2013年10月の記事一覧
◎2013年10月15日 ---- ボス ◎
- 産経抄
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こんな稚拙なブログでも毎日書くのは結構ホネが折れる。どのように表現したら自分の思いが正しく読者に伝わるのか悩むこともある。少しでも分かりやすい文章にしたいと思う。だが読者が少なく大した責任もないので手抜きすることもある。手抜きをしても誤字があっても誰からも文句を言われることはない。気楽なものだ。◆だが大新聞のコラムとなると私みたいな手抜きはできない。一人で書いているのか数人が順番で書いているのか知らないが大変な仕事だと思う。読者は厳しい。私も自分のことは棚に上げ、プロの執筆者であるコラムニストには容赦しない。以前も書いた。最近の「産経抄」がおかしい。文章に格調がまったくない。下手!。なにを言いたいのか分からない。気配りのない自己満足的な文章が目立つ。◆「気象庁の統計によると、今年は特に3月が暖かく、大正4年より約1.8倍、平均5.5度も上がり、今月も3月に次ぐ上昇をみせている。」という文が10月12日の産経抄にあった。意味不明。1.8倍ってなんい対して1.8倍なのか?比較すべき数字がどこにもない。筆者はおそらく算数が苦手なのであろう。算数が苦手な者が大新聞のコラムを書いてはいけない。◆かつては4大新聞のなかでも産経抄の格調高い文は際立っていた。今は最低。産経新聞、もっと読者に気を配るべき。
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◎2013年10月11日 ---- ボス ◎
- こだわり
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女性が服や靴を選ぶときに「着心地」「履き心地」「肌触り」などと口にし出すと歳をとった証拠。若い女性は口にしないし、そもそも気にもしない。ある程度年齢がいった婦人にとっては「着心地」「肌触り」が洋服選択において大切な要素であることは理解する。だがこれらを選択基準の第一にしている女性は寂しい。やはり一番は「みてくれ」だろう。少しきつかろうが肌触りが滑らかでなかろうが、より美しく見えるもの、より似合っているものを選んでもらいたい。◆女性に対してうるさいことを言うが実は私は自分の服装に関してもかなりこだわりがある。ワイシャツはダブルカフで襟はスナップダウン。左のカフに名前を斜めに入れる。時計、ベルト、靴はそれぞれ黒と茶の二色を持ち、スーツの色で替える。誰も気づいていないだろうが自分なりのオシャレ。自己満足であるが仕事に対する緊張感が増す。悪いことはない。◆若く、給料の安い頃からこだわっていたので家人には随分と迷惑をかけた。少し反省。◆ジャズをこよなく愛す私は「みてくれ」だけでなく音に対してもこだわりがある。ビジネスシューズは歩くときカッカッと音がするものしか履かない。これがなかなか難しい。ゴム底の靴が増えたからだ。気に入ったデザインの靴を見つけて底を見るとかかとまでがゴムというものが殆ど。なかなか理想の靴に巡り合えない。ビルの中を歩くときカッカッと音を立てて歩きたい。◆小さなこだわりはビジネスにプラスになると信じている。なにごとにもこだわりのない人が多く寂しく感じている。
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◎2013年10月10日 ---- ボス ◎
- 10月10日
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前回の東京オリンピックが少しでも記憶に残っている世代の者たちにとって今日、10月10日は「体育の日」であろう。東京オリンピックの開会式をいつにするか。過去のデータを調べて10月10日が最もお天気が良いことが分かりこの日を開会式にした。1964年10月10日、日本晴れの空の元、東京オリンピックは開会した。翌年からこの10月10日が体育の日になり国民の祝日となった。◆しかし、今年は10月14日が体育の日だという。おかしい。なぜその日が祝日なのか、制定した日にちには理由がある。体育の日は「10月の第2月曜日」ではなく「10月10日」に戻すべきだと思う。「10月10日を体育の日」としたうえでその次の月曜日を振替休日とすればいいのに。
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◎2013年10月09日 ---- ボス ◎
- 前田建設工業グループ
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昨日、前田建設工業グループ各社の社長会の集まりがあった。◆私は大学を卒業すると前田建設工業に入社し、社会人生活をスタートした。きつい仕事だった。厳しい会社だった。思うところあり7年間勤務して辞めた。勝手に辞めた8年後、今の会社「エアロファシリティー株式会社」を設立するにあたり、出資のお願いに行った。厚かましいもんだ。若いからできた。◆若い私の厚かましいお願いを前田建設工業は真摯に検討し、そして受けてくれた。グループ会社の末席に加えてもくれた。◆前田建設工業グループ各社が素晴らしい。各社の繋がりが魅力的。私はこれまで何度も助けてもらった。助けていただいたお礼に伺うとどの社長も必ず微笑みながら「前建グループなんだから遠慮するなよ」と言ってくださった。◆不景気でギスギスしたことの多いこの時代、優秀な社長たちが「カネ」や「地位」ではなく「情」で繋がっている。グループが「数字のみ」で生きているのではなく「情」で繋がっているのだから強い。この「情」で繋がる強さを前田建設工業内部でも、あるいはグループ各社に対しても、深く深く教えてくれたのが私の恩人である故川嶋信義元副社長。昨夜の社長会に出席されたすべての社長が彼の死を心から悲しんでいた。◆川嶋元副社長が亡くなられて今日でちょうど一か月。泣き虫の私はまだ泣いている。
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◎2013年10月07日 ---- ボス ◎
- 携帯電話マナー
