‘ボス’ の記事一覧
◎2021年09月07日 ---- ボス ◎
- 雨をかわす
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本社から200mの距離に我が社の分室がある。分室の方が本社より広く、多くの職員が働いている。その分室での会議が予定より長引いた。本社に戻ろうと分室を出たら雨が降っていた。誰かに傘を借りるために8階の分室に戻るのもめんどくさい。大したことない雨だ、走っちゃえ。私は本社へ向かって駆け出した◆駆けているときにふとMちゃんを思い出した。学生時代に付き合っていたMちゃん。彼女と一緒に近所のスーパーへ行った帰り、雨が降り出した。私のアパートまでは50mくらい。私は駆け出した。ところが彼女は駆けない。ゆっくりと歩いている。◆「なんで走らないの? 雨に濡れるのが好きなの?」と私が尋ねると「ううん、雨には濡れるのいやよ。でも、走った方が濡れないのかなあ」と彼女。「あたりまえじゃん。10秒間雨に濡れるのと15秒間濡れるのでは違うでしょ?」と私が言うと「そうか、私、アタマ悪いからよく分かんないや」と彼女。そして彼女は続けた。「でもね、走ると顔にもお腹にも膝にも雨があたるよ。歩いているとアタマしか濡れないの」と。◆「この子、アタマいいなあ。かわいいなあ」と思った。◆あれから40年以上が経った。雨が降った時に、どのくらいの速さで走ればいいのか、私はまだ分からない。... 続きを読む
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◎2021年09月06日 ---- ボス ◎
- パラリンピック 感動!
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閉会式が始まると同時にティッシュの箱を手元に置いた。終了まで涙が出っぱなし。昨夜の東京パラリンピック閉会式は素晴らしかった。◆もちろんオリンピックにも感動したがパラリンピックはオリンピックとは異なる別の感動を私に与えてくれた。「工夫」の連続なのだ。おそらくオリンピック選手の多くはコーチが付き、そのコーチの指導と管理の元、決められたことを黙々とこなしていくことが練習の中心であろう。一方、パラリンピックの選手たちは一人一人特徴が大きく違う。コーチの言うとおりにやれるわけではない。自分で工夫しなければならない。両腕がない卓球の選手がいた。彼はラケットを口にくわえ返球する。サーブは裸足の右足でトスをする。とにかく「工夫」するのだ。◆多くのハンデキャップを背負った方々が頑張っている。彼らから多くを教わった。そしてもう一つ。笑顔で頑張っておられた多くのボランティアの方々。心から敬意を払う。◆「私たちは8年前に世界に向けてお約束した『おもてなし』の気持ちを見事に世界にお伝えすることができました」橋本聖子大会委員長の言葉も涙なしで聞けなかった。◆ありがとう。ありがとう。... 続きを読む
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◎2021年09月03日 ---- ボス ◎
- 大臣って
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高校生や大学生のころ、いや社会人になった初めの頃までは、いやいや正確には40歳ころまでは「大臣ってすごい人、中でも総理大臣は頭もいいしリーダーシップもあり正義感が強く胆力もすごい人なのだろう。特別な人なのだろう」と思っていた。◆仕事で、多くの国会議員や大臣に会ってきた。正直に言うと、まことに失礼ではあるが、一人も「この人すごい」という人はいなかった。もっと正直に言うと「きっとオレの方が賢いぞ。俺の方がもっときっちりと仕事やるぞ」という人ばかりだった。大臣なんて、普通の人ばかり。◆「小学校の頃から成績優秀、スポーツ万能、正義感が強くみんなに信頼されていた」なんて人は今では政治家を目指さなくなったのだろうか?
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◎2021年09月03日 ---- ボス ◎
- ジャズ喫茶なんてどうだろう。
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引退を考え始めている。そろそろ次の世代に今の会社を任せ、老兵は消え去る準備を始めなければならない。そういうことで少しずつ身の回りの整理を始めた。◆「さて、それで、今の会社から去って、オレは何をするんだろう?何もしないことに耐えられるのだろうか?それは難しそうだ。なにをしよう?それならジャズ喫茶をやりたいな。儲からないだろうな。儲からなくてもいいか、楽しければ」そんなことを考えている。ジャズに詳しいわけでもないし、美味いコーヒーを淹れられるわけでもないが、昔から「ジャズ喫茶経営」って響きに憧れがあった。
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◎2021年09月01日 ---- ボス ◎
- 都庁屋上のヘリポート 片方しかないのはおかしくないか?
