◎2022年02月09日 ---- ボス ◎
- あっぱれ! 羽生結弦くん
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北京オリンピックフィギュアスケートのショートプログラム。優勝候補の羽生結弦選手は運悪く、他の選手が氷表面に傷つけた「窪み」にシューズのエッジが引っかかってしまいジャンプできなかった。◆並の選手であればその運の悪さを嘆き、悔やむところだが羽生選手は笑顔だった。「こんなこともありますね。フリーでは最高のパフォーマンスをお見せしたいです」と松岡修造さんに話していた。「悔しいです」「残念です」「運が悪かったです」なんて表情は全く見せない、前向きで気持ちのいいインタビューだった◆あっぱれ! 羽生結弦くん。メダルはどうでもいいからフリーでは最高の演技を見せて欲しい。
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◎2022年02月08日 ---- ボス ◎
- 恐るべき中国の工学技術
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人権問題などでやや盛り上がりに欠ける北京冬季オリンピックだが、その開会式のセレモニーには恐らく世界中の人々が圧倒されたであろう。プロジェクションマッピングの技術、ドローン制御技術、さらにはそれらを融合させたデザインの美しさ、どれをとっても恐らく群を抜いての世界一のものばかり。◆意地悪い言い方になってしまうが、私はこの北京オリンピックが東京オリンピックの前でなくて良かったなあ、と思ってしまった。この北京の開会式を観た世界中の人々がその数か月後に東京オリンピック開会式を観たとしたら・・・「なんてショボい開会式なの! 北京の方が全然エキサイトしたよ」なんて言われていたであろう◆日本のモノづくり技術や独創性を追求する心意気のようなものがどんどん衰退していっていることを強く感じさせられた北京オリンピック開会式だった。残念。
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◎2022年02月07日 ---- ボス ◎
- フィールドオブドリーム
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中学生の時に野球をやっていた。背番号は「10」。エース投手の故障もあって半分以上の試合で先発した。コントロールの悪い投手だった。11奪三振、6四死球なんて試合もあった。勝った試合よりも負けた試合の方が記憶に残っている。たった2年半であったが辛く厳しい練習に耐え、世の中の構造の多くは「理不尽である」ことを知り、そしてかけがえのない友を得た。◆野球をやめて50年になるが今でも野球をやりたい。思うように体が動かずに悔しいだろうが、それでもほんの少し「勝負」にこだわる試合をしてみたい、などと思っている。◆昨夜ビデオで『フィールド・オブ・ドリームス』を観た。これまで何度も途中までは観たことがあったが「オレは幽霊やゾンビなどが出てくる小説や映画は興味ないよ」と言いながら途中で切っていた。昨夜は最後まで観た。素晴らしい映画。思わず涙がポロポロと流れた。野球を愛する人なら絶対に一度は観るべき映画です。オススメです。
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◎2022年02月04日 ---- ボス ◎
- 優等生の不幸
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開高健の言葉に「知る悲しみ」というのがある。「知らない方が穏やかだった」「知ってしまったら、それが無いことが不幸になってしまう」・・・そういうことは確かに人生には多い。「快楽」のほとんどは知らない方が楽かもしれない。それでも、悲しいことになるかもしれないが、やはり「知る」ことが大切で「知る」ことによりその人の人生は豊かにそして高級なものになるという。本当にそう思う。◆さて昨日読んでいた吉田修一の本の中に「優等生の不幸」という言葉がでてきた。「なんでこんなこともできねえんだ」と誰を観てもイライラすることだ。はい、この言葉の意味、よく分かります。「よく分かります」までは書けるけど、それ以上は書けません。
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