‘ボス’ の記事一覧

2020年03月13日 ---- ボス

パンデミック

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コロナウィルスの悪影響は私の予想をはるかに上回る深刻さだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。私の友人で危機管理を専門としている方がいる。彼は今から約1か月前、2月の中旬にこの事態を予想していた。◆「株価は半値くらいまでは下がるかもしれない、と覚悟しておいた方がいいでしょう」「オリンピックは中止。中止しなくても欧米からの参加者が極端に少なくなり上位入賞の殆どが日本人、ということになるでしょう」。彼は西側諸国がボイコットした1980年のモスクワオリンピックを例に出して「多くの国が参加しないオリンピックは優勝しても価値がないですよね」と言った◆その時点では私はまだ楽観的だった。少し暖かくなれば収束する、或いはすぐに特効薬ができて人々のマインドが好転する、と読んでいた。そこで彼に言った。「先生がそこまで自信あるんだったら賭けませんか?」と。彼は「いえいえ自信はありません。ですから賭けはできません。でも世間の人やキノシタさんが今思っている程度での収束は期待できないと思いますよ、事態はずっと深刻です」と複雑な顔して言った。◆果たしてその時点から今日までに日経平均株価は30%近く下がった。おそらくあと10%は下がるであろう。彼の言った「半値」に迫る勢いだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。危機管理のプロの言葉はもっと慎重に聞くべきだった。

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2020年03月12日 ---- ボス

「調べる」よりも「考える」癖をつけて欲しい

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T君を連れて渋谷スクランブルスクウェアの屋上見学に行ってきた。通称「渋谷スカイ」。屋上にはヘリコプターの着陸施設があり、それが一般客にも開放されている。屋上へ出るには一人2000円の入場料が必要。ウィークデーの昼間であったが若者を中心に結構観光客は多かった。◆私はインフォメーションに座っているキレイなオネーサンに尋ねた。「1日に何人くらいが来るのですか?」オネーサンは笑顔で「ええ、多いときはとても多いんですよ。逆に雨のときは少ないんです」。このオネーサン、私の部下でなくて良かったね。私からカミナリ落とされなくてすんだのだから◆同じような質問をT君にした。「ここには年間、何人くらいが来ると思うか?」T君は困った顔をして「さあ、分かりません」と答えた。◆翌日、T君が私の元へ1枚の記事を持ってきた。そこには記者が予想する渋谷スカイへの年間来場者数が書かれてあった。「スカイツリーの展望台と比較すると渋谷スカイは面積が半分弱。観客も半分弱になるのだろう」ということで250万人程度の数字が書かれていた◆私の予想よりもはるかに多い数字だった。T君はまじめに記事を探してそれを私に示し自慢げであった◆そうじゃないんだ!。 現地まできたら様々なデータが見える。それらから君なりの数字を予測することが大切なのだ。「調べる」ことよりも「考える」ことのほうが大切なのだ。「分からない」「知らない」から人の意見をそのまま伝えて良しとする人が多い。情けない!「考えろ!」「考えろ!」と何度言っても、考える習慣が無い者には考えることができない。それでも私は「考えろ!」と言い続ける。考えなければ成長しない。「考える」癖を付けてもらわなければならない。

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2020年03月09日 ---- ボス

トロッコ問題

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倫理学の思考実験に「トロッコ問題」というのがある。「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」と問うもの◆あなたの目の前の線路上を猛スピードでトロッコが走ってきた。このままでは前方で枕木の工事をしている5人の作業員が轢き殺される。あなたはたまたま分岐機の前にいる。あなたが分岐機のボタンを押し線路を切り替えれば5人は助かる。だが切り替わった方では別の男が一人で作業していた◆あなたが切り換えボタンを押さなければ5人が死ぬ。ボタンを押せば5人は助かるが別の一人が死んでしまう。「さて、あなたはどうしますか?線路を切り替えますか?それともそのままにしますか?」という問題◆コロナウィルス対策で全国の小中高校に学校閉鎖を求めた安倍総理とそれに反発する野党やマスコミのやり取りをテレビで観ていて私はこの「トロッコ問題」を思い出した。「学校を閉鎖すれば多くの子供が助かる」「学校を閉鎖すれば学童保育にしわ寄せがいく」◆トロッコ問題に話を戻すと安倍総理は分岐機のボタンを押して5人を救った。野党とマスコミは「あなたは一人の作業員を殺した殺人者だ!」と攻めている。私には、そう思えてならない。

