◎2024年02月14日 ---- ボス ◎
- 核の最終処分場
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“核のゴミ”の最終処分場の選定に関し、北海道の二つの町村で実施していた調査報告書が公表された。次の段階に移行したいところであるが反対意見も多い。マスコミは反対意見ばかりを取り上げる。◆“核のゴミ”に限らず、何か事をなそうとしたときに多くのマスコミは反対者の立場に立って大きく報道する。「弱者の味方」=「正義」だと信じているようだ。これでは何事も前に進まない。◆「弱者の味方」が悪い、と言いたいわけじゃない。「私は『弱者の味方』だからその提案には反対です」というマスコミ姿勢が嫌い。◆「私は『弱者の味方』だけど全国民の幸福を考えた時に誰かが犠牲にならなければならないですよね。犠牲者は少ない方が良いし、犠牲者を手厚く保護してあげなければなりませんね。どのような手当てがいいのでしょうか?」・・・これくらいのスタンスでマスコミが報じてくれれば多くの問題の解決は早まるのではないだろうか◆「反対」を叫ぶだけでなく、どのような措置を講じれば犠牲者も納得してくれるのかをマスコミが提起することくらい考えてみて欲しい。
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◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
- しょうもない話
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先週の土曜、ゴルフも温泉も予定がなく、私は午前中は会社に行き少し仕事をした。正午に新橋の老舗サウナ「アスティル」の開店と同時に入店した。「アスティル」は風呂も良いがマッサージやアカスリも非常に良い。1時半から20分間の足裏マッサージ、その後60分間の全身マッサージを予約した。◆サウナ風呂で汗を流した後、1時半にマッサージ室に入った。いつもお願いしている大森さん(男性)が「キノシタさん、全身のあとにアカスリも予約されてますか?」と聞いてくるので「いいや、今日は足裏20分と全身60分のマッサージだけですよ」と答えたら大森さんが「そうですか。そうですよね。いや、アカスリにもキノシタさんという方が予約されてたので・・・」と言う。「なにかの間違いじゃないの?」と思いながら足裏マッサージの心地よさで眠ってしまった。◆その夜、翌日のゴルフの準備をしていると息子(31歳?)からLINEが届いた。「今日『アスティル』に行ったよ。父さんが足裏マッサージを受けながら気持ちよさそうに寝ていました。声かけませんでした。僕はアカスリしてきました。気持ちよかった」だって。◆しょうもない話です。
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◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
◎2024年02月09日 ---- ボス ◎
- 統計の落とし穴
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テレビ番組『A』と『B』。それぞれ毎週欠かさず観るという人を1000人ずつ追跡調査した。10年後に、『A』観ていた人のうち100人以上が死んでいた。入院している人も50人を超えていた。『B』を観ていた中で死んだ人はわずかに1人だけだった。入院中も3人しかいなかった。このデータをもとに『A』は呪われた番組、『B』は長生きを約束される番組となった。『A』を観る人はいなくなり、『B』の視聴率はとても高くなった。◆一面からのみ統計を取るとこのようなことがよく起こる。統計は疑ってみなければならない。『A』が『水戸黄門』、『B』が『開けポンキッキ』であったと聞けば「ああ、なるほど」となる。◆「『週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている人』は『そうでない人』よりも風邪にかかる可能性が30%少ないということが分かりました。皆さん風邪を引かないために週に3日は1万歩を歩きましょう」とラジオで言っていた。「嘘つくな!」と私はつぶやいた。「週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている」という段階でこの人は「健康に留意している人」である。「健康に留意している人」と「そうでない人」の差なのかもしれない。このデータからだけでは「1万歩」が「風邪の罹患を押さえる」ことには繋がらないと思う。
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