‘ボス’ の記事一覧
◎2022年07月05日 ---- ボス ◎
- サイバーセキュリティー国内No2 がKDDIとは
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10年以上「NTTドコモ」を利用していたが昨年、社内で機種を統一しようということになりAUに変更することとなった。◆先週、金沢に出張していた。土曜日の帰りの新幹線の中でスマホが全く繋がらない。私は回線の故障とは思わずに「北陸新幹線ってトンネルばかりでスマホが使えないんだな。JRは改善するべきだ。ダメだな」などと思っていた。違った。KDDIの回線トラブルによるものだった。JRさん、ごめんなさい◆昨日まだ一部に障害が残っているとのニュースが流れていた。「こんな状態では我が国がサイバー攻撃にあったらひとたまりもないかもしれないな。」そんなことを考えながらパソコンで「サイバーセキュリティー」を検索した。驚いた。◆「サイバーセキュリティー業界 売上高ランキング(企業一覧)」というサイト。なんと「KDDI」が第2位、そして第3位は今回やはりトラブった「セコム」だった。◆「今回のはサイバー攻撃じゃない!」と言い訳するのだろうか?私はこんなトラブルを起こす会社にカネを払ってサイバーセキュリティーをお願いする気にはならない。... 続きを読む
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◎2022年07月05日 ---- ボス ◎
- 国会議員のお仕事
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国会議員が一番熱心に取り組む仕事はなにか知っていますか?◆私は仕事柄?随分多くの国会議員と親しく話をする機会があった。大抵のお願いは聞いてもらえなかった。彼らは我々のお願いを「はいそうですか。確認してみますね」とか「分かりました。そのように努力しますね」でおしまい。ま、そんなことを国会議員に頼むこちらも間違い。実は端から期待もしていなかったのだが・・。◆さて、多くの国会議員が、選挙に勝って議員バッジを着けて最初に考えるのが「次回の選挙」のこと。彼らの多くは国民のために働くのではなく、自分が次回も当選するために働いているようだった。国会議員の一番の仕事は、次回選挙で再度当選するための準備なのであった◆私は若いころまだ酒が強く六本木や新宿を4.5軒ハシゴすることがよくあった。友人のチカちゃん(チカシくん)と店に入りビールを頼むとすぐに「次はどこへ行こうか」などと話していた。選挙が近づき、国会議員の仕事ぶりを思うといつもあの若いころの六本木のハシゴ酒を思い出す。◆「次はどこいこう?」「次も当選しないとね」・・・全く意味のない無責任な人が多い。... 続きを読む
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◎2022年07月04日 ---- ボス ◎
- 今年の暑い夏。なにか足りない。何が足りないの?
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先週は月曜日に富山に一泊、金曜日には金沢に一泊という私にとっての北陸週間であった。東京も暑い日が続いていたが富山も金沢も暑かった。六月なのに真夏の暑さ。◆金沢の兼六園を歩きながら「なにか落ち着かないな。しっくりこないな。足りないな。足りないものは何なんだろう?」と感じていた。真っ青な空、灼熱の太陽、豊かな緑、大きな松の木が浮かんでいるように見える池、どれを見ても、いつもの、いや例年以上に美しい兼六園であるのだが、なにか足りない◆兼六園の中の「芭蕉の句碑」の前に来て気が付いた。いや直接、芭蕉の句とは関係ないのだが・・。句碑には「あかあかと日はつれなくも秋の風」と書いてある。陽光は真夏と変わらずに真っ赤に照らし続けているが吹き抜ける風には秋の気配を感じるなあ、といったことをうたったものだろうか◆この句とは直接関係ないのだが、この句を読んで気が付いた。「そうだっ!足りないのはセミの声なんだ!」真夏の暑さ、真夏の景色、真夏の風なのだが蝉の声が聞こえない!梅雨明けが早かったから、今年は真夏になっても蝉がまだ地上に出てきていないのだ。考えてみればまだ6月だった。◆芭蕉の句碑の前でなぜそのことに気づいたのか。きっと「「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句が浮かんできたのだろう。... 続きを読む
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◎2022年06月30日 ---- ボス ◎
- 同窓会
