‘ボス’ の記事一覧
◎2017年12月27日 ---- ボス ◎
- 年賀状
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字が汚い。下手。だから字を書くことが嫌い。ワープロ・パソコンが普及してくれて最も恩恵を受けたのは私だ、と思っている。◆「こんな習慣なくなってくれればいいのに」・・子供の頃から、この時期になると必ず思っていた。年賀状。虚礼と思いつつも、やめることができない。向こうから届かなければこちらも出さなくていいのだが、向こうから届いているのにこちらは出さないというのは失礼かな、などと考えてしまう。◆宛名書きと図柄はパソコンがやってくれるので随分と楽になった。それでも「何か一言書き添えないと失礼になるんじゃなかろうか」と気が小さい私は思ってしまう。書き添える言葉が見つからない人も多い。顔すら思い出せない人も何人もいる。「お元気ですか?東京にお越しの際は是非連絡ください」・・本当に連絡が来たら困るような人に対しても、賀状では下手な字で愛想を振りまく。いい加減なものだ。◆それでも年に一度、この時期だけ思い出す懐かしい顔、お世話になった方々も多い。心から「お会いしたいなあ」「元気でいてくれたらいいなあ」と願う相手も多い。子供の頃にお世話になった伯父さん、学生時代にお世話になった論理学の森俊洋先生、学生時代にした家庭教師の教え子、喫茶店「電車道」のマスター、学生時代に良いことと悪いこといろいろ教えてくれた武田信治先輩などなど。多くの虚礼の状の中に、数人の本当にお会いしたい人たちを見つけては懐かしく嬉しくなった。... 続きを読む
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◎2017年12月27日 ---- ボス ◎
- 算数
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本日は簡単な算数のおさらい。◆実際の地球には山や谷が多いが、ここでは地球をデコボコの一切ないツルンとした正球として話を進める。◆赤道から北極点までの距離を一千万で割った長さを1mと定めた。だから赤道から北極点までを巻き尺で測るとピッタリ10,000Kmになる。赤道から北極点までが10,000Kmなら赤道から南極点までも10,000Km、地球一周は40,000Kmである。ちなみに光の速さは秒速30万Km。だから光は1秒間に地球を7周半することになる。300,000÷40,000=7.5 ということ。◆さて赤道上の地球一周を巻き尺で測れば40,000Kmつまり40,000,000m(4千万メートル)であるが、では地上1mのところで一周を巻き尺で測ったらいくらになるでしょう?当然赤道一周よりは長くなりますよね。◆小学生でも分かる簡単な問題なのだが、多分これを読んでいる人で分かる方は半分もいないのだろう。理系の大学を卒業していても分からないヤツがいる。情けない。◆答えは敢えて書かない。自分で考えて分からなかったら誰かに尋ねてみてください。分からないままで放っておくのが一番ダメですよ。... 続きを読む
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◎2017年12月26日 ---- ボス ◎
- ショック! 失注!
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母は昨年2月、大分県佐伯市の南海医療センターで息を引き取った。脳出血だった。救急車で運び込まれた後、医師の的確な処置と看護師たちの手厚い看護を受けた。十日後に安らかに、眠るように旅立った。南海医療センターの医師や看護師は素晴らしかった。治療、看護、見舞客への対応、そのすべてに気配りが行き届き慈愛深さを感じた。その時が来たら私も、この病院でこんな風に息を引き取りたいものだ、とさえ思った。◆南海医療センターに建て替え計画があるようだ、との噂は聞いていた。だが、母が亡くなってすぐに「お世話になりました。ところで私は・・・」とは言えなかった。名刺を出すのは失礼だと思った。ヘリポートの計画があればきっと私のところに連絡が来るだろう、と高をくくっていた。◆神戸で看護師をしている高校の後輩からメールが届いた。「南海医療センターのヘリポート、木下さんの会社の設計なら安心です。嬉しいな」と。私は慌てて南海医療センターに電話を入れた。数年前にヘリポートの資料は渡してあった。その時に担当者から名刺をもらっていたが彼はすでに退職していた。◆私が甘かった。運悪く、私の資料は申し送りもされないまま、院長以下多くの病院スタッフが入れ替わっていた。どうも専門家の意見を聞かないままヘリポートは設計されたようだ。来年着工とか。◆それでも安全なヘリポートができあがればいい。私は恩返しができずに残念だが、そして私の設計のヘリポートが郷里にできずに残念だが、それでもそのヘリポートが多くの命を救ってくれることを切に願う。◆「佐伯出身のヘリポートの専門家のキノシタさんちゅう人がおるんに、なんしそんしに(なぜその人に)相談せんでこんなんつくったんか!」とならないことを願う。事故などなければいい。◆それにしても私個人の営業力の無さ、情けない。もう佐伯には帰らない。帰れない。... 続きを読む
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◎2017年12月26日 ---- ボス ◎
- やばい!
