◎2026年02月13日 ---- ボス ◎
- 睡眠
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若い頃はよく眠った。どこででも眠ることができた。◆20歳代の後半は建設現場で工事監督をしていた。夜勤が多かった。「通し夜勤」と呼ばれる勤務形態は朝から通常勤務してそのまま夜の部も続けて勤務する。夜中にたまらなく眠たくなる。真冬の方が夏よりも睡魔が増したような記憶がある。アパートの階段で5分、ダンプの助手席で5分、セメント小屋で10分など仮眠を取りながら頑張った。◆工事現場には「飯場(はんば)」と呼ばれる職員用の寄宿舎があった。いや寄宿舎なんて品の良いものではない。粗末なプレハブ小屋である。夜勤のない現場でも、通勤に2時間かかる者はみなこの飯場に泊まっていた。6畳の部屋に2段ベッドを3台入れて6人で寝ることもあった。畳の上に布団を敷いて眠れることはそれだけで幸せだった。あのころ私はどんな状況でもぐっすり眠っていた◆40歳のときに今の会社「エアロファシリティー」を設立した。多忙と不安で眠れない日が続くようになった。60歳代後半になった今はそれほど多忙でも不安でもなくなったが深い睡眠は取れなくなった。◆アパートの階段やダンプの助手席やセメント小屋で仮眠を取っていたころは辛かったなあ。6畳に6人で寝ていたころはきつかったけどいい思い出だ。今は温泉宿でも一人で寝たい。温泉宿に一人でもなかなか寝付けない体になってしまった。ぐっすり眠る幸せを失って久しい。
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