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大分県立佐伯鶴城(さいきかくじょう)高校の関東同窓会の副会長を仰せつかっている。これまでは2年に一度、卒業生全員が対象の「総会」を開いていた。それがコロナ禍で一回飛ばしてしまった。来年の5月、4年ぶりの総会を開こうと準備が始まった。◆皆さんご存じだろうか?ほとんどの高校の「関東同窓会の総会」では出席者の9割が60歳以上なのだ。若い人が参加しても「自分の同級生はほとんどいない」とか「知らない爺さんたちの挨拶が長い」との理由で次回の参加はなくなっている。いきおい「関東同窓会の総会」というものは「爺さん婆さんの会」のような状況だ◆ある者は「それでもいいじゃないの。いや、一層そうしましょうよ。参加資格は60歳以上でいいじゃない」などとの意見である。往復はがきをいくら送っても若者の参加はない。それならば最初から若者には送らなくてもいいんじゃない?手間もカネも浮くわ、というも考えだ◆ま、わが佐伯鶴城同窓会はそんなことはない。なんとか若手も参加してもらおう、と準備を始めたところだ。さて、どうやって若者の参加を増やすかだが、まずは爺さんたちの長い挨拶は辞めてもらおう。... 続きを読む
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◎2022年06月28日 ---- ボス ◎
- 嘘くさい特任教授(2)
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「土木の専門家」と言えるほどは詳しくないが、嘘くさい特任教授よりはまだ私の方がまし。誠意がある。と言うことで先日の続き。◆①舗装している道路は雨水が地山に浸透しにくい。②舗装された坂道は、雨水が溜まることなく坂下へ流れるため地山に雨水は浸透しにくい。③関東ローム層は粘性の強い土であり地山のままであれば雨水も浸透しにくい。(ただし一度粘土状を壊し盛土に使用したら空隙率が高くなり崩壊しやすくはなる)④民家と舗装道路ばかりで(地山が露出していなければ)雨水は地山に浸透しにくい。 ・・・ということである。◆敢えて「都心で、大雨で地崩れの心配がある場所は?」ともし私が訊ねられたら「急こう配で、地山が露出している割合が多い、愛宕山近辺」と答える。◆少なくとも昨年の熱海の土砂崩れを例に出して「都会でも心配だ!」などと言ってはいけない。そんなこという人をテレビで採用してはならない。素人学者が知ったかぶりで解説しているのをなぜまともな土木の先生方は怒らないのかが不思議。... 続きを読む
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◎2022年06月27日 ---- ボス ◎
- 嘘くさい大学特任教授
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立命館大学特任教授という肩書で、テレビで防災や地震に関して解説している人がいた。T先生という。T先生が土砂崩れに関しての解説をしているのだが、私は「えっ、この先生は素人じゃないの?」と感じた。◆T先生は、昨年の熱海での土砂崩れを例に出し「東京でも麻布など坂道のある所は大雨で土砂崩れになりやすい」などと言っている。司会者が「この辺は舗装されているので比較的心配ない方なのかと思っていました」と、もっともらしいことを言うと「舗装と言うのは土の上に5㎝程度のアスファルトを撒いて固めているだけです。強度はほとんどありません。雨が地面にしみこんで山が動き出すと舗装なんてひとたまりもありません」などとT先生が語っている。さらに「関東ローム層という地質は火山灰の堆積でできた層で水を含むと簡単に崩壊する土なのです」などとデタラメを言っている。◆私が解説しよう。「舗装をしていると降った雨は表面を流れるので地面にしみこむ量が極めて小さくなる」「舗装はアスファルトだけで普通は15㎝はある。確かに地山が動き出せば舗装の強度なんてひとたまりもないが、舗装をしていれば地山へ水は供給されにくい」さらに「関東ローム層は火山から噴出された非常に小さい粒子の堆積で粘土層。水を吸収しにくいし、崩壊しにくい地層である」◆「このT特任教授は土木の先生じゃないのかな?」私は疑問に思った。普通テレビで土砂崩れや地震を語るのは土木の権威である。「立命館大学 T特任教授」と検索した。なんと文学部の教授だった。テレビ朝日はなぜこんな土木の専門家でもない人に土砂崩れや地震を解説させるのだろうか?住民の不安をあおって楽しいのか?◆熱海の土砂崩れは許可基準を大きく上回る掘削残土を積み上げ、そこに大雨が堆積したため。専門家が見れば「起こるべきして起こった事故」。業者と役所は責められてしかるべし。◆「麻布の坂は関東ロームだから崩壊しやすい。舗装は意味がない」などと言っているこんな教授の言葉を信じてはいけない。... 続きを読む
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◎2022年06月22日 ---- ボス ◎
- パン詰め放題販売、私は嫌い
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千葉県のショッピングセンターで「パン詰め放題セール」が大盛況、とのニュース映像がテレビで流れていた。客はレジ袋を渡され、その中に入れられるだけパンを詰め込む。袋の中に入ってなくても袋の上に乗っていればOKだという。袋に満杯にパンを詰めその上にさらに10個もパンを乗せあふれるパンをあごで押さえてレジに向かう主婦の映像が流れていた。事前に袋を引っ張って伸ばし容量を大きくしておくのがコツなのだ、とか自慢げに話す客もいる。それらの様子は、番組では好意的に報道されていた。◆さもしい。日本人はいつからこんな情けなくなったのか。真面目に袋に詰めているのならまだ許せるがあふれ出してもOKなんて・・・。いい加減なルールでは正直者がバカをみる。◆「武士は食わねど高楊枝」とは我が国に伝わる美学を教えることわざ。気位を高く持って欲しいものだ。「貧乏は恥ずかしいことではないが『貧乏くさい』のはとても恥ずかしいこと」と私は教えられて育った。その通りだと思う。◆「貧しいんだから貧乏くさくてもしょうがないじゃないか」との開き直りのような声が聞こえてきそうだ。さもしい。... 続きを読む
