‘ボス’ の記事一覧
◎2013年02月25日 ---- ボス ◎
- 渡辺利朗氏の死を悼む
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一昨日(23日)、朝日航洋株式会社の営業統括部の課長であられた渡辺利朗氏の通夜に参列した。もったいない。残念でならない。◆突然の訃報が届いたのは20日だった。驚いた。その前の週、12日から14日まで私は渡辺氏とともに鹿児島の鹿屋へ出張していた。鹿児島での渡辺氏は至って元気。夜は楽しく酒を飲み食事をした。実はその前の週の金曜(8日)にも銀座で食事をともにし、酒を飲み、ヘリコプター業界の今後を熱く語り合った。その時彼は私との待ち合わせ時刻に10分以上遅れてきた。寒い中、走って来られたようで汗を拭きながら、誠実そうに何度も頭を下げた。その姿が忘れられない。◆朴訥とした風貌、小さな事にはとらわれない飄々とした態度。少し頼りなげに感じる方もいたようだが、話をすると皆、彼のことが好きになった。誰からも慕われ、業界内の繋ぎ役のようなイヤな仕事も買ってでてくれた。大きな存在を失った。残念でならない。まだ50歳だった。寒い寒い夜の通夜であったがとても多くの方々が参列された。彼の人柄が偲ばれた。◆心臓動脈瘤が原因の突然死だという。渡辺さん、安らかに眠ってください。ありがとう。寂しい。... 続きを読む
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◎2013年02月20日 ---- ボス ◎
◎2013年02月19日 ---- ボス ◎
- 来た時よりも美しく
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九州の片田舎で育ったためか子供の頃からキャンプに誘われることが多かった。最終日、テントをたたむ際に毎回、リーダーは同じ言葉を口にした。「来たときよりも美しく」。キャンプ場に入ったときよりも、出るときの方が美しくなければならない。素晴らしい教え。◆電車や飛行機の座席、空港や駅の待合室に平気でゴミを置いていく者をよく見かける。借りた膝掛け毛布を畳まずに座席にほうって降りる人も多い。不愉快。◆私はホテルを出る際にもベッド周りやバスをなるべくキレイにすることを心掛けている。「どうせすぐに清掃員が来るのだから」ではなく「清掃員の方が部屋に入ってきたときにイヤな感じを持たないように」との気持ちをみんなで持ちたいもの。もちろんホテルでは「来たときよりも美しく」は無理だが、次にそこを見る(訪れる)方の気持ちに配慮する余裕は持ちたい。◆座席やホテルの部屋を汚したまま出るような人とはまず一緒に仕事はできない。... 続きを読む
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◎2013年02月18日 ---- ボス ◎
- 画集
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大学生になり一人生活を始めると少し大きめのスチール製の本棚を買った。最初は教科書だけだったその本棚が卒業時には蔵書が入りきれなくなり、本棚の隣にも山積みになっていた。本棚の最下段の多くを画集が占めていた。ゴッホ、ピカソ、コロー、マネ、モネ・・・・。◆大学すぐそばだった私の部屋は毎日のように誰かが泊まっていた。大学から遠い自宅から通って来る、クラス仲間が多かったが、その辺の飲み屋でナンパした女子大生などもよく泊まっていた。たまに誰も遊びに来ない深夜、一人ウィスキー(サントリー角瓶)を飲みながら煙草を持つ手で画集をめくることは最高の喜びだった。大学生という肩書へのナルシシズムのようなものがあったのだろう。◆最もよくめくったのがパウル・クレー、ワシリー・カンディンスキー、ルネ・マグリットの画集。デザイン画と言っていいのか。ただ絵やデザインを眺め、煙草を吸い、酒を飲み、ジャズを聴くだけの時間。すごい贅沢。残念なことに絵を眺めるだけで解説文を読むことをしなかったので美術史を含め知識が乏しい。せっかくだからもう少し美術の勉強をすれば良かったと今ごろ後悔している。◆今、本屋にすら画集が少なくなった。殆どの学生が画集を手にしたことすらないのだろう。「美」に対する欲求やセンスが30年前の学生にくらべて低くなってきているようで寂しい。... 続きを読む
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◎2013年02月14日 ---- ボス ◎
- 母親
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母は優しい。私の母は、私が高校を卒業してからずっと、もう40年近く一人で暮らしている。親不孝な私は、母のことが気になりながらも自分の好きなように生きてきた。母は、私が郷里の公務員になることを願ったが私は東京でやくざな生活を送っている。感謝している。申し訳なく思う。◆5年くらい前からだろうか、母の記憶力が極端に落ちてきた。「ボケ」の兆候。気位の高い母は決して「ボケ」とは認めず、誰にでもおこる単なる加齢による記憶力の低下だと言って病院に行くことも、ヘルパーに頼ることも拒み続けている。◆九州に出張するたびに母に電話を入れる。「今、◯◯に来てるんよ。でも忙しくて帰るだけの時間がないんよ。」と。母は私には特に優しい。「うん、元気ならいいよ。無理しなさんな。」と必ず言ってくれる。電話の声は若い。長く話さなければ記憶障害も気付かない。先ほども鹿児島から電話した。「うん、元気ならいいわあ。無理しなさんな。」電話の母は今日もとても優しかった。◆涙が頬を伝わった。
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◎2013年02月08日 ---- ボス ◎
- 運を天に任せる
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会社の経営であろうが家庭の平和であろうが或いは男女の問題であっても「運を天に任せる」という選択をしてはダメ。私の信念。もちろん自分の努力や才能だけではどうしようもない事は多い。いや、人生の殆どが運に支配されていると思っている。それでも簡単に運を天に任せてはダメ。「運を天に任せる」のではなく「人事を尽くして天命を待つ」ことが大切、と思ってきた。◆ところが年々、問題が増え続ける。仕事でもプライベートでも「よくこれだけ問題が起こるなあ」っという感じ。すべての問題で「人事を尽くす」ことは難しくなってきた。最近は「運を天に任せる案件」と「人事を尽くして天命を待つ案件」を仕分けるのが私の仕事になってきた。
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◎2013年02月07日 ---- ボス ◎
- 「大将」ではない!