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子供が15歳になるまでに親と教師はルール(規則・法律)の基礎を教えるべきだ、と思っている。15歳までに基礎を教えられ、日本人は20歳までにそれらルールをしっかりと身に付けるべきだ。そうやって責任ある大人になる。◆20歳を過ぎたら今度は自分でマナーとエチケットを学ばねばならない。「ルールは人から教えられるもの」「マナー・エチケットは自分で学ぶもの」だと私は思っている。40歳になるとそれらが「人格」となっていろんなところに現れてくる。「きちんとした教育を受けて育ったか」「向学心はあったか」「身の回りのことに気を配ることができるか」「清潔感があるか」など、相手が40歳を過ぎた人なら私は5分も話せばその方がどんな人なのか、おおよその見当がつく。◆男は外見に、女性は言葉使いに現れる。(女性は上手に装うことができるので外見では分からないことが多い)◆朝からパチンコ屋に並ぶ男はみな同じような目をしている。銀行マンはみな同じ顔立ちと服装だ。男は外見で見分けがつく。◆先日、あるゴルフコンペで40歳を超えた女性二人と一緒にラウンドした。ゴルフをするくらいだから経済的には余裕があるのだろう。外見もそこそこ綺麗だった。残念ながら彼女らの言葉使いにがっかりした。二人ともミスショットをするたびに「やばい!」と言うのだ。「やばい」ってなんだ?◆美味しいものを食べて「うまい!」という女性がいる。ミスをして「やばい!」という女性がいる。情けない。◆人の失敗を見て「だせっ!」、注意をされて「うぜっ!」、気持ち悪いものを見て「きもっ」・・こんな言葉を使っても許されるのは高校生までだ。いや、きちんとした教育を受けているか向学心のある女性は高校生でも決してこんな言葉は使わない。◆外見と言葉使い。見る人は見てますよ。聞く人は聞いてますよ。注意しましょう。... 続きを読む
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◎2017年12月25日 ---- ボス ◎
- 建設業界の談合体質
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リニアモーターカー新幹線の建設工事をめぐる談合疑惑が毎日大きく報じられている。私は九州大学の土木工学科の出身。建設業界の友人は多い。彼らは今回の事件に対し何も語らない。「とんでもない、腹が立つ!」と怒るヤツもいなければ「いまだに談合やっていたなんて、情けない」と嘆く者もいない。逆に「談合は必要悪だ」「談合はなくならないでしょ」と肯定する者もいない。業界の中に身を置いている連中はこの件に関しては親しい友人にさえも「黙して語らず」の姿勢を貫く。◆建設業界以外で働く人の方が多く語る。マスコミと主婦と学生は「とんでもない!」と言う。私の回りでは、タクシーの運転手と会社経営者と銀座のクラブのママは「しょうがないでしょ」と言った。◆私は友人たちと同じく基本的には「黙して語らず」で行きたい。だが、ただ一つ言いたいことがある。◆「悪い談合」によって「巨額の利益をあげているゼネコン」の社員たちは、それを報道するテレビ会社の人たちよりもはるかに安い給料で、はるかに劣悪な環境で働いている。多くのゼネコン職員は東南アジアへ長期単身赴任経験がある。テレビ会社の方々は欧米の大都市への出張は多いが、低開発国への単身赴任など極めて少ない。スーパーと呼ばれる大手のゼネコンでも、給与レベルはテレビ局や、銀行などの金融機関よりははるかに少ない。◆「だから談合もしかたないでしょ」、と言いたいのではない。「とんでもない悪いことをして『巨額の利益』を上げている」と非難するのなら、その『巨額の利益』がどこに行ったのかも報じるべきだろう。私にはテレビ会社や銀行や損保会社や証券会社ビール会社の方が「巨額の利益」を上げているように見える。... 続きを読む
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◎2017年12月22日 ---- ボス ◎
- マナー
