」が「第三の矢」であると言うのならこの国は沈没に向かっていると私は断言する。
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