‘ボス’ の記事一覧
◎2021年01月20日 ---- ボス ◎
- 今年のミステリー大賞はこれで決まり! 『野良犬の値段』が最高に面白い!
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毎年、12月になると各方面で、今年一番面白かったミステリーが発表される。最も有名で恐らく売り上げにも最も影響を及ぼすのが「週刊文春ミステリーベスト10」だと思う。私も1980年代から必ずこの「文春ミステリーベスト10」はチェックし、少なくとも1位になった作品は読むようにしている。◆ところがここ数年、わが国のミステリーは全く面白くなくなった。「まあまあ面白かったな」と言えるのは2016年の『罪の声』(塩田武士)が最後。「すごく面白かった」となると2011年の『ジェノサイド』(高野和明)まで遡らなければならない。まことに嘆かわしい状態が続き、徐々に徐々に我が国のミステリーの質は下がっていた。昨年の『たかが殺人じゃないか』(辻真先)なんて「カネと時間を返せ!」と怒りたくなる。もう日本のミステリは終わりだろうな、と思いながら本屋に入ったら百田尚樹さんがミステリーを書いたことが話題になっていた。『野良犬の値段』が平積みになっていた。「百田尚樹がどんなミステリーを書くのだろう?」そんな気持ちで購入した。◆実に面白い。止められない面白さ。一気に読了した。こんなに面白いミステリーは何年ぶりだろう? 今年の年末のミステリ3冠は間違いない。断言する。皆さんにもオススメです。... 続きを読む
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◎2021年01月19日 ---- ボス ◎
- 「従業員の家族も守らなければならない」・・重い言葉
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コロナの脅威はさらに増してきている。◆我が社では社長の私が感染してしまい社員や家族に迷惑をかけてしまった。仕事にとっても追い風になるわけもなく、予定していたヘリポート建設が中止になったり延期になったりで苦しい決算を覚悟しなければならない。それでも観光業や飲食業などに比べれば被害ははるかに小さい。恵まれている。観光業や飲食業の方々は本当に辛い毎日だろう。向こうに明るい希望があるのならまだ我慢もできるがそれが見えないだけに一層辛いことと思う◆昨夜のテレビに新橋の居酒屋チェーン店のオーナーが出ていた。「店、従業員、そしてその従業員の家族も守らなければならないのです。苦しい」泣きそうな顔をしてオーナーが語っていた。そう、分かる。「従業員の家族まで守らなけらばならない」のだ。責任は重い。◆実は私もオーナー社長として「従業員の家族も守らなければならない」と考え、毎日、必死で頑張って来たつもりだ。これは結構、きついのですよ。... 続きを読む
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◎2021年01月18日 ---- ボス ◎
- R-15を(E)と(G)とに分別してよ
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いつも真面目なこの欄としては珍しい(?)くだらぬことを書く。◆年末にコロナに罹患し、それ以来、とてもとてもおとなしくしている。先週は「緊急事態宣言」が発出されたこともあり一層おとなしくしている。読書とテレビに多くの時間を割いている。深夜WOWWOWを観る機会も増えた。夜中にWOWWOWを点けると聞いたことのない題の映画がかかっている。(「映画がかかる」という言い方は古いか!?)◆リモコンで番組名をチェックする。そこに(R-15指定)と出ていると興味が倍増する。で、ストーリーが分からぬまま、ずっとその映画を観ていると、途端に首を切られるシーンなどが登場する。私は(おそらく皆さんとおなじように)ガッカリする。◆「R-15指定」って「エロ」だけじゃなく「グロ」もそうなんですよね。こちらはエロいシーンを待っているのにグロいのが飛び出してきたら気持ち悪くて眠れない。「R-15-E」(エロ)、「R-15-G」(グロ)っていう風に表記を変えていただけないものだろうか? 皆さんも、そう思うでしょ?
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◎2021年01月15日 ---- ボス ◎
- PCR検査 陰性
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入院やホテルに隔離されたコロナ感染者は、症状が軽くなってもPCR検査が2回続けて「陰性」とならなければ退院、退室できなかった。その2回のPCR検査は中2日の間隔が必要だった。そのため入院期間、隔離期間は長かった。どんなに短くても2週間は入院していた。◆世界的に十分なデータが取れた、ということで昨年6月、基準が緩和された。私のように入院6泊で退院できる者も出てきた。「発症から10日経過、かつ症状が軽くなって72時間経過した者」は退院できることになった。「もうウィルスの力が弱くなって人に移すことはありません」との説明を受けた。退院に際してPCR検査の必要はなくなった◆なんか不安。「退院時にPCR検査しなかったよ。あれで大丈夫なの?」私は複数の友人の医師たちに訊ねた。「うん、大丈夫なんだよ。退院してすぐはまだPCR検査すれば半分くらいの人が『陽性』になるかもしれないね。でもそれはコロナのカスみたいなものでもう感染力はないから心配要らないよ」とのことだった◆それでも気持ち悪い。私は一昨日、再び自費(3万5千円)でPCR検査を受けた。昨日、結果が出た。「陰性です」・・嬉しくなった。安心した。一緒に自費で再検査した家人も娘も「陰性」であった。これで一安心◆友人の医師は言う。「抗体ができていてもそれが『変異したウィルス』にまで効くかは分かりませんよ。油断せず、マスク・手洗い・うがいは マメにね」と。そうですね、気を付けます。... 続きを読む
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◎2021年01月13日 ---- ボス ◎
- 今週いっぱいは許して!
