2022年12月28日 ---- ボス

私の個人的な「今年の漢字」

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数日前、この欄で私の個人的な今年の漢字として『満』を選んだとお話しした。確かに充実した一年だった。◆経営者としてはこれまで25年間アクセル全開で飛ばしてきたが今年は正月にギアをニュートラルにし惰性で走ってみよう、と決めた。いつまでも私がアクセル全開では部下たちが可哀そうだ。こちらはもう「引退」のタイミングを測っているのだから。私の会社は着々と強くなっている。少し安心。私は自信を持って今年の漢字を『満』にした。◆『満つれば欠く』のが自然の流れ。私は今年の充実を「満喫」する暇もなく「欠ける」ことの不安に対する準備を始めている。「心配性」「根暗(ネクラ)」「貧乏性」「悲観的」・・・残念ながらこれらの性格は経営者には付きもの。気長に付き合って行こう。来年の漢字も再び『満』が選ばれるといいな。

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2022年12月27日 ---- ボス

ピーク

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どの方向から眺めてももはや人生のピークを越えた。◆「出会い」があり「別れ」があるのが人生。これからは「出会い」に喜ぶことよりも「別れ」に悲しむことの方が増えてくる。「知る」ことがあり「忘れる」ことがある。私の脳みその中のメモリーは少しずつではあるが確実に容量が減ってきている。「入ってくるカネ」があり「出ていくカネ」がある。収支バランスは確実にマイナス。少ないストックを少しずつ食いつぶしていくことになる。今以上に健康になることはない。少しずつ、でも確実に身体は老いる。老いの速度を遅くする努力はしても、だれでも「3年前よりも元気」なんてことはない。◆「夢」がないことが一番つらい。「夢」を持てなくなった自分が寂しい。といって「絶望」しかない、というわけでもないのだが・・・。

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2022年12月26日 ---- ボス

友がみな偉く見えたころ

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一浪一留してやっと大学を卒業し、東京の建設会社に勤務した。40年以上前のこと。今のブラック企業なんてものじゃない。とんでもない労働環境だった。苦しかった。◆公務員になった同級生やスーパーゼネコンへ就職した連中の話を聞くと羨ましかった。「大学時代もっとまじめに勉強して公務員を目指すべきだった」と反省したが、後戻りできるわけもない◆就職2年目に結婚した。東京で結婚したのに自宅に帰ることができるのは週に1日か2日。帰っても疲労でぐったり。新婚時代の楽しい思い出などほとんどない。「友がみな 我より偉く見ゆる日よ 花を買いきて 妻と親しむ」毎日、毎日、この啄木の歌を口ずさんでいた。「働けど 働けどなお 我が暮らし 楽にならざり じっと手を見る」とペアだった。この二つの啄木の歌をどれだけ口にしたことだろう◆40年が経った。老人になった。コロナ禍への対応も厳しさが弱まってきた。同窓会が増えてきた。同窓会に行っても「友がみな 我より偉く」見えることはなくなった。健康であれば、若い頃は、遮二無二働いたほうがいいのではないかと思う。

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2022年12月20日 ---- ボス

矛盾

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胸に17色のSDGsバッジを着けた銀行マンが来年のカレンダーを持って年末の挨拶にやってくる。私はつい、言わなくてもいい嫌味を彼に言ってしまう。「この大きなカレンダー、1万枚配ったとして何枚が壁に貼られるのでしょうね?」「大分の田舎の一軒家に住んでいた私のオフクロなら『ありがとうね。キレイだね』と言って台所の壁に貼ったことでしょう。だけど東京のマンションの壁にこのカレンダーを貼る人はわずかでしょうね」◆いただいたカレンダーは大きな箱に入れ「自由にお持ち帰りください」と書いて社員に持って帰ってもらおうとするがほとんどが売れ残る。私の予想では、銀行が配る大型の1枚カレンダーは90%以上が貼られることなくゴミとなる。◆「欲しい」と申し込んだ人にだけ配ればいいものを・・・。SDGsのバッジを着けて大きなムダを配る人たちが多い年末。難関大学を卒業したエリートと呼ばれるあなたたちが、なぜこんなことを「おかしい」「やめましょう」と言えないのかが不思議。思考停止症候群がこの国には蔓延しているようだ。

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2026年04月08日 ボスの
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  • 午前論文執筆
  • 午後接客
  • 夕方新橋[「有薫酒蔵」
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