‘ボス’ の記事一覧
◎2020年04月10日 ---- ボス ◎
- 普段からの心掛けが違う
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武漢でコロナが急速に広まったのは「どこでも唾を飛ばしながら大声で話す」下品な中国人の生活様式が大きな原因の一つだと確信している。中国は共産党ならではの強制力を持って都市封鎖を行いこの危機を乗り越えようとしている。イタリアやスペインの人たちも声が大きい。エレベータの中でも電車の中でも知らない者どおしがすぐに仲良くなり大声で語り合う。楽しい光景だが「握手やハグやキスの文化」と併せてコロナが広まったと思う。共産党国家ではないので国民はなかなか政府の言うことを聞かない。死者は増え続けた。◆一方我が国は。一部の若者はともかく、大多数の大人は分別があり必要以上の大声は出さない。握手もハグもしない。中国や欧米とは「文化」が異なり、わが国はかの国に降らべ大きく衛生的なのである。◆JAL、ANAの国際線に乗ると気が付くのがトイレがキレイなこと。乗客がトイレから出るとすぐにCAがトイレを洗浄するために入る。10時間のフライトでも離陸した時と目的地に着いたときでトイレはほとんど同じ状態。これが欧米の飛行機に乗るとまったくダメ。CAはまずトイレに近づかない。トイレはどんどん汚くなる。床のあちこちに湿ったトイレットペーパーが張り付いている。「トイレ掃除は私の仕事じゃないの」欧米のスッチーは客に向かって平気でそんなことを言う◆ふだんの衛生的なマナーと気配り、文化的な生活意識の高さ、わが国民はきっと都市封鎖をしなくてもこの難局を乗り越えられるものと私は信じている。... 続きを読む
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◎2020年04月09日 ---- ボス ◎
- 交通事故とコロナ禍
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1948年に4,000人だった我が国の交通事故による死者数が54年には6,000人になり58年には8,000人、62年には12,000人になった。二次曲線的に増えていた。「なんとかしなければ・・・」多くの政治家や役人が悩んだ。マスコミも「なんとかしなければ」と訴えた。日本中の交通機関をストップすれば年間1万人以上の命が救えることは間違いない。それでも誰も「クルマを止めろ!」とは言わなかった。言ったのかもしれないがそんなことは歴史に残っていない。◆コロナウィルスですでに100人近くが亡くなった。まだまだ増える勢いである。政府は緊急事態宣言を出した。テレビの評論家やマスコミはこぞって「遅すぎる!」と批判する。「人の命が最も大切でしょ!僕は正論を言っているだけですよ。遅すぎますよ!」と喚くコメンテーター。観ちゃいられない。◆「はいはい、あなたの言っているのは正論ですね。あなたが総理になったらすぐに日本中の交通機関を止めちゃうんでしょうね?年間、数千人の命が救えるのですからね」と安倍さんは言い返したいことだろう。かわいそう。安倍さん、政治家(特に与党)の皆さん、官僚の皆さま、医療従事者の方々、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。... 続きを読む
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◎2020年04月09日 ---- ボス ◎
- 緊急事態宣言に対する各国の反応・・「オマエにだけは言われたくないわ!」
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安倍総理が発出した緊急事態宣言に対し各国のメディアが「遅すぎる」「もっと強制力を持て」「生ぬるい」などと批判的だ。アメリカ・フランス・イタリア・スペインのメディアまでもが同様の記事を流している◆「オマエにだけは言われたくねえよ!」と言い返したくなる。人口1億2千万の我が国でコロナで亡くなったのはまだ100人に満たない。100万人に一人も死んでいない。アメリカ・フランス・イタリア・スペインの死亡率と比較すると二ケタも違う。「コロナ対策ももちろん重要だが、できる限り経済に悪影響を避けたい」と政府が考えるのは当然。◆野党も、国内のテレビの評論家もこぞって「遅い!遅かった!」「もっとたくさんカネ出して休業補償しろ!」としか言わない。そんなこと中学生でも言えるわ!◆安倍総理をはじめとして「国民の『生命』と『財産』を守る」べく懸命に頑張ってくれている政府及び各官庁の方々にも我々は「ありがとう。お疲れ様」と言う気持ちを持つべきだと思う。私は彼らを我が国の誇りとさえ思っている。... 続きを読む
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◎2020年04月08日 ---- ボス ◎
- また外れた 本屋大賞予想