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コロナ特有の後遺症か、体調がまだ優れない。なかなか本調子に戻らないことを多くの友人たちが心配し励ましのメールをくれる。◆「もし、超美人にお酒を誘われたら行くでしょ?それくらいまで元気は回復したの?」「いえいえ、まだまだそんな元気はありません。長澤まさみ・菜々緒・新垣結衣、この3人以外は誰に誘われてもお酒飲みに行きません」「えっ、そうなんですか? 菊川怜に誘われても行きませんか?」「鋭いところを突いてきますね。でもやはり元気なく、菊川怜さんから誘われても今は行きません。」「相当に重症のようですね?お大事に! ところで黒木メイサならどうですか?」◆くだらないメールのやり取り。それでも、こんなメールのやり取りでも、病み上がりには嬉しい。「気を付けて!」と言われるよりも「そろそろゴルフ出来るでしょ。予約入れましょうか?」などの方が嬉しい◆「免疫を高めるには明るいことを考えよく笑うこと」と私の尊敬する医師、松下祥さんが本に書いてあった。「明るいことを考えながらよく笑う」・・いいことを覚えた。昨夜はBSで「笑点」を観ていた。◆今週いっぱいはのんびりと「スロウペース」で調整させてもらおうと決めた。来週も予定は埋めないでおく。よろしくお願いします。... 続きを読む
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◎2021年01月12日 ---- ボス ◎
- コロナの後遺症
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6日に退院でき、翌日から出社している。7日(木曜)は2時間、8日(金曜)は3時間、会社の自室に籠った。3連休も毎日会社に来て半日以上は自室で過ごした。退院してそろそろ一週間。ところがまだまだ元気が出ない。◆熱はない(36.1℃)。咳もほとんど出ない。それどころか血圧は下がった。体重も入院前より2㎏減った。血液検査やレントゲンも問題ない。それでもカラダがだるい。気力が出ない。疲れやすい。◆それだけではない気もする。頭髪の抜け毛が増えた。記憶力が低下した。視力が落ちた。耳鳴りがする。・・・キリがない。これらはコロナの後遺症なのだろうか?いや、以前からそうだった気もする。ただの老化かもしれない。◆いずれにしても、まだまだ本調子とは言えない。のんびり行こう。部下や家族が頑張ってくれる。私は安心してのんびり行かせてもらおう。
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◎2021年01月10日 ---- ボス ◎
- 「出してやれよ」って、誰のカネだ?
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テレビのコメンテーターって奴が嫌いだ。大体が知恵もないくせに偉そうに、そして善人ぶって言う。政府の批判をしていれば、自分は正義の味方なのだと思っているようだ。◆コロナ禍、緊急事態宣言での政府批判はみんなで「俺たちは善人、政府の奴らは悪人で馬鹿」と言っているようだ。私にはコメンテーターの方がよほど悪人に見える。善人の仮面をかぶった悪人、或いは本当のバカなのか◆彼らはすぐに「カネを出してあげろよ」「保証してやらなくちゃかわいそうだ」などと、さも善人そうに言う。私は彼らに聞きたい。「『カネを出してあげろ』って誰のカネを出すの?」と聞きたい。カネを出すとなれば税金しかないでしょ?政府に「カネを出せ」と言っておいて、税金を上げるとなるとそれはそれで反対する。TVコメンテーターなんて馬鹿でもできる。いや、バカじゃないとできないか◆彼らが今言うべき言葉は、政府に向かって「カネを出してあげろよ」ではなく、自分と視聴者に向かって「みんなでカネを出しましょうよ。税金上がるのを我慢して、苦しんでいる人たちに回してもらいましょうよ」だろうが! そんなことを言っているコメンテーターは一人もいない。... 続きを読む
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◎2021年01月09日 ---- ボス ◎
- 徐々に元気になっています。
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昨年の大みそか、コロナ感染者専用タクシーに乗って一人、東京医科歯科大学病院に向かっていた。日比谷通りを走り、馬場先門を通ると左に皇居が見える。皇居前の景色が美しい。「にっぽん」の象徴。◆「キレイだな」と思いながら「この景色を見るのもこれが最後になるのかもしれないな」と弱気な考えが襲ってくる。トランプさんやブラジル大統領のボルソナーロさんのように強気で「大したことない、すぐに元気で戻って来るよ」などと言える感じではなかった。私はいつも悲観的で弱気だ。リーダーに向いていないのかもしれない◆悲観的な思いを持ちながら皇居を左に見たあれから一週間後、私は同じ道を「普通の」タクシーに乗って戻っていた。和田倉門を過ぎ、右手に皇居が見える。皇居前広場がまぶしい。「ああ良かった。生きて帰ることができた。それもこんなに早く。感謝、感謝だ。みんなに感謝だ。皇居前広場、きれいだなあ」そんなことを思っていた。◆みなさん、ご心配おかけしました。このブログを読んで私のコロナ罹患を知ったと励ましのメールもたくさん?いただきました。ありがとうございます。◆退院はできたもののまだ倦怠感、疲労感があります。この三連休はウォーミングアップ期間、徐々に慣らしていきます。徐々に元気になっているのを感じます。◆あらためまして、今年もよろしくお願いします。... 続きを読む
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◎2021年01月06日 ---- ボス ◎
- 退院かな?
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これからレントゲン撮影。移動式のレントゲン撮影機が私の病室に運び込まれベッドに寝て撮影する。医学と医療機器の進歩は凄い。◆レントゲンと血液検査の結果が良好であれば本日中に退院になる。「基本的に、もう人に移すことはありません。ただ万一がありますので、濃厚接触は避けるよう注意してください」となんか曖昧な説明。だが曖昧になってしまうことは理解できる。「もう絶対に大丈夫です」などとは言えないだろう。データが少なすぎるし、何かことが起こっても誰も責任を取れないのだから。◆まあ「意外と早く退院できて良かった」と思うようにしよう。しばらくは、これまで以上に注意して生きていこう。
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◎2021年01月05日 ---- ボス ◎