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これもテレビの悪い影響だろう。寿司屋や小料理屋で主人に対して「大将」と呼びかける客が多くなった。大抵の場合、「大将」と呼ばれた主人は「はい、なんでしょう?」と笑みを含めて返しているがきっと内心では「俺は大将じゃないよ!」と言い返したいところだろう。◆「大将」は関西の言葉。大阪の居酒屋なら「大将」と呼ばれた主人は気持ち良いだろうが、銀座ではやめてもらいたい。「親方」あるいは「ご主人」と呼ぶのが礼儀。複数の客が主人のことを「大将」と呼び、当然のようにそれに主人が応えている店はやはり味も落ちる。◆昨日入った銀座のすし屋で若い男が「大将」と言った。すかさず上司と思われる男性が注意をしていた。隣で私は静かにほほ笑んだ。親方と目があった。彼も嬉しそうだった。
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◎2013年01月31日 ---- ボス ◎
- 仕返しの自殺
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度を越した体罰やイジメは許されるものではない。それらがなくなるように知恵を出し合う必要がある。重要なこと。ただ、体罰やイジメで自殺者がでるとマスコミはその「許されることではない」ということばかり声高に訴えている現状には違和感を覚える。一様に自殺した子供に強く同情し、原因となったイジメや体罰を行った者を厳しく非難する。マスコミのこの姿勢、立ち位置、間違ってはいない。だが、安全な場所から「あいつが悪い!」と指差しているだけのように感じてしまう。◆自殺した者へ同情するばかりで良いのか?一つひとつ状況は異なるだろうが、どうみても最近の自殺の多くは自殺自体が「仕返し」を兼ねているように思えてならない。マスコミが大きく取り上げ加害者を厳しく非難することで自殺した者の仕返しが達成できる。まさかマスコミが仕返しを手伝ってあげよう、などと考えてはいないだろうが、今の報道状況が続けばまだまだ「仕返しのための自殺」が増えてくるだろう。◆現状のマスコミの報道姿勢が「イジメは悪い事だ」と訴えて結果的にイジメが減る方へ流れるのか、あるいは「自殺はイジメに対する大きな仕返し」になるととらえられて今後も「仕返し自殺」が減らないか、簡単な問題ではない。このような問題があることを誰も言わない。... 続きを読む
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◎2013年01月30日 ---- ボス ◎
- 本屋大賞
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今年も「本屋大賞」のノミネート作品10作品が発表された。どの作品が大賞になるのか毎年楽しみにしている。例年、ノミネート10作品が発表された時点で半分は既に読んでいる。大賞が決まるまでには殆どの作品を読む。そして大賞受賞作を予想する。ここ数年、予想が当たったことがない。◆この賞が始まった2004年は「博士の愛した数式」、翌05年は「夜のピクニック」、06年は「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が大賞を受賞した。納得のいく作品だった。私の予想通りの受賞作だった。しかし最近は全く当たらない。私が歳を取って選考者の方々の平均年齢と差が生じたことが原因なのだろうか?そんなことはないと思うのだが・・。◆そして、今年の受賞作は。私は「楽園のカンヴァス」と予想する。◆本屋大賞に関して残念でならないことがある。2004年から始まったこの本屋大賞、もし2003年に始まっていたら、第1回本屋大賞はきっと「翼はいつまでも」(川上健一)が受賞していたであろうこと。この素晴らしい、読んだ人みんなに大きな感動を与える作品がもう一つ有名にならずに忘れ去られてしまいそうで寂しい。... 続きを読む
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◎2013年01月29日 ---- ボス ◎
- カネ欲しさに生徒を棄てる教師たち
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情けない!テレビ等で随分と騒いでいるから多くの方はご存じだろう。埼玉県で今年度末に定年退職を迎える教師の退職金の問題。任期いっぱいの3月末まで勤めるよりも1月末で辞めた方が130万円ほど多くもらえるという。2月、3月の給与が40万円ずつと仮定しても、2か月働かない方が働くよりトータルで50万円多い計算になる。バカな制度。どんなアホがこんな制度を考えて施行するのか。役人にはまだまだバカが多い。バカでも権限を持ってしまう。◆役人と言えば教師も役人。サラリーマン。教師の生涯収入は2億5000万円程度か。退職金も2000万円は下らないだろう。高々100万円程度のカネの多寡で、教師人生の最後を汚すバカサラリーマン教師が多いようだ。情けない。「人生はカネだけじゃないんだぞ!もっと、もっと大切なことがあるんだ」ということを生徒に示すことができる最高のチャンスを棄て、「あの先生は立派な先生だ」と言われる名誉を棄て、目先のカネに走る教師に教えられた生徒たちが可哀そうでならない。「所詮、人生はカネなんだ」と身勝手なサラリーマン教師に教えられた生徒たちの将来が心配だ。... 続きを読む
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