‘ボス’ の記事一覧
◎2021年07月07日 ---- ボス ◎
- 覇気がない! 賢くない!
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昨日、某大手建設会社で「防災ヘリポート」と「空飛ぶクルマのためのポート」の話をした。リモートで全国の30を超える営業所と繋がっている。◆熱海であんな大災害があった直後、「防災ヘリポート」は最も興味あるテーマの一つであるはずだ、と思っていたが・・。私の説明を聞き、皆、画面の向こうで首肯している。一通りの説明が終わったあと「なにか質問などありませんか?」と問いかけるが誰一人質問してこない。やはりリモートの向こうでは声を発しにくいのか◆代わりにリモートのこちら側、東京本社の者が質問してくる。情けない質問ばかり。私は講義をするときに想定問答を準備する。レベルの高い質問に即答できるようにするため。だが、昨日の会議で出た質問は私の想定問答にない些末なことに関する質問ばかり◆覇気がないのか、賢くないのか。聞く側の準備不足か。大企業でもわが社の会議と変わらないレベルであることが確認できた。もちろん嬉しいことではない。... 続きを読む
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◎2021年07月06日 ---- ボス ◎
- 白鳳、連勝
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今朝の新聞、スポーツ欄のアタマ「白鳳、連勝」との見出し。少し悲しくなった。数年前の白鳳全盛期には白鳳が負けたらニュースになった。初日、二日目に勝ったくらいで見出しになるなんて考えられなかった。当時の彼は勝つのが当たり前だったから。当たり前のことが当たり前でなくなるのは早い。◆雨の続く毎日。先日、新橋の細い道を傘をさして歩いていた。向こうから人が来る。傘をさしたままではすれ違えない。私は脇によけて彼が来るのを数秒待った。すれ違うときに彼が「どうもありがとうございます」と言って頭を下げた。少し嬉しくなった。このような状態で道を譲られると私は必ず頭を下げ「ありがとうございます」と言う。私は言うが、まず言われたことはない。「ありがとうございました」を言うのが当たり前なのだが、その当たり前をできる人がいなくなった。当たり前の「ありがとう」を聞いて嬉しくなり悲しくなった。... 続きを読む
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◎2021年07月05日 ---- ボス ◎
- 記憶力
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記憶力が悪い。特に「人の顔と名前」が覚えられない。「失顔症」とかいう病気のようだ。◆ゴルフ場のコースも全く覚えられない。同じコースを10回回っても全く覚えていない。2番ホールに行くともう1番ホールのことを思い出せない。ゴルフの才能がないってことのようだ◆ジャズはたくさん聴いている。メロディーは覚える。演奏者とその曲が収録されているアルバム名はほとんど知らない。ジャズ好きとは言えてもジャズ通にはなれないようだ◆道路を全く覚えられない。地図は読める。地図があれば迷わずに目的地まで行ける。だがその地図がなかなか頭に入らない。同じ場所でも歩いて通るときとクルマで通るときとで違う景色になる。極端な方向音痴なのだ。◆これほど記憶力の悪い私でも、それほど悩まずに生きていける。コロナ禍で大変だけれど、それでも平和な日本に暮らせることは幸せだ。もし私がジャングルに住んでいて、そこで戦争があれば、私は最初に殺されているだろう。... 続きを読む
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◎2021年06月28日 ---- ボス ◎
- 偏った報道? それとも報道陣の頭が悪すぎるの?
