2019年10月の記事一覧
◎2019年10月02日 ---- ボス ◎
- 男の顔は履歴書
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アマチュアボクシングに続き今度はテコンドー協会がもめている。ボクシングでは山根会長が、テコンドーでは金原会長が・・・。まったく同じタイプのように私には見える。◆昨日の記者会見時、金原会長の側近が会長について「顔は怖いですけど、ちゃんとしたことを言えば、ちゃんと聞いてくれる人だ」と擁護した。それを聞いた金原会長は「そういうことを言うからダメなんだよ。顔のつくりは仕方ないですよね、ね?」と記者団に笑顔で同意を求めた◆どうだろう。「顔のつくりは仕方ない」ってそうだろうか? 子供のころはしょうがない。だが大人の男の顔は・・・。美醜とは別の問題として昔から「四十を過ぎたら自分の顔に責任を持て」だとか「男の顔は履歴書」などの言葉がある。金原会長は65歳、山根会長は80歳近い。二人の顔にもこれまでの生き様や、今の彼らの考え方が実にはっきりと表れているように私には感じられるのだが。
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◎2019年10月01日 ---- ボス ◎
- 衆愚政治
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「愚かな民」に対して政治家が説明し説得することをめんどくさがって、それをやめると国はおかしな方向に進み始める。最近の政治家はとにかくめんどくさがる。SNSの発達によって「愚かな民」が増えたのも一因だし賢いはずの新聞が「ずるい新聞」になったのも現代の「衆愚政治」の大きな要因だろう。◆本日から消費税率が引き上げられた。「8%⇒10%はしょうがないね。みんなで頑張りましょう」というべきが本来の新聞の取るべきスタンス。だが自分だけ先に「軽減税率適用」を約束してもらった新聞はそうは言わず「消費税は逆進性だ」と言う。「消費税は逆進性だ」と言うのであれば「所得の少ない人を補助」すればいい。どう考えても「軽減税率」など「愚かな民へゴマする政治」をすべきではなかった。もはや言っても詮無いことだが・・◆最近は「言っても詮無いこと」が多い。詮無いが敢えて言う。ラグビーワールドカップが大変盛り上がっている。私もテレビの前で涙を流しながら応援している。そして「ああ、この決勝戦があのザハハディド設計の新国立競技場で開かれるのであったらなあ」などと思う。「贅沢だ!」との理由で新国立競技場はザハハディドの設計から隈研吾の設計へと変わった。完成は当初計画より1年以上遅れた。当初の計画ではザハハディド設計の新国立競技場がラグビーワールドカップのメイン会場であった。隈さんには失礼だがなんとも陳腐なデザインだ。中国人が馬鹿にしそうだ。「北京オリンピックの国家体育場『鳥の巣』の方が100倍かっこいいなあ」などと言われそう。私もそう思う。残念。◆貶しついでにもう一つ。「なぜあそこでデザイナー佐野研二郎を守り切れなかった?」佐野さんがデザインしたオリンピックマークがベルギーの劇場のロゴに似ているというもの。「ふざけるな!」で片付きそうなものをネチネチとやっていてSNSがまたいろいろと些末な問題を取り上げて・・・。結局、東京2020のマークは世にも恥ずかしい市松模様になった。◆消費税、国立競技場、オリンピックエンブレム、どれも政治家がSNSに耳を貸し、「愚かな民」を説得できず、情けない結果へとつながった。
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