‘ブログ’ の記事一覧

2025年12月25日 ---- ボス

オワリはじまり

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日曜日、安住紳一郎さんのラジオを聴いていたら久しぶりに「かりゆし58」の歌う「オワリはじまり」が流れた。私の大好きな曲。10年以上も前に流行った。その当時、私は歌詞を覚えようとした。「もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい 親友と語りあったかい 燃えるような恋をしたかい 一生忘れないような出来事に出会えたかい かけげのない時間を胸に刻み込んだかい」・・・素晴らしい歌詞◆初老のオヤジが高校時代・大学時代を思い出しながら歌っていた。歌詞を覚えようと頑張った。だが悲しいかな、若い頃ならすぐに覚えたであろうこの歌詞を覚えられないのだ◆何度も繰り返し歌って覚えようとして、やっと「覚えた!」と思っても翌日はもう忘れている。悲しい。◆たしかに私も「オワリ」がはじまっているのだ。
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2025年12月24日 ---- ボス

『曇り、ときどき やむ』

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早朝5時半から8時半ころまではラジオを聴きながら過ごす。神棚に手を合わせ、ストレッチをして、自転車を漕ぎ、プランクを4分頑張って、仏様に手を合わせ今日の無事を祈る。野菜ジュースを飲み、トイレに入り、歯を磨いてから朝風呂に浸かる。この間ずっとラジオを聴いている。家を出て自宅前からバスに乗る。会社に着くまでもイヤホンでずっとラジオを聴いている。◆今朝のラジオの天気予報で聞きなれぬ言葉を聞いた。「曇り、ときどき止む」というもの。◆これまで「曇り、ときどき雨」という表現はよく聞いていた。だが「雨、ときどき曇り」という表現を聞いたことはなかった。「曇り」と「雨」を繰り返し、「曇り」の方が時間が長いときは「曇り、ときどき雨」あるいは「曇り、一時(いちじ)雨」の表現で理解できるが雨の方が長い時の表現は無かった。おそらく雨の方が長い時は単に「雨」と言われていたのだろう。◆「曇り、ときどき止む」という表現が天気予報用語として定着するか分からないが私個人的には応援したい。だって今日の午前中、新橋は確かに「雨」がときどき止んでいたんだもの。「雨、ときどき止む」の予報はみごと的中した。

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2025年12月23日 ---- ボス

ゴルフのマナーとルール

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年齢からくる腰痛と膝痛のため今年は10年ぶりにラウンド数が50回に届かなかった。それでも一般的なサラリーマンからすると羨ましい数字になるのだろう。この冬は温泉で体をいたわり来年はせめて70ラウンドは回りたい。◆ゴルフは正式ルールでラウンドしたい。インチキは嫌いだ。だから50㎝くらいのパットでも私はOKすることはない。ところが「自分のルール」でラウンドする者が増えてきているように感じている。多いのはフェアウェイにあるボールを打ちやすいところへ動かすヤツ。時々、ラフにあるボールを動かす奴も見かける。グリーン上ではOKもしていないのに勝手にボールを拾う者が多い。これではゴルフは面白くない。皆が同じルールで競うから面白いのであって、各々でルールが違うのならスポーツとは言えない◆女性は常日頃から甘やかされているのか「これOKもらってもいいですか?」などと聞いてくる人が多い。「ダメ」と言うか「ゴルフやめた方がいいですよ」と言いたくなる。◆上級者でもルールを知らない人が多い。ハザードから誤った処置をする上級者を何人も見た。悪気はないのかもしれないが「上級者」を名乗るにはそれなりの勉強をしたほうがいい。◆ゴルフでも会社経営でもあるいは人生でも、私はズルやインチキ、そして無知と不勉強が嫌いだ。