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先日、大学生の息子とその友人T君を連れて食事に行った。若く、夢と希望にあふれる者たちとの語らいは楽しい。私も、家人や娘には話せないような、大人の男同士だからできる話をしてあげた。酒も入り、男同士の話は盛り上がった。彼らの目は爛々と輝いていた。◆ただ残念だったのはT君が話の合間にときどき携帯電話(スマホ)を眺めること。時刻を確認していたのかもしれない。或いは誰かからメールか電話があったのかもしれない。礼儀正しいT君は携帯電話のチェックをこっそりとテーブルの下で行っていた。息子の手前もあり私はその場でT君を注意しなかった。◆T君に注意をしなかったのはその場のムードを壊したくないとの配慮からだけではなかった。「オレもこれくらいのことやっているかな?」という自分に対する反省、心配からでもあった。やっていない、という自信がなかった。◆仕事中はもちろん食事中でも相手がそこにいる限り、携帯電話は出るべきでもないし見るべきでもないと思う。着信履歴機能もあればメールもある。今、あわてて確認しなければならない理由はない。楽しい会話を中断して、電話に出る者やメールをチェックする者が多い。ひどいヤツは人と話しながらメールに返信している。◆時代と共にモラルも変わった。東京育ちの若い人は「長幼の序」と言う言葉を殆ど知らない。時代の流れ、モラルの変化の中であらためて携帯電話のポジションを自分なりに考えてみようと思う。これまでの自分の態度を反省している。とにかく人を少しでも不快にさせるかもしれない行為は慎もう。
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◎2013年10月04日 ---- ボス ◎
- 映画スター
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映画をよく観る。観る割に詳しくない。詳しくないが好きな俳優はちゃんといる。歴代男性スターではマーロン・ブランド ⇒ ポール・ニューマン ⇒ ロバート・デ・ニーロ ⇒ トム・クルーズ が好き。どこで小遣いを工面していたのか中学生の頃は姉と一緒に映画の月刊誌「スクリーン」や「ロードショー」をよく買っていた。◆私の大好きな俳優というわけではなかったが、先日ジュリアーノジェンマが亡くなったとニュースで報じていた。彼を劇場のスクリーンで観た記憶はない。いつもテレビで観るばかり。当時は「金曜ロードショー」だの「日曜洋画劇場」だの洋画番組が多かった。マカロニウェスタンといえばジュリアーノジェンマ主演が殆どであったような記憶がある。個人的にはクリント・イーストウッドのほうが好きだった。西部劇ではないがアラン・ドロンやマルチェロ・マストロヤンニの方が好きだった。でも当時の「スクリーン」も「ロードショー」もジュリアーノ・ジェンマの方が大きく扱われていて悔しいような寂しいような感じがしたことを覚えている。◆自分が子供の頃の大スターの死の報せはやはり寂しい。
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◎2013年10月04日 ---- ボス ◎
- 尊厳自死制度
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遮断機が閉まる寸前に男性が踏切に進入し、線路上に首を置くように、うつぶせに横たわった。車の中からその様子を見た村田奈津恵さん(40)は父親の制止もきかず急ぎ車を降り、男性(74)を助けようとした。男性は助かったが奈津恵さんは電車にはねられて死亡した。◆また痛ましい事故が起こった。奈津恵さんの勇気ある行動、優しさあふれる行動は讃えなくてはならない。自分の命もかえりみず他人を救おうとすることは容易ではない。◆この男性は突然具合が悪くなって倒れたのか自殺しようとしていたのか詳しいことはわからないが、新聞記事からはどうも後者であったような感じがする。もし自殺しようとしていたとしても強く彼を攻めることもできまい。強く攻めてまた自殺されれば奈津恵さんの勇気ある行動の意味がなくなってしまう。◆この事故の前日(9月30日)に私はこのコラムで「尊厳自死」について書いた。本当に死を望む者を「人様に迷惑をかけず」「安楽に」「人間としての尊厳を持って」死なせてあげる制度ができないものか。このような制度があれば奈津恵さんは死なずにすんだ。
村田奈津恵さん(40)が、取り残された同区の無職男性(74)を助けようと踏切内に進入。電車にはねられて死亡した。男性の命に別条はない。奈津恵さんは父親の運転する乗用車の助手席に乗って踏切が開くのを待っていたが、父親の制止を振り切り救助に向かったという。
父親の村田惠弘(しげひろ)さん(67)=同区台村町=によると、2人の乗った乗用車が踏切北側で停車していたところ、逆側の遮断機が閉まる寸前に男性が踏切に進入。線路上に首を置くように、うつぶせに横たわった。... 続きを読む
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◎2013年10月01日 ---- ボス ◎
- 不言実行
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昨日、医者から高コレステロールを指摘され「食生活の改善」と「運動」を指導された。夜、実は銀座で肉料理を食べようと思っていたのだがそれを止めて新橋でサンマの刺身を食べた。これで「食生活の改善」OK。酒はビール1杯と日本酒1合に押さえた。その後、新橋の居酒屋から広尾の自宅まで約1時間かけて歩いて帰った。「運動」も十分だ。この生活を毎日続ければ健康になる、と確信して眠りについた。◆夜中2時に目が覚めた。腹の具合が少しおかしい。カラダ中が痒い。ジンマシンか。眠れないので体のあちこちを掻きながら読書をしていた。痒みは治まってきたが目が冴えてきた。全く眠たくない。でも眠らなければ明日が大変じゃないか、もう若くはない、心配。4時になってほんの少し睡眠導入剤を飲む。◆午前5時50分の目覚まし時計の音が厳しい。いつもより長く、ベッドの中でうつろうつろしながらも頑張って起きだした。今朝は電車で出勤。銀座~新橋の一区間は電車を使わず歩いてみた。朝から「運動」。昼飯は野菜ジュースのみにしよう。しばらくこんな生活を続けてみることにした。◆学生の頃から「不言実行」にあこがれながら決してできない。「有言実行」を目指し「有言不実行」に終わることが多い。
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