‘ボス’ の記事一覧
◎2014年09月11日 ---- ボス ◎
◎2014年09月09日 ---- ボス ◎
- 顧客のことを考えないアタマの悪い駐車場経営(羽田空港・国内線)
-

駐車場最大手の「タイムズ21」の西川社長がテレビで語っていた。「街を車で走っていてうちの駐車場の稼働状況をチェックします。そのとき駐車場が満車であることは決して嬉しくなのです。常に2~3台分のスペースが空いており、お客様が『あそこはいつ行っても駐車できる』と思っていただける状況が理想なのです。」というようなことを言っていた。さすがは日本一の会社にするだけの男、と感心した。◆羽田空港の駐車場管理会社はもう少し勉強してほしい。正月やゴールデンウィークが満車状態になるだけなら理解する。最近はウィークデーであってもほぼ毎日「満車」の表示がでている。先日は金曜日午後1時半に行って「120分待ち」との表示が出ていた。◆日本一の空港「羽田空港」のアクセスを担当する会社としてこの状態を「恥ずかしい」とか「申し訳ない」とか思わないのか?全く腹が立つ。これだから「官僚の天下り会社はダメだ」と言われるのだ。天下った人間には「サービス精神」やら「おもてなし精神」やら、あるいは自分が今在籍している会社への「危機感」はないのか? みんなボーっとしているのだろう。「私の力じゃどうしようもありませんからね」と。◆羽田空港の駐車場は一度行列に並んでしまうと抜け出すことができない。出庫する車があって新たに「空き」が生じないことには前にも後ろにも動けない。飛行機に乗り遅れる方々はいったい一日に何人いるのだろう。◆最近になって急になぜこのような「ウィークデーも満車」事態が生じたのか。彼らは原因を分析しているのだろうか。対処しようと考えているのだろうか?きっと「収容台数を増やしましょう」と小学生が考えるような会議をしているのだろう。◆羽田空港の駐車場が常に満車状態になったのには二つの原因があると私は思っている。アタマの悪い経営陣が「これが顧客へのサービスだ」とばかりに自信を持って始めたこと。一つは料金の値下げ。そしてもう一つは「予約」制度。◆駐車場は6フロアのうち2フロアが予約車専用になった。予約は1日単位で行うために使われていないスペースが多く生まれる。事実「予約車専用フロア」には多くの「空き」が目立つ。予約をしたが現れない車もあるだろうし、3日間の予約を2日間で出庫する車もあろう。逆に予約期間を上回っても出さない車もあろう。それらのためにどれだけ多く稼働していない駐車スペースがあるのだろう。◆値下げもサービス、予約制度もサービスと考える元役人。これではビジネスで使う者はいなくなる。◆みんな腹が立っているのに誰も文句を言わない。・・いや、この状態に不満を持っているのはひょっとしたら日本人で私一人なのかな?... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年09月08日 ---- ボス ◎
- 「先に領収書を寄こせ」だって?
-

毎日毎日、山のような書類にハンコを押す。実印・会社印・代表取締役印・銀行印・個人実印・認印・会社名ゴム印など。他にも海外との契約書にはサインが必要。毎日、1時間以上をハンコ押しとサインに費やす。なんとかならないものか。内容を確認もせずにハンコを押すことはできない。とくに実印、代表取締役印、銀行印の三つは担当者に内容を確認することが増える。◆たまにおかしな押印を求められる。「○○建設さんが、手形を送るから先に領収書を寄こせって言うんです」と言って経理担当の職員が領収書を持ってやってきた。「はあぁ?領収書っていうものは『間違いなく受け取りました』っていう証(あかし)でしょ。なんで受け取ってもいないものに領収書が出せるの?おかしいでしょ?」と担当者に言う。すると彼女は「ええ、私もおかしいとは思うのです。ですが○○建設さんは『他の出入り業者にも同じことをお願いして同じようにやってもらっている』というのです。『ウチの会社のやり方が信用ならないというのでしたら手形を取りに来てください』と言われました」と困った顔で答える。・・・「ああ、そうだったね。○○建設には前にも同じこと言われたね。」◆しようがなく私は領収書に代表取締役印を押し収入印紙に消印を押す。スーパーゼネコンの一つ。このやり方でこれまでトラブルはなかったのだろう。それにしてもこの常識に欠ける、自分のところの論理だけで協力会社を無理やり納得させるやり方は「おもてなし精神」が大きくかけていると指摘したい。◆まともな会社からは「書留郵便」で手形が送られてくる。気の利いた会社は手形と一緒に「領収書」と返信用封筒が同封されてくる。私は手形を確認した後にその領収書に代表取締役印を押すだけで良い。◆些細なことだが、非常識な会社はその会社のトップが「おかしいよ」と言い出さなければいつまでも改まらないのだろう。或いはマスコミが「こんな非常識な会社がある」と取り上げなければ・・・。だがきっとトップが知るにも、マスコミが興味を引くにも小さすぎる案件なのだろう。私のイライラはつのるばかり。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年09月02日 ---- ボス ◎
- 都市の色
-