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政治家のパーティー、学会でのパーティー、関係ある会社のパーティーなど、一年間に10回以上は立食パーティーに出席する。私はこの立食パーティーが苦手だ。大抵のパーティーは参加者のほとんどが知らない人だ。知らない人に話しかける気にならない。知っている人、というだけで親しくもない人と話し込むのも間が持たない。饒舌な方に話しかけてもらえるならそれが一番気楽だがそういうことはめったにない。知人のいないパーティーで一人で料理を食べるのも落ち着かない。かくて私は大抵の立食パーティーでは何も食べずただ飲んでいるだけである。◆では知人が多く参加しているパーティーなら楽しめるかというとこちらもそうではない。パーティーの主催者や主賓の方々が挨拶しているさ中「ああキノシタさん、先日は・・・」などと話しかけてくるマナーの悪い人がいる。だいたいが私より年長の、うだつの上がらないオジサンだ。年長者であるからこちらも「しー!」と指を立てるわけにもいかない。オジサンに軽く目で挨拶をして壇上に顔を向ける。「今は主賓の挨拶を聞くべき時間でしょ」と態度で示すのだがうだつの上がらないオジサンはそんなことには気づかず、壇上の挨拶を無視してニコニコ顔で話しかけてくる。疲れる。... 続きを読む
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◎2017年12月21日 ---- ボス ◎
- 幸せって・・
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「幸せを知らない人」の方が「幸せを失った人」よりも、まだ幸せそうに見える。◆「バブル景気時も実直に働いたサラリーマン」と「バブル景気で身を持ち崩した元経営者」。「彼氏ができず、一生独身を覚悟している女性」と「彼氏にフラれて落ち込んでいる女性」。「生まれつき身体にハンデキャップを持っている人」と「人生の途中で身体にハンデキャップを負った人」。「子供が欲しいのだができない仲良し夫婦」と「(事故や病気で)子供を失った夫婦」。「ずっと年収400万円の男」と「昨年までは年収800万円だったが今年から400万円になった男」。「海外旅行に興味がない女性」と「海外旅行が大好きだが(何らかの理由で)行けなくなった女性」。スポーツや芸術でも「マチュアのトップ」の方が「プロになったが全く稼げなかった人」よりも幸せな人生に見える。◆実はそうでもないようだ。「バブル景気で身を持ち崩した元経営者」は「バブル景気の頃は楽しかった」と思うことはあっても「あのバブルさえなかったらオレの人生はもっと充実してたのに・・」などと後悔はしていない。「彼氏にフラれた女性」でも「彼氏なんかできなければ良かったのに」とは思わない。◆私の友人に、大学生の子供を交通事故で亡くした夫婦がいる。彼らの落ち込みはひどく、立ち直るまでに10年近くかかった。だがもちろん彼らは「可愛い息子と過ごした20年」が無かったら良かったのに・・、などとは思ってない。◆「幸せを知らない人」の方が「幸せを失った人」よりも幸せそうに見える。それは間違いで「幸せを知らない人」よりはまだ「幸せを失った人」の方が幸せなのかもしれない。・・分からない。難しい。◆今読んでいる浅田次郎の小説に次のような下りがあった。主人公が「そうですかね。親を知らない子供よりも、親を忘れた子供のほうがかわいそうでしょう」と言うと、老人が「忘れる方がマシだろう。・・・」と返した。... 続きを読む
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◎2017年12月20日 ---- ボス ◎
- クリスマス
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私が歳を取り、にぎやかなところに行く機会が減ったためなのかもしれないが、クリスマスの活気を感じることが以前よりも少なくなった。個人的に、クリスマスには悲しい寂しい思い出も多いのだが決してクリスマスは嫌いなイベントではない。訳のわからないハロウィンなどに比べたらはるかに心ときめくイベントである。宗教の垣根を超え、もっともっと多くの方がいろんな趣向でクリスマスを楽しんで欲しい、と思う。◆だが一方でクリスマスを心から楽しむことができない子供たちがいることも忘れないで! 