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2025年12月22日 ---- ボス

シカゴの村上に悪い予感

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プロ野球もメジャーリーグも詳しくはない。ここからの話はすべて根拠のない話。私の勘だ。当たっても外れても責任は持たない。つまりいい加減と言うこと。◆ヤクルトの村上宗隆選手の移籍先がシカゴ・ホワイトソックスに決まった。「残念」というのが私の気持ち。おそらく村上はシカゴでは実力を発揮できないだろう。DeNAからタンパベイ・レイズへ行った筒香嘉智選手と同じような結果になるのだろう。◆私は英語が苦手であるが仕事と遊びで30回以上は米国へ行った。泊まった都市は100を超える。シカゴにもタンパにも泊ったことがる。シカゴはルート66のスタート地点であるし私の好きな憧れの建築物「コーンタワー」もあるしいつでも上等なJAZZとBLUESを聴くことができる魅力的な町。タンパも美しい海岸線と穏やかな気候の魅力的な都市だった。だが、この両都市は日本人が少ない◆筒香も村上も英語が得意そうに見えない。私と同じ九州出身の村上はせいぜい私程度しか話せないだろう。(意思疎通ができないとストレスがたまり)真面目な選手だけに臆してしまう。野球で実力を発揮するにはものに動じず伸び伸びやることが大切だが村上にはいい加減さがない。◆村上の米国スタートは西海岸にしてあげたかったなあ、と思う。シカゴからスタートする村上はおそらく筒香と似たような運命だろう。◆来年の村上を「ダメ」と予想したができれば私のこのいい加減な予想が外れることを願っている。

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2025年12月18日 ---- ボス

世界の都市総合力ランキング

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朝のテレビのニュースで「東京がニューヨークを抜いて世界第2位になりました」と流れていた。なんのことかと見ていたら「世界の都市総合力ランキング」で昨年までは1位のロンドン、2位のニューヨークに次いで3位だった東京が今年のランキングではニューヨークを抜いて2位になったとのことを詳しく報じていた。ラジオでも同じニュースが流れた。「へえー、東京が世界2位か」と少し嬉しくなった。誇らしくなった。◆ところが・・・。どこの機関がどのようなデータをもとに、そのようなランキングを発表しているのだろうかと調べてみたら、なんと残念、「森記念財団」という森ビル系列の財団だったのだ。◆日本の会社が独自の評価方法で出したランキングで東京が2位になっても嬉しくない。マスコミは「ニューヨークを抜いて東京が2位になりました」と大きな声で報道する前に「日本の森ビルが独自の評価法で出したランキングでは」を伝えなければならない。

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2025年12月17日 ---- ボス

悲しいクリスマス


小学校3年生の「悲しいクリスマス」の思い出を毎年この欄に書いてきた。12月になり街に流れるクリスマスソングを聴くとあの時のことを思い出し涙があふれてくる。今年も何度か銀座の街を歩きながらハンカチで涙を拭いた。◆小学校2年生のクリスマスの頃は「サンタさんって本当にいるのかな?」と不思議に思っていた。楽しいクリスマスだった。そのクリスマスの1週間後、一家4人で乗っていたタクシーが事故を起こし父が即死。木下家は突然貧しくなった。◆小学校3年生のクリスマスの前々日、私がなんとなく「クリスマスだな」と口にしたら母が厳しく冷たい声で「お父さんが居なくなったからサンタさんは来ませんよ」と言った。「やっぱりサンタさんは父ちゃんだったんだ」と現実を知った。悲しかった。◆マンガ「塞翁が空」の「最後に読むプロローグ」にまとめました。まだ読んでいない方、興味ある方は遠慮なく「マンガ『塞翁が空』郵送希望」とご連絡ください。

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2025年12月16日 ---- ボス

フロウだけでなくストックも見るべき

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高額療養費制度の見直しを厚生労働省が検討している。簡単に言うと所得の多い人には多く負担してもらおうというもの。◆「所得の多い人に多く負担してもらう」ということは分かるが、それなら「資産の多い人にも多く負担してもらう」べきではないかと思う。年収が2000万円あっても家賃や子供の教育費などで生活に余裕がない人がいる。一方でリタイアして収入は無いが預貯金が5億円あるという人もいる。後者の方が生活に余裕があることは明らか。◆役所が制度改革をしようとするときになぜかストックに関しては無視しフロウばかりをチェックする。不思議だ。
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2025年12月15日 ---- ボス