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我が国の高層ビルの屋上には必ず消防ヘリコプターが活動するための施設がある。「Hマーク」「Rマーク」と呼ばれるものである。正式なヘリポートではないが、ほとんどの人は「ヘリポートだ」と思っている。「ウチのマンションの屋上にはヘリポートあるよ。ヘリが着陸したことはないけどね」っていう感じ。◆{Hマーク」「Rマーク」は高層ビルで火災が起こった時のための施設。下層階で火事が起こった時に屋上から救出することも想定している。我が国の消防と国土交通省住宅局が推奨してきた。私は世界に誇れる素晴らしい指導だと思っている。◆ところが不思議なことが一つ。皆さんYahoo地図かグーグルアースで東京上空からの写真を見ていただきたい。東京都庁を見てください。あの、でっかいツインタワーの東京都庁、「Hマーク」は片方のタワーにしかない。「都庁は確かにツインタワーだが、実は下の層は繋がっているので一つのビルなのだ。一つのビルなのだからHマークは一つで十分だ」との言い分が聞こえてくるが、それはちょっと無理な説明じゃないですか?◆誰か教えてください。なんで東京都庁には「Hマーク」が一つなの?... 続きを読む
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◎2021年08月31日 ---- ボス ◎
- 悲しき「四無主義」
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本日(令和3年8月31日)の産経新聞東京版に我が社はカラーの全面広告を出した。「カラーの全面広告」だ!◆もちろんカネもかかった。アピールしたいことがあった。キャッチコピーは『想定したなら対応を!』・・全国で頻発する洪水に備えることをアピールする狙いだ。◆実は私には「狙い」がもう一つあった。大新聞の東京版にカラーで全面広告を出すことによってわが社社員の士気も高まるのではなかろうか、ということ。・・・・残念ながら「大ハズレ」。社員全員、みんな無頓着◆昨日までに広報担当者が各事業部に「8月31日付、産経新聞に、カラー全面広告を掲載する」ということは伝え、どのようなデザインかも知らせていた。「もし、問い合わせの電話が入ったら・・」などと昨日は対応を検討していたようだった。私は少し期待していた。◆私は、今朝、各事業部の様子を見た。正直に話すと、誰かが駅売りの新聞を買ってきて、全面広告を開いてみんなでそれを眺めている様子を想像しながら会社に入った。◆一人もいない。事業部の責任者に「新聞買わなかったの?」と聞いてみた。「買いませんでした。すいません」で終わり。誰も関心がない。◆私が中学生か高校生の頃「四無主義」という言葉が流行った。当時の若者の「無気力・無関心・無責任・無感動」を表す言葉。残念ながら今のわが社にぴったりの言葉でもある。オーナー社長がいくら笛を吹いても誰も踊ってくれない。いくら「感動しろ!」「興味を持て」「面白がれ」と言っても反応はない。現代の「四無主義」はもはや修正不可能なところまで来ているのかもしれない。◆「指示待ち症候群」が蔓延している。悲しい。恐ろしい。... 続きを読む
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◎2021年08月23日 ---- ボス ◎
- 甘すぎるんじゃないの?