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コロナの感染者数を早く減らすためには、ワクチンを老人から先に打つよりも大学生など若者を先に打つべきだ、とかねてから私はこの欄で主張してきた。だが結局は目先の死亡者数を減らすことを最優先にし65歳以上の高齢者を優先することになった。◆もう一つ、日本人の30%程度がワクチン接種を完了すれば徐々に感染者は減ってくるだろうとも予測した。確かにデルタ株なる新しい変異株が急増しているようで楽観は許されないが、多分私の予想は当たるだろう。◆ところがマスコミは「新規感染者が増え始めた」「オリンピックは中止すべき」「再び緊急事態宣言を発出する必要があるのでは?」などとネガティブなことしか伝えない。バカなの? それとも何か悪意があるの?◆「新規感染者数」は確かに減少傾向から増加傾向へ転じている。だがワクチンの効果があって重傷者数と死亡者数は明らかに減少傾向が続いている。コロナの一番の恐ろしい点は病院業務がひっ迫すること。重症患者が減っているのであればその心配も少なくなっている。◆なぜ、そこを伝えない?... 続きを読む
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◎2021年06月22日 ---- ボス ◎
- 苦手な人
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話したこともないのだから本当は良い人なのかもしれない。ひょっとすると親しい友達になれるかもしれない。人を外見で判断しちゃいけない、とも思うのだが・・。そう分かってはいるがやはり苦手なタイプの人がいる◆「靴下を履かずにスーツを着ている人」「信号が赤でみんなが待っているのに、青に変わる前に一人歩き出す人」「同型の右ハンドル車があるのに左ハンドル車に乗る人」「短髪でオーダースーツを着て胸を張ってやたら自信ありげに歩く人」「大きな声で、歩きながらスマホでしゃべる人」「電車の中で日経新聞読んでいる人」「電車の中でスマホゲームやっている人」「あそこの毛を脱毛している人」◆サウナに行くと、あそこに毛のないヤツを時々みかけるようになった。そういう奴らはいかにも自信ありげに堂々としている。私は苦手だ。でも40年若かったら私もトライしたかもな・・。... 続きを読む
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◎2021年06月18日 ---- ボス ◎
- パワハラ? 腹が立つ!
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上司から「月曜までにこれを仕上げろ!」などと言われなくても、自分の意志で「やったほうがいい」と思えば土曜も日曜もなく働いた。土日に仕上げた資料や図面をみて上司は「おっ、お疲れさん」とか「さすがキノシタ」と言ってニコッとしてくれた。休日出勤手当も残業代も付かなかった。それでも「いいモノ」を作りたかった。◆自分がそうだったからといって今の若い人たちには強要できない。「なんとか月曜の朝までに用意してくれないか?」などと言えない。彼らは土日はプライベートに使う権利があるらしい。強要するとパワハラになるらしい。だから「月曜の朝までに用意してくれないか?」とは言えない。言えないが、言わなくてもやってくれている人がいるととても嬉しいだろう。「おっ、さすが〇〇クン。土日に頑張ってくれたのか、ありがとう」と笑顔で言ってみたい。まだそんな経験したことない。◆先日、ある中堅企業の社長と話をしていたら「若いころの自分のような部下が欲しいんだけどなあ」と言っていた。「まさに!」と思った。... 続きを読む
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◎2021年06月17日 ---- ボス ◎
- ハイブランド店の現状
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先週末、久しぶりに銀座の高級ブランド店を回ってみた。フェンディ、ヴィトン、エトロ、ディオール、サンローランなど。意外にも、どこもそこそこ客が入っていた。ある店で店員に聞いてみた。「中国からの観光客がいなくなって大変ですか?」と。彼は店長だった。店長は笑顔で私の質問に答えてくれた。「それが実はそれほど大きく落ち込んではいないのです。ご覧いただけますよう店を開ければそれなりにお客様が来てくださいます。中国の方が来なくなったらそれまで来られていなかった日本のお客様が増えました。日本のお客様は口々に『中国人が多いときは店の中がうるさいし入りづらかったけど中国人が来なくなったら入りやすくなった』とおっしゃっています」ということだ。「この店長、随分とはっきりと言うな」と思ったがそれは彼の本心なのだろう。頷ける。売り上げが極端に落ち込んでいないようで安心した。◆別の店で再び店員に尋ねた。「中国からのお客様が来なくなった分、日本のお客様が戻って来たの?」と。彼もまたその店の店長だった。その店長は「ええ、確かに日本のお客様が戻ってこられてはいるんですがね・・」と言いながら少し寂しそう。「『コレとコレとコレとコレとコレ、ちょうだい』と言って一度に何着も購入してくださるようなお客様は日本人にはいませんからね」だって。やはり中国の富裕層の爆買いがなくなったことは銀座のハイブランドにとってはマイナスのようだ。... 続きを読む
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◎2021年06月16日 ---- ボス ◎
- 菅首相、「見てくれ」も大切ですよ!