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2020年03月09日 ---- ボス

「何が問題なのか」を探すこと

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東京大学出身者と食事をする機会が増えた。先日も4人で食事をしていて、私以外の3人が東大出身者だった。◆「東大出身」というと「賢い!」というイメージだが、(大変失礼ながら)実はそうでもない方が意外と多い。そういえば私の母校、九州大学も「まあまあ賢い」と思われているようだが(これも大変失礼ながら)実は賢いヤツはほんの少数であることに私は学生の頃から気付いていた◆週刊文春を読んでいて「福岡ハカセのパンタレイパンタグロス」にそれを説明するに近い文章を見つけた。超優秀とされる「数学オリンピック出場者」に関する言葉だ。そのまま転載する◆「(前略) そもそも、数学オリンピックがいくらすごいとはいえ、あらかじめ巧妙な解答が用意されている既知の問題を解くということ。君たちがほんとうにチャレンジすべきなのは、解答のない未知の問題を解くことの方だ。それよりも何よりも、何が問題なのかを探すことがもっと大事なのである。」◆まったく同感。難しい大学を卒業していなくても「何が問題なのか」を探すことは誰でもできそうである。

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2020年03月06日 ---- ボス

時差出勤

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朝夕の新橋駅の混雑を避けるために我が社では先週から時差出勤を始めた。コロナウィルス対策のためである。◆これまでは一律「9:00~17:30」であった勤務時間を二つに分けⒶ「7:30~16:00」 Ⓑ「10:30~19:00」とした。これが意外と社員の“受け”がいいようだ。実は私は多くの社員がⒷ勤務を望むのではないかと思っていたがⒶ勤務を希望する方が圧倒的に多かった。◆「早朝、会社に着いて仕事をすると気持ちいいし、仕事もはかどります」なんて言っている。コロナウィルス騒動が治まった後もこの勤務体制を続ける意味があるかもしれない。
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2020年03月02日 ---- ボス

政府の対応が「遅い」やら「場当たり的」と叩くマスコミ

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明後日に正月(春節)を迎えるという1月22日、1200万都市「武漢」は閉鎖された。日本のマスコミや評論家はこぞって「遅すぎる!」と中国政府の対応を非難した。逆に中国共産党は「素早い対応」と自画自賛していた◆実は私は「中国共産党だからここまでできた」と思っている。思っていた。◆先週、安倍総理が全国の小中高等学校へ臨時休校の要請をした。マスコミは一斉に「唐突過ぎる!」「場当たり的だ!」などと非難する。共産国では(個人個人は文句もあろうが)「国の一大事、なんとか頑張ろう!」とマスコミが報道するのに対し、わが日本のマスコミは「個人の文句」ばかりを大きく取り上げる◆理論的に「まだ、そこまで深刻ではない」というのなら聞く耳も持とう。そうではなく「ウチは共稼ぎだ!子供の御飯はどうすればいいのか」などと言ったことまでが深刻な問題のように取り上げられマスコミが野党と一緒に政府の対応を叩いている。情けない!◆私は土木従事者として二つの事例を思い出す。①「中国では三峡ダム建設にあたり300万人を超える住民が強制移住させられた」のに対し美濃部都政では②「(多くの方の利益になるのであっても)一人でも反対者がいるのなら東京都は橋をかける工事はしません」と言い切った◆「国全体の安全や発展のためだ、つべこべ言わず我慢しろ!」と言える中国が羨ましくもある。少なくとも日本のマスコミはもう少し(一所懸命に頑張っている)政府や役人の気持ちを配慮する発言も取り上げて欲しい。

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2020年03月02日 ---- ボス

沸点が高くなった?