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ゴルフのマスターズや全英オープンの優勝者、競馬の有馬記念やダービーの優勝馬など毎年気合を入れて予想する。中でも最も時間をかけて予想するのが「本屋大賞」。昨日、今年の本屋大賞が発表された。私の予想はまた外れた。受賞作は『流浪の月』(凪良ゆう)だった。もちろん私はこの本も読み「上位には来るだろう」と予想していたが、まさか大賞を取るとは・・。◆本屋大賞に限っては(いやマスターズもそうだが)私の予想はずーっと外れっぱなし。おかしい。私は自信あるのになぜ私が推す作品は受賞しないのだろう◆振り返ってみよう。『』が私が推した本屋大賞予想。(「」)が実際の受賞作品。「」の後ろは私が予想したその作品の順位◆
2008年 『八日目の蝉』(6位) (「ゴールデンスランバー」2位予想)
2009年 『のぼうの城』(2位) (「告白」3位予想)
2010年 『横道世之介』(3位) (「天地明察」2位予想)
2011年 該当作なし (「謎解きはディナーのあとで」ランク外)
2012年 『ジェノサイド』 (2位) (「舟を編む」2位予想)
2013年 『楽園のカンヴァス』(3位) (「海賊と呼ばれた男」2位予想)
2014年 『昨夜のカレー、明日のパン』(2位) (「村上海賊の娘」未読)
2015年 『サラバ!』(2位) (「鹿の王」未読)
2016年 『君の膵臓をたべたい』(2位) (「羊と鋼の森」2位予想)
2017年 『みかづき』(2位) (「蜜蜂と遠雷」2位予想)
2018年 該当作なし (「かがみの孤城)ランク外)
2019年 該当作なし (「そして、バトンは渡された」ランク外)
2020年 『ライオンのおやつ』(?) (「流浪の月」2位予想)... 続きを読む
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◎2020年04月07日 ---- ボス ◎
- 時差出勤の残業・・コロナ禍から学ぶもの
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コロナ対策で我が社では2月20日頃から時差出勤を始めた。言うまでもなく朝夕の混雑した電車を避けることが目的だ。職員を二班に分け、A班は07:30~16:00、B班は10:30~19:00の勤務とした。そうすることで新橋駅が最も混雑する朝8:00~9:30、夕方17:00~19:00に新橋駅に近づかなくてよくなる。◆時差出勤を始めて1か月が超えた。私はあることに気付いた。私が気付く前に誰か(できれば総務)に気付いて欲しかった。それはA班は残業が多く、B班は殆ど残業がない、ということ。各職員は曜日によってA班勤務になったりB班になったりする。きちんとシャッフルしている。それなのにA班は残業が多くB班は殆ど残業しない。◆A班が残業すると帰宅時に新橋駅の夕方のピークにぶつかる。B班が残業したら逆にピークを避けることになる。「コロナ対策のための時差出勤」と理解していれば残業はA班でなくB班でやるべきだ。◆ところがA班の終業時(16時)にはまだ外は明るく飲み屋も開いていない。回りにはB班の連中が仕事している。「ちょっと残業して行こう」となる。一方B班終業時(19時)には回りは暗く新橋の飲み屋はどこも「いらっしゃーい」状況だ。A班はすでに帰っている。で、B班の連中は残業せずにさっさと帰る。おそらくそういうことだろう。◆コロナ禍が我々に「壮大な社会実験」をもたらした。きっと得るものもあるだろう。いや、このコロナ禍からなにかを学ばなければならない。上司に指示されたままボーっと暮らしていたのでは何も学ぶことができない。◆「一所懸命に回りを見て、自分のアタマで考えてみろ!」私は繰り返し部下たちにお願いしているのだが・・・。... 続きを読む
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◎2020年04月06日 ---- ボス ◎
- コロナ終息後
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コロナ禍はジワジワと確実に日本を包み込もうとしている。仕事にならない。ストレスは溜まる。テレワークなどの壮大な社会実験が始まっている。数日前、私はこの欄でコロナ禍終息後を予想することが大切だ、と書き「コロナベイビー」や「コロナ離婚」が増えるのではないかと書いた。今朝の情報番組で早くも「コロナ離婚急増か?」と取り上げられていた。皆、同じことを予想する◆人と同じことを予想してもちろんかまわない。重要なのは予想すること。人が言っていることを聞き「ああ、そうだな」って思うようではチコちゃんに叱られる◆コロナ禍が終息したら何が起こる?社会が何に目覚めるのか?家庭のあり方、職場のあり方がどのように変わるのか?想像してみること、予想してみることが大切。◆「学力の低下が起こるのか?」「映画の人気が上がるのか?」「インバウンドはコロナ禍以前にまで戻るのか?」「結婚率・離婚率はどうなるか?」「派遣社員は増えるのか?」考えること、予想することは多い。... 続きを読む
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◎2020年04月03日 ---- ボス ◎
- デザイン後進国 ニッポン