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◎2022年06月22日 ---- ボス ◎
- 衆愚政治
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党首討論を聞いていて野党の無責任な発言に怖さを覚えた。私には「国債をバンバン発行してカネを作りばら撒け」と言っているように聞こえた。◆野党各党が一致しているのが「消費税の減税」あるいは「消費税の撤廃」。「アホかっ!無責任にも程がある!」私はテレビに向かって声をあげた。なんでこの国の政治家はこんなにも知恵がないのだ?◆「消費税を下げろ!」と言うのは「弱者の味方」的で聞こえはいい。彼らは「弱者の味方」を演じるだけでなく「消費税を下げたら景気が良くなる」などととんでもないウソをつく。学者や政治家は適当なことを言う。命をかけず、目先の票が欲しいだけで適当なことを言う。外れてしまっても誰も責任をとらないくせに。◆私は、命がけで「経営」を30年間続けてきた者として自信を持って発言する。「消費税を下げても売り上げは伸びません」と。例えば明日から三越・高島屋・伊勢丹・松屋がすべての賞品を2%値引きします、と言ったら売り上げが伸びるのか?一時的には伸びるかもしれないが、すぐにもとに戻る。売り上げは2%下がるだけ。◆「バーゲン」というのは期間があるから売り上げが伸びる。あるいは販売個数が限られているから売り上げが伸びる。「これから先ずっとバーゲンです」では売り上げは上がらない。◆消費税を下げてみて「あっ、失敗でしたね。確かにキノシタさんが言うように一時的なものでしたね。ごめんなさい」では済まされない。税を一度下げてしまったら、上げること、元に戻すことは100倍ものコストを要する。絶対に消費税を下げてはだめだ◆野党の党首たちも「絶対に消費税は下がらない。下げられない」ということは分かっていて、目先の票欲しさ、人気欲しさのために、「消費税を下げたら売り上げが伸び景気が良くなる」などとデタラメを言っているのだろう。私は衆愚政治を恐れる。◆会社経営において「次期社長は、社員の投票で選びましょう」となったら「社員の給与を倍にします。その方が社員のやる気が出てきっと会社の売り上げも伸びるのです」などと言って立候補する者が出てくる。状況によっては彼が当選する。実際に2年間は給与が倍になる。3年目には倒産する。明らかだ。◆日本国はそのような衆愚政治だけは許してはならない。... 続きを読む
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◎2022年06月21日 ---- ボス ◎
- 「ドア、閉めさせていただきます」
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平成元年、私は下石神井(しもしゃくじい)に住んでいた。最寄りの駅は西武新宿線の井荻駅。毎朝、満員電車で出勤していた。ある日からホームでのアナウンスが変わった。それまでは「ドアが閉まりまーす」と鼻にかかった駅員独特の声で案内されていたのが「ドア、閉めさせていただきまーす」に変わったのだ。私はうんざりした。最初はどこか一つの駅だけだったのがすぐに西武新宿線のすべての駅で「ドア、閉めさせていただきまーす」などと気持ち悪い日本語になったのだった。◆その後、私はクルマでの通勤になり、さらにその後すぐに転居したので西武新宿線に乗ることはなくなった。今はなんと案内しているのか知らない。いまだに西武新宿線では「ドア、閉めさせていただきまーす」なのだろうか?まさか、そんなことはないと思うが・・・◆あのとき私は想像した。きっと、賢くないけどゴマすり上手な幹部が「お客様に対しては丁寧な言葉使いにしましょう。『ドアが閉まります』じゃなくて『ドア、閉めさせていただきます』と言うことにしましょう」などと言い出したのだろう。それに対し、やはり賢くない部下たちは陰では「変なの」とか「馬鹿じゃないの?」などと言いながらも上司に言われるままに「ドア、閉めさせていただきまーす」と言っていたのだろう。私はそんなアホな上司とアホな部下の関係を想像しながら「この電車はオレの乗る電車じゃないな」と思ってクルマ通勤に替えたのだった。◆「お客様に対しては・・・」とか「経費節減のために・・」とか「環境のために・・・」などと言われるとなかなか反対しにくい。正論には必ず隠れた反対意見があると思う。反対意見の方が長期的には正しいことも多いようだ。... 続きを読む
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◎2022年06月21日 ---- ボス ◎