2017年10月の記事一覧

2017年10月06日 ---- ボス

村上春樹氏、ノーベル賞受賞ならず

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「今回こそは村上春樹さんがノーベル文学賞」・・・確信に近いものがあった。しかし私は最近、スケジュールに追われ、その予想を人に伝えることがなかった。◆発表があってから「実はオレ、今年は村上春樹が受賞するって思ってたよ」と言っても後出しジャンケンみたい。それで、昨夕、発表前に急いで私の予想をこの欄に書いた。見事に外れた。今年の文学賞はカズオ・イシグロさんという私の知らない作家だった。両親とも日本人、それも九州の人だという。村上春樹さんがまたしても受賞を逃したことと、私のみっともない予想の外し方に関しては置いておきましょう。素直に日本人の血が流れる作家がノーベル文学賞を受賞したことに拍手。

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2017年10月05日 ---- ボス

予想  村上春樹氏 ノーベル文学賞受賞

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今夜遅くか明日にはノーベル文学賞受賞者が発表される。それで慌てて書いている。今年はやっと村上春樹氏が受賞するのだろう、と予想するから。◆理由はいくつか。①ここ数年、毎年候補に上がっている。そろそろ順番が来てもいいころ。②昨年のボブディランには懲りた。誰もが納得する者に授けたい。③ノーベル医学、物理学、化学などの分野で今年は日本人ノーベル賞受賞者が出ていない。・・・などなど ◆ 明日、朝、出勤してから「今年は村上春樹さんが取りそうな予想をしてたんだ」と言うと「後出しジャンケンなら誰でも勝てるよ」と言われそうなので、取り急ぎ私の予想を書いて公表する。念のために言っておくが私は昨年までは「今年は村上春樹」などと予想したことは一度もない。機は熟した、と思い慌てて書いている。

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2017年10月05日 ---- ボス

国際民間航空機関(ICAO)

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航空関係者でなくても「国際民間航空機関(ICAO)」という言葉をニュースなどで耳にした人は多いはずだ。ICAO・・通常は「イカオ」と呼ぶが、通ぶった方は「アイカオ」と表現する。国際的な航空ルールを取り決める機関である。我が国でも「航空法」に特に記載のないことは基本的に「ICAO」の定めたルールに従うことになっている。航空業界にいるものにとっては日常的に使われているこの「国際民間航空機関」という言葉。「ちょっと待ってよ! 『民間航空機関』ってことは『警察航空隊機』や『政府専用機』や『消防航空隊機』は該当しないの?」 と誰も聞かないことが不思議だ。・・知らないくせに。知らなくても疑問を感じない、好奇心のない者ばかり。◆私はみんなが疑問に感じるかもしれない、誤解するかもしれない、と思ってこの言葉を使うときには必ず《注》を付けるようにしている。◆「ここで言う『民間』というのは『軍ではない』ということです。我が国で言うと『自衛隊機を除く』と言うことです」と。◆「国際民間航空機関」よ訳さずに「国際非軍航空機関」とか「国際除軍航空機関」と訳せば良いのに、と思う。

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2017年10月02日 ---- ボス

社会不適合者

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母は70歳代後半にになり記憶力の低下が顕著になった。同じことを何度も話すようになった。回りの者は皆「おかしい」と気付いていたが母に直接注意できる者はいない。同じ話を繰り返す母に対し「さっきも言ったじゃあ」と言うと「そうやったかねえ、トシやけんねえ」と、自分の記憶力の低下を年齢のせいだと決めつけていた。もちろん年齢のせいだけではなかった。◆正月に帰省しているとき母が「あんた、東京には誰か高校時代の友達はおるんね?」と聞いてきた。「うん、おるよ。吉田のチカシくんとか、増井さんとか錦邊さんとか・・」と答えると「チカシくんちゅうのは海崎出身の子やったなあ」と返してくる。「そうよ、海崎出身よ・・・。よく覚えとるねえ・・」などと話して一旦その話題が終わる。三分後また母が「あんた、東京には誰か高校時代の友達はおるん?」と聞いてくる。「さっき言ったじゃない!」と言うと可愛そうなので、私はまた先ほどと同じように答える。「うん、おるよ。吉田のチカシくんとか、増井さんとか錦邊さんとか・・」するとすぐに「チカシくんちゅうのは海崎出身の子やったなあ」と全く同じフレーズが続く。同じ話を3回繰り返し、4回目「あんた、東京には誰か高校時代の友達はおるん?」と聞いてきた。私は「おらん。東京には高校の同級生は誰もおらんのよ」と答えた。「えっ?誰もおらんの?」でその会話は終わった。私はほっとした。◆春になった。「病気かもしれんから一度病院で診てもらおうよ」 姉と二人で母を説得した。母は猛烈に怒り出した。「あんたたちは私んことをボケとるっちゅうの?! わたしゃあボケとらんよ。誰でも歳をとれば記憶力は落ちるやろ!」・・・嫌がる母を何時間もかけて説得し、やっと病院に連れて行った。「初期の認知症」と診断されたが私たちは「初期ではない」と思っていた。薬を処方してもらったが母はその薬を飲むことを忘れることが多かった。認知症はどんどんと進行した。本人も辛かっただろう。◆社会生活をしていると、本人は自覚していないが明らかに社会生活不適合な人と出会う。周りの者は誰も、最初は彼が病気だとは気付かない。注意すれば治ると思って接触する。しばらくすると「これはおかしい」と気付いて病院に行くことを勧める。本人が「おかしい」と自覚している者は素直に病院に行く。翌日、「うつ病」などの診断書と処方薬をもらってくる。やっかいなのは私の母のように「おかしい」と自分で認識していない人。身内でもない者が「病院に行っておいで」とは言えない。「うつ病」も「アスペルガー」も病気。彼らを責めるのはかわいそう。「病院に行ったほうが・・・」・・自覚していない人にもしそんなことを言ったら私の母の怒りどころではないだろう。◆「わたしゃあボケとらんよ!」と大声で反発した母の姿を時々思い出す。

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