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日本ハムファイターズの中田翔選手が同僚に対して暴力行為を行ったことが判明した。球団は同選手に自宅謹慎を命じ、出場停止処分を科していた。一部報道では「今期どころか永久に現役選手としての復帰は無理かもしれない」とまで伝えられていた。ところが急転直下、「日ハム」~「巨人」間の無償トレードが報じられ、トレード成立直後の先週土曜日から同選手は先発メンバーに名を連ね、昨日は移籍第1号ホームランを打った。テレビでは長嶋茂雄氏から激励されている姿も報じている◆「なんか、おかしいんじゃない」ってみんな思わないの?「なんか、おかしいんじゃない」という報道を目にしないことがおかしい。◆「中田は同僚を殴って、結果的に良かったね。だって巨人の選手になれたんだもの」と言われるだろう。「実力があれば、なにをしたってかまわないんだ」となるのだろう。◆「野球の実力がある選手」なら人を殴って反省すれば巨人のユニホームを着ることができる。「実力がない選手」であったら永久追放になったかか知れないのに。こんなことがあって良いわけがない。せめて巨人は「今期は一軍では使わない」程度の対応をすべきだった。◆私は、二度と日ハムと巨人は応援しない。今回のことから「セリーグの嫌いな球団=巨人」になった。長嶋さんにも「?」がついた。「パリーグの嫌いな球団=日ハムとオリックス」になった。◆オリックス嫌いは仕事がらみの別の理由。
川村浩二・代表取締役社長兼オーナー代行は「暴力はいかなる社会であれ、決して許されるものではありません」とコメント。11日には野球協約第60条(1)項を適用してコミッショナーから「出場停止選手」と公示されていた。今後が注目されていた。
中田は2007年高校生ドラフト1巡目で日本ハム入りし、2011年に1軍定着。栗山英樹監督が就任した2012年から不動の4番を任され、2014、2016、2020年と3度の打点王。しかし、3年契約最終年の今季は39試合出場し、打率.193、4本塁打、13打点にとどまっていた。原辰徳監督のもとで輝きを取り戻すか。... 続きを読む
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◎2021年08月08日 ---- ボス ◎
- きっと誰かが揶揄う(からかう)
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東京五輪の閉会式、日本は空手の男子形で金メダルを獲得した喜友名諒選手が務めることになった。◆これを報じるニュースの見出しに笑った。『空手形金の喜友名諒が閉会式で旗手」というもの。知っている者は「空手形金」を「空手の男子の『形』で金メダルを取った」と理解するが知らない人が読んだら「空手形(からてがた)金」になる。◆見出しを書く人、もう少し配慮して言葉を選んでいただきたい。
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◎2021年08月06日 ---- ボス ◎
- 確かに。「なんで表敬表門なんてするの?」
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元宮崎県知事の東国原英夫氏が自身のツイッターで名古屋の河村たかし市長に嚙みついた。河村市長が、東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友選手の金メダルをかじった“事件”についてである。東国原氏は、河村氏が弁償して新しい金メダルを渡すべきとしたうえで、「大体、何で表敬とかあるの?本来なら、首長が選手や団体を表敬して謝意や敬意を表すべき」と書いた。確かに!◆東国原氏の発言まで私も気づかなかった。「なんで選手が市長や知事を表敬訪問するの」◆オリンピックのメダリストたちの多くは市長や知事を表敬訪問するのが慣例となっている。彼らはいったいどれほど市長や知事にお世話になったと感じているのだろうか?おそらく競技関係者らが市長や知事の気持ちを忖度し、メダリストを連れて行っているとしか思えない。東国原氏の言うようにそんな虚礼は即刻廃止すべきだろう。... 続きを読む
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◎2021年08月04日 ---- ボス ◎
- 中国の動向
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一昨日、我が国の株式市場では「ゲーム関連銘柄」が大きく値を下げた。原因は中国共産党にあった。中国では当局が「オンラインゲームは子供たちのまともな成長を妨げるアヘンのようなものだ」と糾弾し、規制をかける意向を発表した。世界最大のマーケットで今後ゲーム機器が売れなくなるかもしれない。多くの投資家は心配し「ゲーム関連銘柄」株を売った。株を売りながら「中国はひどい国だ。自由がない」と言った◆私は中国が好きでもないし全体主義・社会主義は嫌いだ。だが今回の中国当局の意向「子供のゲームに関し規制をかける」というのは極めて真っ当な判断だと思う。国民の将来を考えての素晴らしい判断だと思う◆なんでも自由、本人の思うままに許す日本は、もう今後あらゆる方面で決して中国に勝てなくなるのだろう。「中国は素晴らしい」と言いたいわけではない。「国家間競争において、個人主義は全体主義に適わない」という事実を日本人はそろそろ認識しなければならない。もちろん私は「全体主義になりましょう」などと言いたいわけでもない。「競争には負けても、幸せ度では負けない国造りを目指しましょう」と言いたいのだ。... 続きを読む
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