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少しずつ溜まった「怒り」や「嫌悪」の量がある点を超えると「爆発」する。その点を「沸点」と例える。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。沸点が高くなったのか? いや、そうではないみたい。◆コップに少しずつ「怒り」や「嫌悪」の水を入れる。溢れたら「爆発」だ。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。コップの底に小さな穴が空いていて少しずつ漏れているようだ。うん、そうだ、コップの底に穴があいているようだ。◆私の怒りは「沸点」に例えるよりも「コップ」に例える方が近い。コップの底にはもともと小さな穴が空いていた。誰でもそうだろう。小さなコップに穴が空いていない人はすぐにキレる。大きなコップで底の穴も大きい人は怒らない。◆孔子は「六十にして耳順う」と言ったが凡人の私はまだまだ「耳に従う」境地には至れない。だが「寛容」と「鈍感」と「忘れやすさ」には共通点があるということに最近気が付いた。「怒り」「嫌悪」あるいは「不愉快」といったものがそれほど蓄積されなくなってきた。少し我慢していればピークは越えることを知った。歳のせいだろう◆友人に話すと「あれ、キノシタ君、今頃そんなことに気付いたの?」と言われた。

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2020年02月28日 ---- ボス

コロナウィルス・・日本は韓国に負けている

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韓国より発症者が少ない、などと手前勝手な数値で勝負したいのかもしれないが日本政府の態度、愚の骨頂。韓国の3倍近い人口の我が国が韓国の半分くらいしか検査を受けられない、ということは恥ずべき状況。おそらくちゃんと検査すれば我が国で「陽性」となる罹患者は韓国をはるかに上回っているのだろうと思う。◆よっぽど韓国の方が垢抜けている。日本の医療体制、報道姿勢は改めるべきだと強く思う。
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2020年02月28日 ---- ボス

コロナウィルス 心配し過ぎ

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新型コロナウィルス対策として我が社では先週から時差出勤(ピークオフ出勤)体制を取っている。「7:30~9:30の間は新橋駅に近づくな」という措置である。予防は重要だ、と考えている。◆一方で新型コロナウィルスによる肺炎は“老人”でない限り「死に至るリスク」「後遺症が残るリスク」は極めて小さい病だということも分かってきた。それほど恐れることもない。テレビでは「子供の命が大切です」と最もそうなことを金切り声をあげて叫ぶ母親が映っていた。騒ぎすぎかも◆「ダイヤモンド・プリンセス号」内でのあの感染拡大には何か重要な見落としが合ったのだろうと私はにらんでいる。あの広がり方は統計学的に観ておかしいだろう◆昭和40年頃、国内の交通事故死者数は年間1万5千人を超えていた。とんでもない数字。私の父親もその中の一人だ。年間1万5千人も死んでいるなら「明日は全国のクルマの乗車を禁じます」くらい政府が言っても良かったのではないのかな?◆今でも交通事故死者数は3500人、死ななくても重度の後遺症に苦しむ方はさらに多い。もちろん、それでも交通は止められない。◆コロナウィルスも止められない。やがてインフルエンザと同じ扱いになるのだろう。少し日本中が大騒ぎし過ぎている気がする。◆誤解しないでいただきたい。各人の予防対策はしっかりやるべきだ、とは思っている。

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2020年02月27日 ---- ボス

地域がら

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今から30年近く前、私がヘリコプターの装備品の営業をやっていた頃、出張で九州の警察航空隊へ行くと「わざわざ東京から来てくださった」と歓迎された。当時の警察航空隊は男ばかり4人のところが多かった。操縦士2人と整備士2人。一番若い人がお茶を出してくれて隊長さん(45歳くらい)が「ようこそ、ようこそ」とお茶を勧めてくれる。和やかに話が始まる。◆それが公務員として「よい事」なのかどうかは分からないが「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言ってくれる。「何か発注してあげたい」ということだ。私は「往復の飛行機代程度の利益があれば十分です」などと言っていた。九州と四国には、まだそんなのどかな地域性があった。残念ながら東北は渋かった。「来なくていい」という一言で終わることが多かった。それだけ環境が厳しかったのだろう◆携帯電話が普及し、飛行機も新幹線も安く便利になり、さらにインターネットが普及した。九州も東北も北海道も近くなった。わざわざ行かなくても商品の説明はできるようになった。九州まで営業に行っても「いらっしゃい」とは言ってもらえるが「わざわざ東京から来てくださった」と言われることはなくなった。そして「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言って注文をくれることもほとんどなくなった◆時代は確実に変わっている。「昔はよかったなあ、楽しかったなあ」と思うことが多くなった。携帯電話もインターネットも無かった頃の方が「コミュニケーション」は進んでいたように感じる。

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