‘ボス’ の記事一覧
◎2020年02月10日 ---- ボス ◎
- 美術評論
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新聞の文芸評論に「私もまったくそう思っていました」と言いたくなる文を見つけた。藤田一人さんと言う美術ジャーナリストが書かれたその文を転載する。『・・・昨今の美術評論家は作品を目の当たりにした一鑑賞者としての率直な感想やそこから膨らむイメージよりも、作家の問題意識や歴史的背景といった客観的視点に囚われ過ぎではないか。そして、美術鑑賞自体が教養主義的になっていないか・・・』◆「美術館に行きたい!」「この絵が好き!」との感動を持って美術を楽しみたい。結果、それは教養になる。昨今は順序が逆になっている人が多い。つまり自分は本当は「好き」とも思っていなく「感動」もないのに、多くの評論家が評価したり或いはオークションで高値が付いた絵を見たら「すごい!感動した」などと言う輩だ。◆言い換えると「自分の感性」を大切にせず、「あの人の感性」「評論家の感性」と同じフリをする人が多くなったと感じる。◆「バスキアの絵、どこが良いのかオレにはまったく理解できない」と私ははっきり言う。「キノシタさん、あの絵の良さが分からないっていうのは美的なセンスがないんですよね」と美術評論家には言われそうだ。美術評論家に言われるのならまだいい。しったかぶりする「にわか美術好き」に言われそうな時代になってきた。... 続きを読む
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◎2020年02月07日 ---- ボス ◎
- 熱いオトコ。「日本」をそして「みんな」を先に考えるオトコ。
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結局オトコの魅力は「熱い」か「熱くない」かで決まるようだ。そして「熱い」の原動力は「これは、みんなのためになる!」との確信なのだと思う◆先日、仙台で熱いオトコの講演を聞いた。仙台に本社を置くゼネコンF組のF社長。彼とは妙な縁で30年近い付き合いになる。私より6歳年下。彼は私を「先輩!」と持ち上げてくれる◆全く逆。私はずっと彼から刺激を受けながら頑張ってきた。とても私は敵わない◆「自分の生活の安定のため」公務員を目指すものが多い。「金儲けのため」あるいは「名誉のため」政治家になる輩も多い。クソ面白くもない、鼻持ちならない奴らだ。私はそんな公務員や政治家を軽蔑しながら生きて来た(「国民のため」と頑張ってくれている公務員や政治家はもちろん尊敬している)◆F社長は違う。いろんな人がいることを肯定し、いろんな人に助けてもらい、いろんな人と一緒に楽しみ仕事をする。彼の自慢話に感動した。「私は毎晩、国分町で飲んでいます。私はここ30年間、一度も人を貶したりグチを言いながら飲んだことはありません」と言うのだ。確かにF社長の口から人の悪口を聞いたことがない。◆いろんな人を肯定し、みんなに応援してもらいながらF組は着実に大きくなった。熱い、立派なF社長に引っ張られながらF組は仙台でみんなから応援される大きなゼネコンになった。私はまたF社長から大きなことを教えてもらった。... 続きを読む
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◎2020年02月06日 ---- ボス ◎
- 超オススメ 映画「男と女 ・・」
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足が痛くゴルフに行けないので土日は映画ばかり観に行っている。私と同世代の方々に超オススメの映画を紹介したい。クロード・ルルーシュ監督作品「男と女 人生最良の日々」◆1966年に公開された「男と女」はフランシス・レイのあの甘く切ないメロディーであまりにも有名。「♬ ンーンーン ダバダバダ ダバダバダ ンーンーンダバダバダ ダバダバダ・・」のスキャットを聞くと海岸のシーンを思い出す。私は上映時は小学校の低学年。もちろん映画館では観ていない。中学生か高校生の頃、テレビの「金曜ロードショー」で観た。大人の世界の話、よく分からなかった。大人になりDVDで観た。やはり大した感動はなかった◆1966年の「男と女」の主演の男女がそのまま、同じ二人が50年以上経った後に出合うのが2020年「男と女 人生最良の日々」。実は映画そのものの評価はあまり高くない。週刊文春の5人の評者も高得点は入れていない。多分、彼らにはこの映画の良さは分からない◆まずtsutayaに走って1966年「男と女」を借りて自宅で観ていただきたい。観るのは夜でないとダメ。結構かったるいと感じるかもしれない。でも音楽は最高。映像もキレイ。そしてその翌日、劇場に足を運び現在上映中の「男と女 人生最良の日々」を大スクリーンで観る。昨夜のDVDを思い出しながら大スクリーンの映像を観る。必ず泣けます。溜まりません。超オススメです。「感動しなかったら料金返します」と言いたいくらいだ◆この映画はそうやって観るものです。評論家には分からない。さすがクロード・ルルーシュ。... 続きを読む
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◎2020年02月05日 ---- ボス ◎
- 膨らむ借金
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昨年、国内で生まれた日本人の子どもの数が86万4千人だった。統計開始以来、初めて90万人を割り込んだ。これは厚労省の予想よりも2年早いペース。我が国の人口はこれから毎年100万人ずつ減り続け40年後には8千万人なるという。たった40年間で人口が現在の2/3になるのである。◆一方、わが国の借金は昨年とうとう1100兆円を超えた。まだまだ増え続けることは明らか。◆仮に国の借金が現状維持できると仮定しても国民一人当たりの借金は増え続けることになる。テレビに出る経済評論家はなぜだかここを言わない。人口が2/3になり借金の総額が減じないのであれば、国民一人当たりの借金は3/2、つまり1.5倍になる。そろそろ「国民一人当たりの借金」という言葉で語られるべき問題ではないだろうか?
