2023年04月24日 ---- ボス

Walkman

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新幹線か飛行機に2時間以上乗るときは「ウォークマン」で音楽を聴いていることが多い。◆先日、一泊で大阪まで出張した。東京駅を出るとすぐにイヤホンを着けウォークマンでメロウな楽曲を聴きながらうとうとしていた。新大阪駅には仕事先の関係者がわざわざお迎えに来てくれていた。高級車(ベントレー)に乗って会食の鉄板焼き屋へ。美味しい料理をご馳走になり、少し飲み過ぎたかなと思いつつホテルにチェックイン。その後、また一人で心斎橋のシャレたジャズバーへ向かった。楽しい夜だった◆翌日、帰りの新幹線に乗り込みウォークマンを聴こうとしたが見つからない。カバンの中にもポケットの中にも見つからない。大変だ!私のウォークマンには私のお気に入りの曲が数千曲も収まっている。数千曲だ!ウォークマン本体ではない。中に入っている私のお気に入りの数千曲がどこかへ行ってしまった!◆東京駅に着くとすぐにまず、昨日のお迎えのベントレーに電話した。ベントレーの中にもお土産袋の中にも鉄板焼き屋にもウォークマンはないという。次にホテルへ電話した。「昨夜、2129号室に宿泊していたキノシタといいますが・・・」。15分後、ホテルから折り返しの電話。「キノシタ様、申し訳ないのですが残念ながらウォークマンは見当たりませんでした。その変わり、と言っては失礼ですがスマホの充電器がソケットにささったままでした。着払いでお送りしましょうか?」との情けない話。「ええ、すみませんが、着払いで送ってください」と告げた◆東京駅でJR東海の「遺失物相談所」に行き「昨日ののぞみ45号、10号車2-Dに乗っていた。落としたのは黒いウォークマン」などと必要事項を記入し探してもらったが「そういう落し物は届いていません」とのこと。諦めかけていたところに窓口のその女性が優しく教えてくれた。「のぞみ45号は博多まで行きます。JR西日本にも問い合わせてみた方がいいですよ」と言うのだ。◆私はJR西日本に電話を入れた。電話はなかなか通じない。電話を諦めてチャットで尋ねようと思った。30分近くトライしてスマホのチャットが繋がった。さらに1時間後、見つかった!こちらもまた着払いで自宅に送ってもらうことになった。◆いまどきブルーツースも使わず有線のイヤホンでウォークマンを聴く人も少ないだろう。紫色のイヤホンコードを巻いたウォークマンが昨日やっと私の元に帰ってきた。新大阪で降りずに一人で博多まで行ってしまった。さすが「Walk Man」だ。よく帰って来てくれた。嬉しい。

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2023年04月21日 ---- ボス

コロナ禍下での生活

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コロナも下火になりマスクをしない人も徐々に増えてきている。私もマスク着用をやめて一か月が経った。厳しかったコロナ禍下の生活を振り返ることも多くなり、あらためて気付いたことがある◆「コロナ禍下であなたはどのような生活をしていましたか?」と聞くと大きく3つのタイプに分かれる。「①コロナに負けて大人しくしていた人」と「②転んでもタダでは起きない。コロナ禍で何かを得ようと試みた人」と「③少々のリスクを冒しても『楽しみ』を追及していた人」◆①は「じっとしていた人」「毎日、会社から直帰。極力、外出を控え自宅でテレビを観るかスマホをいじる生活を送った人」。②は「料理を徹底的に勉強しよう」とか「自転車に乗ることを始めてみよう」とか「司馬遼太郎全集を読んでみよう」などと普段では思いつかないことにチャレンジした人。③は「緊急事態宣言下でも隠れて営業している飲み屋を探し出して飲みに行った人」や「毎週、ゴルフをしていた人」とか「コロナ以前と生活を変えなかった人」など◆このように書くと「私は②だな」とか「③です」と答える人が意外と多いのだが、私の眼には「あなたの生活は①ですよ」という人が圧倒的に多いように見える。◆リスクから極力逃げることは賢明ではあるが面白くない。その人はその間成長しないように私には見える。

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2023年04月20日 ---- ボス

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4月の終りから5月の始めが一番「緑」が美しい時期のように感じている。朝の出勤時、駅に向かって広尾の坂を下る。ケヤキ並木の「緑」は日に日に濃くなる。鮮やかになる。まるで欅のトンネルのようだ。◆私の回りでは、いろいろと悲しい知らせが届いてくる。夜に涙を流したが、朝はこの美しい街路樹に癒される。頑張っていこう、と思った。

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2023年04月19日 ---- ボス

また一人亡くなった

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65歳にもなると親戚・友人の多くが病人になる。毎年、親しい友人が天国へ旅立つ。送り出すのも辛い◆昨日、私が弟のように可愛がり、向こうも兄のように慕ってくれていた吉田毅クンが亡くなった。彼は佐伯鶴城高校の3級下の後輩。彼の兄と私は同級生。40歳代は兄と六本木で毎晩のように飲み歩いていた。55歳を越えた頃からは兄よりも弟と飲むことが増えてきた◆酒が強く、バレーボールとラグビーで鍛えた体は頑健だった。体力には自信があった。それゆえか病院嫌いで検査嫌い。◆1か月前、彼と夕食を一緒にしたが具合が悪そうだった。「病院行って検査しろ!」と注意したら「今朝も病院に行って検査しました。明日も検査です。検査結果は来週になります」とのことだった。私は「毅がやっと病院に行った」と少し安心した◆数日後、彼から届いたLINEには「癌でした。胃癌のステージ4でした。転移もしています。悔しいです。でも明るく頑張ります」と書かれていた。入院中に届くLINEも後輩のことを心配することばかりだった◆そんな優しい、後輩思いの、頼りになる男、吉田毅クンがあっけなく逝ってしまった。◆悲しい。物凄く悲しい。

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2025年09月09日 ボスの
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  • 午前机回り整理
  • 午後金融機関訪問
  • 夕方池袋某所で会食
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