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最適任なのかどうか、素質があるのかどうか、は置いておいて菅首相が国民のために懸命に頑張ってくれていることは間違いない。失礼ながら、あの貧相な外見で、サミットで各国首脳と渡り合うのはなかなかできることではない。「おどおどしている」などと口汚く批判する輩もいたが「よく頑張ってきました」と私は思う。◆おどおどしているかどうかはともかく、誰かが菅首相のファッションに関してアドバイスできないものか。繰り返し失礼だがあのファッションセンスが貧相な外見をさらに情けなく見せている。◆ネクタイが長すぎる。「一国の総理がネクタイの長さなど気にしているヒマなど無いわい!」と叱られそうだが「人は見かけが9割」などとも言われるこの時代、もう少し気にして欲しい。◆「ネクタイの長さ」以上に大切なファッションマナーは「椅子に腰かけるときには上着のボタンをはずす」ということ。真面目なのか無知なのか知らないが菅首相はサミットのような大切な場所で椅子に腰かけるときスーツの上着のボタンを掛けたままで着席する。みっともない! 髪の毛ぼさぼさのジョンソンさんもみっともないが、それでもボタンしたままの菅さんに比べるとまだマシだった。... 続きを読む
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◎2021年06月15日 ---- ボス ◎
- 私には分からない「おいしいモノ」
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「あんた、本当にそんなに美味しいと思うのかい?オレには理解できんなあ」というモノがある◆「牛カツ」。新橋には行列のできる牛カツ屋がある。私も一度、並んで入った。予想通りの味。まずい、というものでもないが「おいしい!」と言うほどのものじゃない。銀座にも「牛カツサンド」を売りにしている店がある。これもそんなにうまくない。うまくもないのに豚カツより値段が高い。「牛カツ」を旨い旨いと言いながらテレビで食っているヤツ、信用ならない◆「生麺のパスタ」。ベチョッとした生パスタを売りにしている店もある。旨い旨いと言いながら食っているヤツがいる。理解できない。「本当は乾麺のアルデンテを食べたいけど、あれは手間がかかるから生パスタで我慢してね」というのなら分かる。ところがそうじゃないから私は理解できない。「生パスタ」を売りにする店、わざわざ生パスタを食べに行く客、私には理解できない◆「羽根つき餃子」。あんな中途半端なものを喜ぶのは子供だけだと思っていたら結構おばちゃんたちも喜んでいる。わざわざ「どうやって羽根を付けるのか」と工夫しているおばちゃんも多いと聞く。私には理解できない◆本当に「牛カツ」「生麺パスタ」「羽根つき餃子」って美味しいと思ってみんな食べているのだろうか?不思議でならない。... 続きを読む
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◎2021年06月14日 ---- ボス ◎
- 酒が弱くなった
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若いころはカラダよりも先にアタマが酔った。酒を飲むと陽気になり、声が大きくなり、大胆になり、怖いもの知らずになり、羽目を外し、エッチになった。翌日は反省したり後悔したりすることも多かった。それでも似たような失敗を何度も繰り返した◆最近はアタマよりも先にカラダが酔ってしまう。陽気にもならず、声も小さいままで、全く普通の精神状態のままでカラダが酒を受け付けなくなる。時には吐きたくなる。アタマが酔い始める前にカラダが酒を拒否するようになった◆おかげで酒のせいでの失敗はなくなり、翌日の反省もただ「飲みすぎたな」でおしまい。◆あー、若いころの、酒によって無鉄砲になっていた自分が懐かしい。
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