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◎2020年02月04日 ---- ボス ◎
- 冷たい人間かな?
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親の介護をしている同世代の友人が多くなった。同窓会の誘いに「自宅で母の介護をしているため残念ながら参加できません。盛会をお祈りします」などと返って来る。◆先日、自宅で母親の介護を続ける同級生(女性)と会った。母親がデイサービスに行っている間なら会えるという。「大変だね?」と言うと「大変だよ」と答える。彼女のお母さんは軽度の認知症だという。「施設は満員なの?はいれないの?」と聞くと「はいれなくはないんだけど、もう少し面倒みててあげたいの。施設に入ると認知症や老化の進行が速くなるっていうしね」とのこと。◆ゴルフ仲間(男性)にも同様な理由で自宅で懸命に母親の介護をしている者がいる。彼は母の介護があるので1泊のゴルフ旅行には参加できない。「ギリギリまで施設には入れたくないんだ」と彼も言う。◆私は違った。大分に住む母は晩年、軽度の認知症になった。私は「母さん、東京に来て一緒に暮らそうよ」とも言わず、「なんとか施設に入ってもらえないものか」と算段していた。母はかたくなに拒否した。熊本に暮らす姉が毎月、一週間ほど母の世話に帰ってくれていた。私は姉と一緒に、母親を説得したが母は施設に入ることを拒み続けた。◆その母は、4年前の今日、脳出血で倒れた。救急車で病院へ運ばれ戻ってこなかった。母への感謝の気持ちは大きい。だが私は「大好きな母さんともう少し一緒にいたい。そばで面倒をみてあげたい」とは思わなかった。懸命に親の介護をしている友人たちの話を聞き、「オレって冷たい男なんだろうか?」との疑問が湧いた。... 続きを読む
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◎2020年02月03日 ---- ボス ◎
- 席を譲るべきか?
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土曜日、映画「前田建設 ファンタジー営業部」を観るためにお台場のアクアシティーへ行った。映画は最高に面白かった。前田建設は私がかつて在籍した会社でもあり、社員が頑張る姿を見て何度も涙が溢れて来た。お勧めです。◆さてそのお台場へ向かう「ゆりかもめ」。始発の新橋から乗った。「優先席」が空いていた。私は正月に足首と膝を捻挫して歩くのも不自由だ。立っていても痛い。そして私はもう62歳、そこそこ高齢だ。優先席に堂々と座ってもいいだろう。老人や私よりも身体が不自由そうな人が来たら譲ればいいな、そう思って座っていた。◆次の駅で若いお母さんと3歳くらいの娘が乗ってきた。娘は私のすぐ横のバーにつかまっている。母親の顔を見上げては「座りたいよー」っていう感じで目線を送っている。私は戸惑った。これが80歳のジーサンだったらすぐに席を立ち「どうぞ」を譲る。3歳の子供に、62歳の足の悪い初老の男が席を譲るべきだろうか◆3分間程度葛藤した。次の駅を過ぎたころ、居心地の悪さに耐えられなくなって「どうぞ」と言い、子供に笑顔を向けて席を立った。母親は「やっと空いたわ」という顔で私を見てその席に座った。ニコリともしなかった。そして娘を膝の上に抱えた。母親も娘も「ありがとう」とは言わなかった。◆彼女らが話し始めたので気付いたが中国人だった。「ありがとう」の言葉を知らないのではなく感謝の気持ちが無かったようだ。私に一瞥もくれることなく会釈すらなかったのだ。◆少し悔しかった。... 続きを読む
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◎2020年02月02日 ---- ボス ◎
- オートロ失敗ではなかった
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昨日この欄で、福島県警ヘリの事故をおそらくオートローテーションの失敗だったのではないだろうかと書いた。どうも私の予想は間違っていたようだ。というのも昨夜のテレビで動機が旋回しながら落ちていく様子が映っていたから。オートローテーションでは機体は旋回しない。◆私のような操縦を知らない素人が勝手に予測をすると恥をかく。失礼しました。◆私の事故原因予測はともかくとして「訓練によって防ぐことができたかもしれない」ことは確か。操縦士のみでなく万一の時には同乗者や医療従事者はどのような連携プレーを取るべきかなど、欧米ではやっているヘリコプター訓練をわが国でもやるべきだ、との信念は変わらない。
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◎2020年02月01日 ---- ボス ◎
- ヘリ墜落
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今朝、ヘリが落ちたとの連絡が入った。福島県警のヘリが移植手術を待つ患者の元に臓器を運んでいる途中に落ちたようだ。詳しくは分からないが「墜落」というよりも「不時着失敗」という感じか。幸い搭乗者は皆、命に別状はない模様。搭乗者は皆助かったが移植手術は行われなかった。「命のための臓器」を待つ患者に臓器が届かなかったのだから「ああ、良かった」では済まされない事故だ◆事故原因などは軽々に語ってはならないのかもしれないが私はオートローテーションが上手くできなかったのではないかと思う。オートローテーションとは機体に不具合が生じたときに取る緊急着陸の仕組み。ヘリ操縦士は緊急時にこのオートローテーションで着陸する。十分な広さの場所さえあればヘリコプターは安全に着陸できる乗り物。◆だがオートローテーションでの着陸はなかなか訓練が難しい。訓練する場所もないし訓練自体が危険を伴う。我が国にはまともな訓練場所がない。実機での訓練が難しいのでシミュレーターで訓練することが多いが我が国にはシミュレーターもない。◆私は3年前から「日本のどこかにヘリコプターの操縦訓練場所が必要だ!」と訴え続け、そのために先週も福島県を訪問したところだった。残念ながら私の切実な訴えはなかなか御上に届かない。... 続きを読む
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◎2020年01月31日 ---- ボス ◎
- それなら結婚しなくていい!