話を聞かない男、地図が読めない女

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忘年会のシーズンである。こう見えても(見えないか?)私は幹事をやらされることが多い。私が幹事をやれば間違いない。店の選定、料金設定、案内、ドタキャンの対応、すべて上手。きちんとするから頼られる。幹事を頼まれる。悪循環。◆幹事をやっていて特に感じるのが「女性は方向音痴が多い」ということ。男は店の住所さえ伝えておけばスマホの地図アプリを頼って店までは来る。一方、女性の多くは地図が読めない。地図が読めないから地図アプリを入れる意味がない◆かつて『話を聞かない男、地図が読めない女』という本がベストセラーになった。まったくその通り。◆先日も高校の同窓会忘年会で「どこにおるんか分らん」と私に連絡してきたのは女性ばかりだった。
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2025年12月12日 ---- ボス

小説『国宝』

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映画『国宝』の興行収入が実写邦画作品の歴代興行収入第1位となった。超話題の映画である。この欄を覗いてくれている方々の多くもすでにご覧になっていることと思う。◆ここで一つ自慢話。私は4年近く前、このエアロスカイアゴラで「国宝ロス」と題して以下の文章を掲載しているのだ。長くなるがそのままコピペする。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆もう当分の間、読書はいいか。そんな気分である。そんな気分にされてしまうほど素晴らしい本であった。これほど楽しませてくれる本には滅多に出会うことがない。◆『豊饒の海』(三島由紀夫)、『青が散る』(宮本輝)、『優駿』(宮本輝)、『青春の門(筑豊編)』(五木寛之)、『ノルウェーの森』(村上春樹)、『69』(村上龍)、『翼はいつまでも』(川上健一)。これら私の人生を確実に大きく変化させた歴代の名著に並ぶ素晴らしい本に60歳を越えて出会えたことを大変うれしく思っている。◆その本は『国宝』(吉田修一)。私と近い感性をお持ちの方なら恐らく皆、私と同様に震えながら感動し、読み進めることだろう。◆吉田修一の本では『横道世之介』が大好きだった。2010年の本屋大賞では私は「まちがいなく『横道世之介』」と予想した。ところが大賞は『天地明察』(沖方丁)、2位『神様のカルテ』(夏川草介)だった。『横道』は3位だった。このころから私は「本屋大賞」を信用しなくなった。◆さらに『国宝』。この『国宝』は2019年本屋大賞にノミネートすらされていない。(全国の書店員さん!もっとしっかりしなくちゃね!)◆私はこの『国宝』の魅力を上手にお伝え出来ないが、興味ある方は是非「国宝 吉田修一」と検索して読んだ方の感想を確認してみてください。超オススメの本です。私はしばらく「『国宝』ロス」で読書をする気になりそうにありません。

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2025年12月11日 ---- ボス

人生のピーク

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友人知人の中に米国のハーバード大学やスタンフォード大あるいはUCLAを卒業した者がいる。彼らは異口同音に「あの学生時代はきつかった」と言い「でも良い思い出だ」と言う。また「社会人としての本格的なスタートを切る前にあの経験をして良かった」と言っている。「ハーバード卒だって?」と問われれば語るが、自分から学生時代の話題を始めることは少ない。◆友人知人の中に甲子園の土を踏んだ経験を持つ者も複数いる。彼らは「甲子園出場経験」をよく語る。問われもしないのによく語る。誰からヒットを打ったとか誰から三振を奪ったとか、甲子園での成績を語る者が多い。悲しいのは甲子園出場経験者のほとんどがその経験を人生のピークにしていること。甲子園までで自分の人生を出し切ったと思っている奴が多い。もったいない。残念だ◆種類は違うが「ハーバードを卒業するため」も「甲子園に出場するため」も大変な努力をしたことだろう。その努力を自分の人生に生かさないのはもったいない。甲子園がピークの人生は寂しい。

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2025年12月24日 ボスの
スケジュール
  • 午前接客(来客多数)
  • 午後論文執筆
  • 夕方銀座「パタ・ネグラ」で会食
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