2016年04月の記事一覧
◎2016年04月08日 ---- ボス ◎
- 日比谷線 銀座駅 「銀座の恋の物語」
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昨夜の酒が少し残っていたがマスターズをテレビ観戦するために頑張って早く起きた。(昨夜は新入社員歓迎会が開かれ、私も随分と飲まされてしまった。) マスターズでは、今年は調子が悪いと聞いていたジョーダン・スピースが初日から飛ばしていた。さすがはスピース。私は今年の優勝予想に彼の名前を入れなかったことを早くも後悔している。知的で優しくそして冷静。彼は私が最も応援するゴルファーなのだ。◆逆に、私が優勝候補の1番手に上げたリッキーファウラーはなんと80を叩いて早くも優勝争いから名を消してしまった。あとはミケルソンに頑張ってもらおう。・・などと思いながらも「やはり今年もスピースなのだろうな」と感じている。スピース君、優勝予想からキミの名を外してごめんなさい。でも応援していますよ。◆そんなことを思いながら今朝は電車で出勤した。広尾から日比谷線に乗り銀座で下車。銀座から新橋のオフィスまでは歩くことにしている。銀座で電車を降りたときに聞きなれないジングルが聞こえてきた。「銀座の恋の物語」◆JR山手線の高田馬場駅では数年前から「鉄腕アトム」が流れている。各駅でオリジナルのジングルを流しているのは知っていたが日比谷線「銀座駅」で「銀座の恋の物語」を聞いたのは今日が初めてだった。いや、ひょっとしたら以前から流れていたのに私が気づかなかっただけなのだろうか? 早速ウィキペディアで調べてみた。すると・・・・「2015年6月から9月まで発車メロディについてのリクエストを実施した結果、2016年3月31日から秋葉原駅で「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)、4月8日から銀座駅で「銀座の恋の物語」(石原裕次郎・牧村旬子)がそれぞれ採用されることになった」ということだ。◆そう、今日からだったのだ。さてどれだけの乗降客が気づいただろうか。「オレって、するどい!」・・・気づいたことを自慢したくなった。
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◎2016年04月07日 ---- ボス ◎
- 演歌
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娘が幼稚園に通っていた頃だから、今から20年以上も前のことだ。その日、私は自宅でのんびりと休日を楽しんでいた。テレビでは美空ひばりが歌っていた。「思い出のメロディー」というような番組だった。テレビから流れてくる美空ひばりの声を聴くともなしに聞きながら私は書き物をしていた。私のそばで娘が遊んでいた。とても平和な休日だった。◆「パパぁ? これ、演歌?」娘が尋ねてきた。私は書き物から顔をあげ娘の方を向いて答えた。「へえー、みゅうちゃん、演歌を知ってるんだ? そうだよ、これ、演歌だよ」 娘は不思議そうな顔をしていた。私は続けて聞いた。「みゅうちゃん、演歌、好き?」 すると娘はビックリしたような顔をして言った。「だいっきらい!」と。私は思わす噴き出した。幼稚園生の娘が演歌を好きなわけがない。楽しそうな顔をして「だいっきらい!」と答える娘がたまらなく可愛かった。私はすぐにチャンネルを替えた。私も演歌には興味がなかった。◆あれから20年が経った。夜は銀座のジャズバーで飲むことが多い。早朝のオフィスでは大音量でジャズのCDをかけている。ところが・・・。実は最近、なぜか演歌がとても好きになった。週末、ゴルフ場に向かうクルマの中ではムード歌謡や演歌を聴くことが増えた。◆昨日は晴天の下、桜満開の埼玉のコースでお客様とゴルフを楽しんだ。帰りのクルマの中、藤圭子を聴きながら20年前の、娘の「だいっきらい!」を思い出し楽しい気分になった。◆20年は早い。私も60歳手前になり、演歌を愛する枯れかけた良きオジサンになろうとしている。・・いや、そうなりたいわけではないのだが・・。
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◎2016年04月05日 ---- ボス ◎
- マスターズ
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今年もまたゴルフ界最大の祭典マスターズ・トーナメントが開催される時期になった。アメリカ・ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれるゴルフのメジャー選手権のひとつ。メジャー4大会の中でもやはりこのマスターズは別格である。週末から来週の月曜日にかけて、眠れない夜を過ごすこととなるゴルフファンは日本にも多い。◆毎年恒例となっている今年の優勝予想。①リッキー・ファウラー ②ロリー・マキロイ ③フィル・ミケルソン としよう。2年前から応援している好青年ジョーダン・スピースはこのところショートパットの調子が良くないようだ。私は応援はするが予想は予想。ここは冷徹に優勝候補から外した。◆ファウラーが優勝したら「キノシタさん、すごいですね!予想的中ですね!」との電話、メールをお待ちします。
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◎2016年04月04日 ---- ボス ◎
- 御柱祭り 「数えで7年ごと」って?
