‘ブログ’ の記事一覧
- 恩送り
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来週68回目の誕生日。「後期高齢者」と呼ばれるまでにはまだ少し余裕はあるが、それでも人生の最終盤に入ったとの自覚はある。経営者もあと数年で卒業することを決め、今は卒業に向かっての準備を進めている◆卒業の準備をしていると改めてここまで多くの方々に支えられてきたことに気付く。そしてまた恩ある方々に恩返しができないままであることに気付く。恩ある方々、つまり私が恩返しをしたい多くの方々がすでに鬼籍に入られた。恩返しできないことが寂しいし申し訳ない◆先日、そのような話をある方にしていたら素晴らしい言葉を教えてくれた。「キノシタさん『恩送り』って言葉を知っていますか?人は誰でも多くの方にお世話になって成長しますよね。でもなかなか『恩返し』は難しい。それでいいんですよ。キノシタさんが『恩返しをしたいけどできないな』と思うだけで十分なんですよ。もちろん実際に恩返しを表せる方にはそうしたほうがいい。でも実際には『恩返し』ができないことのほうが圧倒的に多いですよね。ほとんどの方は自分の父母に十分な恩返しができていないこと悔みます。しようがないのです。そこで『恩送り』なのですよ。恩なんて返してもらえることの方が稀なんです。恩返しできないときは、その分をどなたか他の人に優しくすることです。恩は返すものではなく、次の人に送るもの、繋ぐものなのですよ。◆こう言われて楽になった。素晴らしい言葉『恩送り』... 続きを読む
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- 残業するな、と言っておいて・・
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- くだらぬ揚げ足を取るな
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◎2025年05月26日 ---- ブログ ◎
- インテリが書いてヤクザが売る
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新聞はインテリが書いてヤクザが売ると言われてきた。◆私は多くの新聞記者の友人知人がいるが私の知る限り、彼らはそのことを否定しない。それと同時に、新聞記者からは差別的な発言もよく聞く。芸能界をさして「川原乞食が・・」という言葉はいまだによく聞く。かつて読売新聞のドン渡辺恒雄氏はテレビカメラの前で「たかが野球選手が・・・」と言った。オリックスがプロ野球に参戦しようとした時も「金貸しなんぞに・・」と言った。そして今、アメリカ大統領のみっともない態度には「しょせん不動産屋」と言っている。◆インテリの新聞記者にとって芸能人も野球選手も金融業も不動産業も見下す業界なのかもしれない。もちろん彼らは口では言うがそのことを新聞記事にすることはない。最初に書いたがインテリの記者たちは「インテリが書いてヤクザが売る」という言葉すら否定しない。「そんなことを言われた時代もありましたね。でもそれは過去のことですよ」とフォロウするインテリに出会ったこともない。◆私は本音で話すインテリ記者との時間は嫌いではない。トランプのことを「しょせん不動産屋」とバカにする彼らの発言が気持ちよく感じることすらある。きっと私も「運が良いだけでここまできた、たかが零細企業のオヤジのくせに・・・」なんて言われているのかもしれない。... 続きを読む
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◎2025年05月23日 ---- ブログ ◎
- 面白い本がない
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◎2025年05月20日 ---- ブログ ◎
- 外飯・外飲
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リクルートの創業者、江副さんはかつて新入社員の入社式で以下の言葉を贈った。「(前略)社内だけでなく社外に友を持て。外飯、外飲を心がけよ。同窓会には務めて出席せよ。社内だけしか通用しない人間になるな。良き社員であると同時に良き社会人であることを心がけよ(攻略)」◆幸い私は、家族が理解してくれてこの江副さんの教えを忠実に守ることができた。感謝している。ところが最近の若者から円熟世代はなかなか難しいようだ。外飯、外酒するだけの小遣いがないというのが一番の要因。さらに個人情報保護法などによって同窓生との連絡が途切れやすくなってきた。同窓会も少なくなっているようだ◆この欄で何回か書いたがネクタイ締めて名刺交換から始まる出会いよりも、飲み屋で隣に座った縁で始まるビジネスの方が多いのが現実だ。少なくとも私と私のまわりの経営者仲間はみなそう言っている◆分かっていても、チャレンジしたくても、それができない若者が増えている。かわいそう。... 続きを読む
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◎2025年05月13日 ---- ボス ◎
- 怒り
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激しく怒ったことが何度かある。あのときなんであそこまで怒ったのだろうか、とときどき思い出す。あそこまで怒らなくてもよかったんじゃないの?と反省もすることがある。◆あるタクシー会社の対応に腹が立ち電話で大声で猛烈に怒ったことがあった。銀座松屋の中の、あるゴルフショップの店員の対応に切れたこともあった。松屋の渉外担当の方が丁重に詫びにきてくれた。態度の悪い部下を激しく怒ったこともあった。仕事では、あるヘリコプター商社の社長に嚙みついたこともあった。◆私は基本、温厚な人間だと自分では思っている。人生で何度か、激しく怒ったことがあるが、それらは瞬間的に怒ったのではなく、怒りや不満が蓄積されてきて我慢の限界を超えてプツンと切れてしまってのことだった。◆そして私は今、ある女性の不愉快な言動に対し我慢の限界を迎えつつある。会わなければ怒りも生じないのだが、わけあって時々会わざるを得ないのだ。(もちろん二人きりで会うわけではない)◆70歳近くになった本来温厚な私をなぜあなたはそんなに無神経に怒らせるのか?なんとか我慢の限界を超えませんようにと私は願っている。... 続きを読む
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- ビジネスも道徳的であるべき
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