◎2025年10月20日 ---- 未分類 ◎
- 「を」は「下の『お』」?
-
ある出版関係の女性と名刺を交換した。「〇〇かをる」と言う名前だった。「かをるさんの『を』は『下のを』なんですね」と言うと彼女は笑って「この『を』を『下のを』って言うのは大分県の方言ですよ」と教えてくれた。「えっ???」という感じ。方言とは思ってなかった。私は幼い頃「お」と「を」を区別するために「お」は「上のお」、「を」は「下のを」と教えられた。私の回りは皆そのように理解していた。◆調べてみた。確かに方言だった。大分県や福岡県では普通に使われている。おそらく大分や福岡の人はこの「下のを」と言うのが方言とは思っていないだろう。長崎では「下のを」とは言わずに「うぉ」と言うらしい。つまり「かをるさんの『を』は『うぉ』なんですね?」となる。東北では「かをるさんの『を』は『くっつきのを』なんですね?」に変るらしい◆まだまだ知らない日本語が多い。
- コメント (0)