私は小学校2年生の正月に父母姉と一家4人で乗っていたタクシーの事故で目の前で父を亡くした。それまでの裕福な生活が一変した。事故で大けがをした母が退院するのを待って転居した。転居先は同級生の家の二階に間借りするというものだった。◆小学校3年生のクリスマス、階下に住む同級生の家に友達が集まった。「モトミくーん、一緒に遊ぼうよ」下から声がかかった。私は友人たちが待つ下の階へ下りた。そこでは友人たちが各々、自分がサンタさんにもらったプレゼントを持ち寄って自慢しあっていた。私はなにもプレゼントがなかった。◆「サンタクロースなんていないんだよ」友人たちに向かってそう叫びたかったが、私は黙っていた。そう叫ぶ代わりに「いいなあ」と彼らを羨ましく思う声を発していた。みんな自分がもらったプレゼントの自慢に夢中で、誰も私の寂しさ、悲しさには気づかなかった。気付かないでくれて良かった。◆小学校の間、私はクリスマスが苦手だった。今、思い出しても涙が出てくる。あの頃の自分に「よく頑張ったね」と時々声をかけている。... 続きを読む
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◎2017年12月19日 ---- ボス ◎
- 写メって?
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街並みやファッション或いは自動車などの機械と同じように「日本語」もどんどんと変化する。街並みやファッションや自動車は「進化」しているが日本語は「進化」ではなく単なる「変化」のようだ。私が小中学生の頃、国語の授業で「副詞の呼応」を習った。「もし → たら」「まったく → ない」「なぜ → か?」「おそらく → だろう」など、特定の副詞は決まった言葉と関係するという決りごとだ。「まったく美味しくない」は正しい使い方で「まったく美味しい」は間違った言葉使いだと教えられた。あれから50年経った。日本語は変わった。「まったく美味しい」「全然キレイ」などは許される用法になったようだ。もちろん私はそのような使い方はしないが。◆さて「写メ」という言葉ができたのはいつだったろうか。10年前か15年前か。スマホの普及に併せて広まった。今やおばあさんまで使う一般用語になった。だがそもそもこの「写メ」は「写真を撮ってそれをメールで送る」ことだったのじゃないか?つまり「写メして」が正しい使用法。ところがたったこの10年で、いつのまにか「スマホで写真を撮ること」に変化している。「写メ撮って送って」などと言っている。◆どうでもいいことだが、美しい日本語を愛する私はこの「写メ」という言葉を聞くといつも何かが引っかかる。
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◎2017年12月15日 ---- ボス ◎
- 目先のカネにこだわる愚
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経営者と話す機会が多い。仕事上での付き合いもあれば、全く仕事と関係のない友人にも経営者は多い。異業種交流会や政治家のパーティーでの繋がりもある。それらの経営者が口を揃えるのが「目先のカネにこだわるヤツはダメ。まず大成はしない」ということ。社長に直談判しに来る部下で「〇〇君の給料をもう少し上げてやってくれないでしょうか」というのは「〇」か「△」、「私の給料をもう少し上げてくれないでしょうか」は「✕」。◆経営者が部下から直談判されたいのは「こういうビジネスにチャレンジしたいのですが・・」であり「こうやればもう少し利益がでると思うのですが」ということである。そういうことを言ってくる者はやがて確実に給料が上がる。◆夢を持たず、未来を語らず、事業を考えないで目先の給与を語る人が悲しい。◆能力が低いのに「自分は賢い」と思っているヤツは最もダメだが、能力はあるのに「私にできるでしょうか?」と悲観してチャレンジしないヤツも情けない。◆私は60歳になったが夢を抱きチャレンジを続ける。そこには当然リスクがあるが仲間たちが支えてくれると信じている。◆夢のない、自らチャレンジしない若い人が多くなったように感じている。寂しい。
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