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女性の国会議員が「それなら結婚しなくていい!」とヤジを飛ばしたら野党は「結婚軽視だ!」と大騒ぎ。「そんなことだから人口減少するのだ」などと訳の分からないことを言う。バカなマスコミは「あの発言の真意はなんですか?」などと発言議員を追い回す。さもとんでもないことを言ったように報道する◆私の家人の旧姓は「住吉(スミヨシ)」だった。私は「木下(キノシタ)」。もちろん個人の好みもあるが、おそらく世間一般では「住吉の方がいいな」と感じる人の方が多いだろう。だがもし家人が「木下って名前はイヤ。だから結婚できない」と言っていたら私は「それなら結婚しなくていい!」と言っていたであろう。◆職場では堂々と別姓が通るいまの時代、「(戸籍上の)名前を変えなくてはならないのだったら結婚できない」などと言う女性が本当にいて、「だったら結婚しなくていい」とその女性に言えず、「困りました」と玉木議員に相談した男が本当にいたのだろうか?私はそっちに疑問を感じる。「玉木さん、本当にそんな相談を受けたのですか?」とマスコミが聞いてくれたらいいのにな。◆「夫婦別姓」にはメリットもあるがいろいろとややこしい問題もある。それは議論を尽くすべきだ。断っておくが私は「選択制夫婦別姓」に反対する者ではない。まともな議論を尽くして欲しいだけ。◆「名前を変えなくてはならないのだったら結婚できません」本当にそんな相談を受けたのだろうか?情けない男だ。「それなら結婚しなくていい!」潔いとも思われる女性議員のヤジ。くだらぬ小さなヤジをことさら大きく取り上げて「それは結婚軽視だ」と詰め寄るバカなマスコミ。◆国会もテレビも、もっと重要なことに時間を使え! 桜とかヤジだとかどうでもいい!... 続きを読む
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◎2020年01月30日 ---- ボス ◎
- 今年のアカデミー賞はすごい
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週刊文春を買うとまず映画紹介のページを開く。「Cinema Chart」というページ。映画評論家など辛口5名がまもなく封切られる2本の映画を採点している。(☆☆☆☆☆)が満点。(☆☆☆)を付けることが多い。ところが1月16日号で紹介された2本はどちらともこれまで見たことが無いような高得点。◆「フォードVSフェラーリ」は(☆☆☆☆☆)が4人、一人が(☆☆☆☆)合計で(☆24)だった。そして韓国映画「パラサイト」は評者5人全員が(☆☆☆☆☆)。(☆25)の満点。こんな高得点の話題の映画、両方ともアカデミー賞作品賞にノミネート、となると観ないわけにはいかない。こちらは正月二日にゴルフで足首と膝を捻挫してしまい、まともに歩くこともできない。当然ゴルフもできないのでヒマが多い。心はスキップするような気持ちで、実際には左足を引きずりながら日比谷ミッドタウンへ◆「すごい!」「本当だ! とても面白い!」どちらも満点。昨年末に観た「ジョーカー」を含めこの3作品の中から今年の作品賞は決まるのだろう。(主演男優賞は「ジョーカー」のホアキンフェニックスで決まり!だろう)◆こんな話を大商社の幹部をしている親しい友人に話した。彼は年間に30回は海外出張がある。「フォードVSフェラーリ、観たいです!まだ飛行機ではやってないようです」と言う。私は大声で注意した。「なにを言うのです!面白い映画は劇場で観なくてはダメですよ。なかでも『フォードVSフェラーリ』は絶対劇場で観るべきです」◆悪いことは言いません。これを読んでくださっているあなた、是非「フォードVSフェラーリ」を観るために劇場に足を運んでください。超オススメです。早く行かないと上映終了になってしまいますよ。DVDで観ちゃダメですよ。... 続きを読む
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