‘ボス’ の記事一覧
◎2013年03月18日 ---- ボス ◎
- ポーラ美術館
-

週末、久しぶりに箱根のポーラ美術館を訪問した。素晴らしい。鈴木常司さんの蒐集した世界中の名作はうっとりするものばかり。ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ルソー、ゴーギャン、マグリット、カンディンスキー、ルノアール、モネ、ドガ、ダリ、ルオー、藤田嗣次・・・・。今回、私が特に気に入ったのが杉山寧の「瞳(とう)」。羊が描かれた杉山らしい落ち着いた、和と洋の微妙な調和。まいった。◆いつも美術館に行くと不思議に思うのが人の流れ方。早い人は早く、遅い人は遅いのだが、なぜかほとんどの人がほぼ等速度で移動する。私は気に入った(気になる)作品がなければさっと歩き、好みの作品の前では立ち止まり十分に堪能する。それほど観客が多くない時間帯なら迷惑にならない。◆人生も、のんびりしたり急いだり、歩いたり、立ち止まったり、走ったり。最近は走ってばかりだったけど、ちょっと立ち止まって見ようか。美術館の鑑賞の仕方でその人の生き方が見えるのかもしれないな、などと考えたりした。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月15日 ---- ボス ◎
- 酒
-

毎日、銀座に出ているから酒に強いように思われているが実はからきし弱い。適量はビール1本程度。毎日適量を大きく超えて飲んでいる。大変だ。◆先日、幕張で仕事関係の会食をした。「オレアジ」というとても旨いイタリア料理店。おいしい料理と楽しい話でついつい飲み過ぎた。意識はしっかりしているがカラダに来た。帰りの電車で具合が悪くなった。なんとか乗り換えの八丁堀駅まで我慢してトイレに駆け込んだ。運悪く二つある個室は先客がいた。待つこと4.5分、ようやく一つの個室が空いた。飛び込むと同時に激しく戻した。情けない。ただ、意識はしっかりしている。酔っていない。ネクタイを汚さぬよう、ズボンを汚さぬよう注意しながらしこたま吐いた。よく、こんなに胃袋の中に入っていたものだと感心するくらい多くのものを吐いた。幾分、すっきりした。◆「来た時よりも美しく」を徹底する私はトイレットペーパーで床や便器をキレイに掃除した。さらに気分はすっきりしてきた。「もう飲むのはやめよう。」と今年になって何度目かの誓いを立てた。情けない。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月14日 ---- ボス ◎
- 青春時代
-

昨日、大学生の息子がドイツ旅行に発った。友人二人との貧乏旅行。ユースホステルを回るという。若い人がうらやましい。◆昨年、小欄の前身をまとめたものなど小さな本を出した。『おやじのぼやき』『経済論』そして『セクシージョーク』の3冊。読んでくださった方々の反響は悪くない、と思う。先日、嬉しい感想をいただいた。りそな銀行虎の門支店の星ノ谷行秀部長が来られて笑顔で言ってくれた。「3冊とも感心、感動しましたが私は特に『セクシージョーク』の『あとがき』に心打たれました。木下さんは素晴らしい学生生活を送られたんだな、と」◆嬉しかった。自慢の学生生活。カネがなく、自堕落な生活を送りながら、でも「若さ」と「夢」があった。◆30年以上経ち、若さも夢も半減した。自分は無理だが、私の回りの若い人が「若さ」と「夢」を語り、行動してくれるのを見ることが楽しみになってきた。私も・・・・老けたものだ。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月13日 ---- ボス ◎
- マスク
-

花粉症に悩まされている多くの方がマスクを着けている。私も昭和の時代からのベテラン花粉症患者の一人だが、薬が合ったのか体質が変わったのか、最近は少し症状が穏やかになってきた。そのため、めったにマスクをする必要はなくなった。◆仕事でいろんな会社や役所、病院などを訪問する。マスクをした方が出てきて、マスクをしたまま名刺交換をし、マスクをしたまま会議になることがある。失礼だ。かと言って「名刺交換のときくらいマスクを外しなさいよ」というのも角が立つ。せめて「花粉症がひどいもんでマスクをしたままで失礼します」くらいの断りはして欲しいもの。◆銀行や大手商社はさすがに立派。マスクをしたまま名刺を差し出すような、とぼけた銀行マンや商社マンとは出会ったことがない。社員教員がしっかりしているのか、そもそもその程度の気配りのできる人しか採用していないのか。いずれにしろ、相手に不快に思われないよう心がけることは大切。それに気づかない、いい年をしたオジサン、オバサンが多い。情けない。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月12日 ---- ボス ◎
- ヘリ商社
-

トヨタのプリウスなどは国内だけで月に1万5000台も売れるという。毎年のようにモデルチェンジを繰り返しそれに伴い性能も良くなっている。ヘリコプターはそうはいかない。最も売れている機種でも世界中でせいぜい年間100機程度だろう。30年間、基本モデルチェンジがない。年間100機しか製造しないのだからモデルチェンジをしたくてもできない。つまり30年以上前に設計された機体がいまなお「新機」として製造、販売され続けているのだ。想像してみて欲しい。車に例えると30年以上前のセリカやサニー、箱スカなどがいまなお「新車」として販売されているようなものなのだ。◆ここにスイスの新興ヘリコプターメーカーが新しい機種の開発を急いでいる。「小型単発」と呼ばれるカテゴリーは車に例えるなら4ドア2000CCのセダンと言ったところか。なにしろ30年以上新しい開発がされなかった分野だから世界中の注目の的になっている。セリカやサニーに対抗してレクサスを作るようなもの。出来上がる前から勝負はついている。「SH09」と名付けられたこの機種の日本での独占販売権をどこが獲得するのか業界では話題になっていた。◆当社が選ばれた。実際に日本の空を飛ぶようになるまでには恐らく3年~4年はかかるのだろう。しかし、すでに多くの問い合わせをいただくようになった。新しい夢が生じようとしている。 ◆◆◆「 SKYE SH09 」で画像検索してみてください。かっこいいヘリコプターの写真が出てきます。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月04日 ---- ボス ◎
- ムダ
-