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「レクサス」は「L」、「ホンダ」は「H」、「ダイハツ」は「D」、「スズキ」は「S」、「日産」は「NISSAN」、「トヨタ」だって「T」をアレンジ。我が国のクルマのエンブレムは殆どが会社名のイニシアルをデザイン化したもの。一方ヨーロッパ車は「ベンツ」「アウディ」「フェラーリ」「アルファロメオ」「ジャガー」「BMW」どの車のエンブレムにもイニシアルはない。会社名とは関係なくかっこいいエンブレムが付いている。クルマの前後に付いたエンブレムを見ただけで我々は「ジャガーだ」「ベンツだ」「BMだ」と見分けることができる。◆私がかねてから思っていたことを山口周さん、水野学さんの近著『世界観をつくる「感性✕知性」の仕事術』でズバッと指摘されていた。デザイン後進国ニッポンを指摘されている。◆このデザインに対する指摘だけでなくお二人の、「仕事」に関するアドバイスは素晴らしい。みんなに読んでもらいたい一冊。... 続きを読む
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◎2020年04月01日 ---- ボス ◎
- 本屋大賞予想
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今年の本屋大賞の発表の日(4月7日)が近づいた。私は候補作10作のうち9作には目を通した。「目を通した」というのは「読了した」ということではない。最初の50ページくらい読んで「これは無理。読むのは時間のムダ」というものもある。◆毎年、わが国の文芸小説の力量は落ちて行っている、と私は思う。魅力ある作家が出て来ない。魅力ある作品がない。そんな中で今年の本屋大賞。◆私の予想はズバリ『ライオンのおやつ』(小川糸)。他の作品を大きく引き離しての断トツの1位だ。・・(直木賞受賞作『熱源』(川越宗一)は読んでいない。直木賞だし、良い作品なのだろうと思うが今の私には少々重過ぎるテーマのため)◆『ライオンのおやつ』が大賞を受賞しないようでは本屋大賞は信用できない、とさえ思っている。◆心配なことがある。私は毎年、本屋大賞を予想するがこれまで一度も当たったことがない。だが今年は「ぶっちぎり」で『ライオンのおやつ』が素晴らしい。きっと私の予想は当たる。 (私が読んでいない『熱源』が受賞ならしようがないが・・・)... 続きを読む
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◎2020年03月31日 ---- ボス ◎
- 桜の苗が大きく育つ頃 僕らはみんな大人になるんだ
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コロナ禍で落ち着かない。街を歩く人は少ない。それでも桜は今年もきれいに咲いている。私はこの時期、必ず一度は桜の下である曲を口ずさみながら涙を流す。今年も愛宕神社の下を歩きながら涙した。◆父を亡くし、生まれて初めて「貧乏」を経験し、みじめに思っていた頃、小学校の3年生か4年生の頃だ。テレビで木下恵介劇場という番組があった。木下恵介監督の作品(ドラマ)が毎週放映されていた。その中で「記念樹」と題されたシリーズがあった。たしか孤児院を舞台に子供たちの友情を描いたような内容だったと記憶している。ストーリーは忘れたがその主題歌は今でも口ずさめる。◆「桜の苗が大きく育つ頃 僕らはみんな大人になるんだ・・・」当時この主題歌を歌いながら私は思っていた。「早く大人になりたいな、僕が大人になったら貧乏じゃない生活を送れるのになあ。でも、まだまだ時間がかかるよなあ。桜はなかなか大きくならないものなあ・・・。早く大きくなりたいなあ」◆60歳を過ぎた今、貧乏ではなくなった今でもあの頃を思い出すとボロボロと涙が溢れてくる。「よく頑張ったね」と自分を誉める。◆youtubeにその主題歌を見つけた。https://www.youtube.com/watch?v=6ZdG3IsUIkA... 続きを読む
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◎2020年03月30日 ---- ボス ◎
- 考えろ! 予測、予想してみろ!
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「調べる」ことはできても「考える」ことは苦手な人が多い。「考えろ!」と言われてもなかなか「考える」ということは考え慣れてない者には難しいことのようだ。それなら「予測、予想してみろ!」と置き換える。◆「コロナ禍はいつ頃落ち着くのだろう」「コロナ禍が去った後、社会はどのように変わっているのだろう」・・そんなことを予想・予測するのもいい。こんな頭にくる悲惨なコロナ禍であるが我々はそこから何かを得なければならない。◆「コロナ禍が去った後、なにが起こるでしょうか?」・・この問題に自分のアタマで考えてもらいたい。自分のアタマで考えずに、人が言っていたことをさも自分の考えのように言う「考えない人」が多すぎる。
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