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長野県・諏訪大社の御柱祭(おんばしらまつり)は昨日、この祭りのクライマックスとも言える「木落し」と「川越し」を無事終えた。今朝のテレビではこの勇壮な祭りの模様を各局が報じていた。◆この御柱祭は「7年に一度」開かれていると思っていた。テレビを眺めながら「7年前」を思い出し、「7年って早いなあ」などと思っていた。チャンネルを変えると別の局でもやっていた。女性アナウンサーが「数えで7年に一度開かれる御柱祭が・・・」と伝えていた。◆「数えで7年に一度・・・?」 ヘンな言い方をするなあ、と訝しく感じた。「満〇〇歳、数えで〇〇歳」という年齢の数え方は知っていた。だが「数えで7年に一度」などという言い方は知らなかった。誰も不思議に思わないのか? アナウンサーは何故「数えで」などと言ったのか?◆ウィキペディアで調べてみた。「正確には満6年間隔で行われる『6年に一度』なのだが、慣例として数え年の7年目ごとという意味で『7年に一度』と表記されることが多い。最近は「7年目」もしくは「数えで7年」という表記に変わりつつある」ということだ。◆そういうことだったのか!ずっと7年に一度だと思っていた。報道する者は、聴く者が正確に理解するように注意すべきではないのか? これでは「数えで5年に一度開かれるオリンピック」になってしまう。◆「日本特有の、古くから伝わるお祭りだから・・・」などと言い訳をするのだろう。「だからわざわざ『数えで』と付けているではないか!」と反論するのかもしれない。 ふざけるな! 報道はもっと「誤解を産まないように」注意すべきだ。ほんのちょっとした気配りが報道する側には欠けている。
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◎2016年04月01日 ---- ボス ◎
- 四十九日
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昨日(3月31日)故郷の大分県佐伯市で母の四十九日法要が営まれた。位牌に母の魂が移り住んだ。生前の母の希望で遺骨は母の生家の墓へ入ることになった。父の眠る墓へは分骨して入れてもらうことにした。◆母の葬儀や納骨で教を上げてくれたのは私の小中高の同級生、山本隆信住職であった。彼は佐伯鶴城高校を卒業した後、早稲田大学の政治経済学部に学んだ俊英であった。小学校の頃から歌がとても上手だった。歌が上手かった少年が、大学を卒業したのち、実家の寺を継ぎ、お経を上げる。発声が良いからか彼のお経は朗々として(?)穏やか。聴いていて気分がいい。お陰で気持ちよく母をあの世に送り出すことができた。◆隆信和尚のことを、高校大学時代は「リューシン」と呼んでいた。酒好きの「リューシン君」だったが母の法要をお願いする身、さすがに「リューシン」とは呼べない。母が亡くなってからは「住職」と呼ばせてもらっている。その「リューシン住職」が法要の合間に中学時代の思い出を語りだした。私が作った短歌がとても良かったと褒めてくれたのだ。◆中学2年生の時だった。「大分県短歌コンクール」とかいう催しだったのだろう。全校生徒が短歌を作る宿題がでた。そして私の短歌が大分県最優秀賞をいただくことになった。私は全校生徒の前で校長から賞状をもらった。校長も嬉しそうに私の短歌を読み上げてくれた。その短歌は母への感謝の気持ちを歌ったものであった。◆「誕生日の 祝いに母より 下駄もらう 父を亡くして 六年になりぬ」・・・優しかった頃の母を思い出した。優しい気持ちで母を見送った。
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