2021年05月の記事一覧
◎2021年05月11日 ---- ボス ◎
- 「ダメ!」なんて誰でも言える。批判よりも提案を!
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所有している株の処分に関してお父さんとお母さんの意見が異なった。お父さんは「今がピークだ。売ろう」と言いお母さんは「あと1年は上がるわよ。売るのは1年後」と言った。お父さんはお母さんの意見を無視して翌日、全株を売却した。売却した1年後、その株価は2倍になっていた。お母さんはお父さんに「あなたの間違いだ、謝ってよ!」と言った◆ツーアウト、ランナー3塁。今投げている投手を交代させるかどうかで監督とコーチの意見が異なった。監督は「もう限界だ。投手を交代させよう」と言いコーチは「いえいえ次のバッターとは相性がいい。このまま投げさせましょう」と言った。監督はコーチの意見を聞かず投手を交代させた。リリーフ投手は初球を打たれて点取られた。コーチは監督に「あなたの間違いだ、謝ってくださいよ」と言った◆この株式の話と野球の話。同じようで全く違う。株式の話は確かにお父さんの間違い。だが野球の話は分からない。もし投手交代せずに続投させていたらもっとひどい結果になっていたかもしれない。ホームランを打たれたかもしれない。「もし」に関してはどうなったかが分からないのだ。「点を取られた」という事実だけで「監督の采配ミス」と断じることはできない◆コロナに対する政府の対応。野党はこぞって「菅総理の判断ミスだ!」と言う。「そんなの分からないよ!」と私は菅総理を庇う。人がやったことを偉そうに「ありゃダメだ。失敗だ。責任取れ」という輩が多い。否定する前に協力してみたらどうだ?批判よりも提案を!
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◎2021年05月10日 ---- ボス ◎
- 欲
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「人を殺したかった」という理由で本当に人を殺すヤツが時々ニュースになる。とんでもないヤツだ。私は、個人的には「もうしわけないが”死刑”にしてあげるべきだろう」と思う。世間では彼のことを「とんでもない自分勝手な極悪人」と言う。私は「かわいそうな鬼」と思う。◆普通の人間は「人を殺したい」などという欲望を持たない。「人を殺したい」などとの欲望を持つのは教育や環境の問題ではなく、神様の間違いの結果なのだと思う。科学的に言うと「数千万に一回起こる間違い」なのだろう。◆「人を殺したい」そんな欲求を持って生まれてきたことが可哀そう。ただ「欲」だけはどうしようもない。教育で欲をなくすことなどできないだろう。「欲」を我慢することを教えても「欲」はなくならない、と思う。◆「幼い子供にイタズラしたい」などとの妙な人間として間違えた欲求を持って生まれて来た者はさらに多い。「自分はこんなヘンな欲を持つことなく生まれて来て良かった」と思う。◆「人を殺したい」とか「幼い子供にイタズラしたい」など妙な欲求を持って生まれた彼らを可哀そうに思う。かわいそうに思うがだからといって優しくするわけにもいかない。
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◎2021年05月06日 ---- ボス ◎
- 『青春の門』
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緊急事態宣言下であった昨年のゴールデンウィーク、私は40年ぶりに三島由紀夫の『豊饒の海』を読み返していた。そして今年のゴールデンウィークもまた緊急事態宣言下。今年は50年ぶりに五木寛之『青春の門』を読み返すことにした。◆中学2年生の夏だった。佐伯市の二階堂書店で私は大佛次郎の『赤穂浪士(上・下)』と五木寛之『青春の門』、3冊の文庫本を購入した。本屋を出たところで社会科の教師、佐藤丞先生と出会った。「おっ、キノシター、何買ったんだ?」と先生が私の購入した本を指した。私はそれを先生に見せた。「ほー、さすがキノシタやね。」と言って先生はニコッとされた。約50年前の記憶だがはっきりと覚えている◆初めて『青春の門』を読んだとき、私はそこに書いてあることをはっきりと理解できていなかった。背伸びして読んでいたのだろう。少年の「性」を私はこの本と同時進行で学んでいったように思う◆昨年40年ぶりに読み返した『豊饒の海』はストーリーをおぼろげに覚えていた。今年50年ぶりの『青春の門』は「性」に関するところどころのエピソードは覚えていたがストーリーに関しては全くの初読という感じであった。楽しく読んだ。◆コロナ禍でも何かを得る。私は純情だったあの頃を思い出していた。
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◎2021年05月05日 ---- ボス ◎
- 残念だが諦めた。オリンピックは無理だろう。
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ゴールデンウィーク中も、7月の開催に向けて懸命に頑張っているオリンピック関係者やアスリートの方々には申し訳ないが私は「もう無理だろう」と思うようになった。◆つい先日までは軽々と「中止するべき」と発言し政府を批判する無責任な人たちに対して「一所懸命に頑張っている人たちの身になれよ!」「そんな簡単に中止などと言うなよ」と思っていた。「なんとしても開催するんだ!」と強く思っていないと瓦解してしまう◆私が諦めたのは「ボランティアでの医師200人を募集」ということを聞いたから。聞いた瞬間「もう無理だ」と思った。「今ごろこんなことをやっているのか」とガックリときた。開催できるかどうか分からないのに今ごろ募集をかけてどうすんの?◆さて、どのタイミングで「やむなく中止」と発表するのだろうか? 言い出すのは小池さんか菅さんか?あるいはバッハさんに言ってもらうのか? きっと今ごろ3人で腹を探りあっているのだろう。「先に言われたときはどのように対応しようか?」「自分から言い出すべきか?」◆普段は政府を貶すマスコミに腹を立て政府を庇うことが多い私なのだが、オリンピックだけは政府を擁護する気になれない。あまりにもリーダーシップに欠ける東京都と日本国政府だと思う。◆さてゴールデンウィーク明けに「中止」の発表をするとマスコミは「遅すぎる決断!」などとまた激しく非難するのだろう。それもどうかと思うよ。「今回は不幸にもコロナのせいで悲しい結果になった。これに負けず国民が団結して頑張ろう!」などということはないのだろうか。私は前向きにとらえたい。◆中止発表は早い方がいい。
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