「今期は少し利益が出そうだ」と思っていたら次から次から「節税商品の案内」と言ってアポイントのが入る。銀行系、損保系、ファイナンシャルプランナー、会計士、郵便局まで。おかしくないか?◆これだけ多くの会社の多くの優秀な人材が「節税できる商品」を開発し売り歩いている。買う人がいるから売っている。私には壮大なムダに思えてならない。税金の仕組みを複雑にするから、専門家が仕組みをすり抜けて税を少なく納める方法を見つけ出し、売り歩いている。◆節税商品は買う方は節税でき、売る方は利益を出すことができるウィンウィンの商品だ、などとしたり顔で説明される。「ウィンウィン」なんて言葉がうさん臭い。◆個人だろうが企業だろうが、こずるいヤツはすぐに節税などを考える。税の仕組みが複雑になればなるほど節税商品が生まれやすくなり、こずるいヤツと正直な者との間に差が生じる。税の仕組みはシンプルな方が良い。難しくするからムダが生まれる。◆消費税増税においては決して軽減税率など設けるべきではない。シンプルによりシンプルにするべきだ。こずるいヤツに成り下がった私が言うのだから間違いない。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年03月01日 ---- ボス ◎
◎2013年02月28日 ---- ボス ◎
- 最後の一発
-

少し堅いことばかり書いている小欄、今朝はくだけたネタで・・・。◆昨夜は銀座のお茶屋バー『楓』で盛り上がった。定例の異業種交流雑談会「マホロバの会」。某銀行の常務や公認会計士、企業経営者など、普段は難しい顔をして仕事をしている連中がこの会では緩む。直接、仕事に関係ない人たちの集まりだから油断でき、楽しい。昨夜は、日銀総裁人事の話から宝塚歌劇団の話へと飛び、そして誰が言いだしたか「最後の一発」の話題で盛り上がった。◆「最後の晩餐」はよく話題になる。死ぬ前の最後の食事、なにを食べたいか?というもの。「最後の一発」とは死ぬ前にあなたの希望できる人となんでもできるとしたら誰とセックスを楽しみたいか、というもの。実にくだらないが楽しく盛り上がった。残念ながら(?)「今の家内」などと答えた人はゼロ。某女優の名前が上がったり「昔の彼女」との答えがあったり。ロマンチックな回答からとても現実的な相手まで。◆およそ家人や部下には聞かせられない会話。男という生き物は50歳を超えてもいつまでも少年みたいなバカ話が好きなのである。私はなんと答えたか・・・? それは企業秘密。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2013年02月27日 ---- ボス ◎
- 眠れない
-
眠りが浅く短い。一泊して睡眠時の脳波検査を受けたことがある。睡眠深さは「0」~「4」の5段階に分かれている。「0」は覚醒、「1」はいわゆるレム睡眠と言う浅い眠りで夢を見ている状態。「4」が最も深いノンレム睡眠。私は一晩中「0」と「1」のみ。医師から「アメリカの統計では、木下さん、あなたの9年間生存率は80%になります。」と言われたのが今から7年前。「つまり、9年以内に20%の確率で私は死ぬということですね?」と問うた私に「あくまで米国の統計ですが。睡眠不足は他の重大疾病を引き起こしやすいことだけは確かです。」と続けた。◆あれから7年が経った。まだ生きている。まだまだ死にたくない。あの頃と比べストレスは随分減ったし、わずかながら体重も落としたが私の睡眠障害は全く変わらない。あー、ぐっすり眠ってみたい。
- コメント (0)
◎2013年02月26日 ---- ボス ◎
- バーテンダー
-

昨夜、以前から気になっていた銀座のジャズスポット「ノーバード」を初めて覗いてみた。親しい若手天才ピアニスト遠藤征志君のトリオが出演していた。ちょうどファーストステージが終わったところでセカンドまでに30分~40分間あった。私が案内された席はステージ近くのテーブル席。店内には私の他に20名弱の客がいたがそのすべてがカップルだった。私は気恥ずかしくなってステージからは遠いバーカウンターの席へ移動した。◆バーカウンターに客は私一人。カウンターの向こうではバーテンダーがアイスピックで氷を削っていた。四角い氷をピック一本で削りロックグラスの直径ぴったりの球体に仕上げる。最近のバーではあまり見かけなくなった光景。左手で持つ四角い氷が右手のピックで丸くなった。◆バーでは決まりがあるのかバーテンダーが一見の客に話しかけてくることはまずない。アイスボールを造るバーテンダーも同じ。静かにジャズが流れるカウンターでピックが氷を削る音だけが響いていた。10分間くらい眺めていただろうか、私は尋ねてみた。「左手、冷たくないの?」と。即座に返答が返ってきた。「ものすごく冷たいんですよ。泣きそうです。」◆知らなかった者同士が知り合いになる、この一言目の会話が好き。出会いを楽しむゆとりが出てきた。55歳にして私も「大人になったな」と感じた。... 続きを読む
- コメント (0)