京都市で新しい景観条例が、昨日(9月1日)から施行された。市内全域で、屋上広告や点滅照明の設置を禁止したほか看板の大きさや色、デザインについて細かな基準が定められた。市民の反応は賛成ばかりではないようだが、私は大賛成。◆観光都市、観光立国を目指すのなら特徴ある街づくりが必要。我が国の、他の街のように個人の自由ばかりが優先されていたのでは街のデザインは無秩序になり、結果どの町も特徴のない雑然としたものになる。各都市でその町の芯となり核となるイメージを作り、デザインの方向を決め、数年をかけてでも特徴ある景観作りを目指すべきだと私は考える。◆イタリアは各都市で大きく景観が異なる。山や川の景観ではなく街路の景観がことなるのだ。各都市にはそれぞれ個別の色があり香りがあるようにすら感じる。各都市は核となるモチーフを持ち、掲げているように感じる。私が感じたのは、ローマは「歴史」、フィレンツェは「朱色」、ミラノは「近未来」、ナポリは「海と火山」、ベニスは「水」。◆ドラえもんの「どこでもドア」に載って降りたところがローマであってもフィレンツェであってもミラノでもナポリでもベニスでも、一度訪れたことがある者ならそこがどの都市であるのかすぐに言い当てることができるだろう。だが日本の都市の町中にいると京都以外はどこも同じ。東京も大阪も名古屋も福岡も札幌も。これで「観光都市を目指している」というなど片腹痛いことだ。◆(※添付写真はフィレンツェの街)
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年09月01日 ---- ボス ◎
- 川嶋信義氏一周忌「偲ぶ会」
-

一昨日の土曜日(8月30日)、私の社会人としての「師」であり個人的にも「恩人」である故川嶋信義氏(元前田建設工業副社長)の一周忌の集まりがあった。かつて彼の部下であった者たちが中心となって35名の多人数が彼の眠る墓を参り、その後「偲ぶ会」となった。故人の奥様もご参加くださった。奥様とお話をした方々が冗談ぽく同じような発言をした。「川嶋さんは、我々部下の面倒を一所懸命にみてくれた。自分のことよりも会社のことや部下のことを心配してくれた。しかしどうも奥様のことをはじめご家庭のことはあまり面倒をみてなかったようだ」と。彼は自分と自分の家族まで犠牲にして我々のようなデキの悪い部下たちを守り励ましてくれていた。◆これだけ多くの部下や同僚に慕われていたことを、彼が倒れて初めて奥様は知ったようだ。手術前には大勢が病院に駆けつけ、自宅療養に移ってからも見舞客は続いた。彼を慕ったのは部下や同僚だけではない。先日、元前田建設工業社長の前田靖冶相談役とお会いしたのだが川嶋さんの話になると「キノシタさん、彼は私の片腕なんてものじゃなかった。亡くなって、まさに私は両腕をもがれたようなものなんですよ」と寂しそうに語っていた。◆多くの者たちが川嶋さんのことを「師」と仰ぎ「恩人」と思う。「両腕」に例える元社長。こんな素晴らしい方を「ご主人」に持った奥様、こんな魅力的な男性を「お父様」に持てたご家族、実はとってもとっても幸せであったことと私は確信している。◆私は「偲ぶ会」では不覚にも涙に襲われ、自分の思いを皆に伝えることができなかった。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年08月27日 ---- ボス ◎
- 人使いの荒い会社
-

私は大学を卒業すると「土木技術者」として前田建設工業(株)に就職した。東京の都市土木の現場に配属された。仕事はとてもきつかった。苦しかった。忙しかった。「土木技術者」など肩書のみで実際には「作業員」のようであった。鉄筋を結束したり、一輪車でコンクリートを運んだり、スコップで穴を掘ったりした。糞尿まみれになって下水の中を歩いたこともある。夜間作業のある現場を、昼間も夜間も所長として、一人で2か月間も現場監督したこともあった。休みは極端に少なかった。まだそんなことが許される時代であった。◆若いころ自分がとてもきつい思いをしたので今の若い方々にはあのような辛い思いをさせたくはない。そう思う一方で「なにやかや言うが結局今の自分があるのはあの苦しい思いを経験したからだ。若い方々こそ仕事できつい思いをした方が良い」と考える自分もある。◆時代が違う。「ブラック企業」などと呼ばれたくない。社員には心から「この会社で働けてオレは幸せだ」と思ってもらいたい。これは本心。◆昨日、長崎医療センターのヘリポート竣工式に臨席した。当社から5名が招かれたが式典の始まる30分前になっても山本課長の姿がない。心配し始めた頃、汗を拭きながらニコニコして彼が現れた。私は彼に尋ねた「お疲れ様。今日はどこから来たの?」。彼はまだ汗を拭きながら「ええ、昨夜、鳥取の打ち合わせが長引いたので鳥取に泊まりました。で、東京で打ち合わせがあったので今朝、羽田に戻ったのでギリギリになってしまいました」と。なんと鳥取→東京→長崎と移動していたのだ。◆長崎医療センターの竣工式典が無事終わり、皆がパーティー会場へ席を移そうとしていると山本課長が笑顔で声をかけてきた。「社長、私、これから大阪で打ち合わせがありますので、申し訳ないのですがパーティーには出席せず大阪へ移動します」と。彼は一日で、鳥取→東京→長崎→大阪 と移動することになる。◆「人使いの荒い会社」「ブラック企業」などと言われたくない。救いは山本課長がニコニコしていたことだ。前田建設工業時代の私はあんなにニコニコできなかった。「超ハードと言っても移動がハードなだけだ。糞尿の中を歩いてたオレの時代に比べればまだましだろう」などと言い訳をしている自分がいた。◆頑張ってくれている当社職員の皆様に感謝。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年08月26日 ---- ボス ◎
- 嬉しい補助金
-


昨年、特許を取得し現在商品化に向けて開発中の海難救助用具「スパイラル・レスキュー(仮名)」。世界特許の申請料と、量産化へ向けての開発及び実験費用でトータルで数千万円がかかる。我が社のような零細企業にとってはとても大きな出費。それだけの費用を投じても確実に回収できる保証はない。「社運を賭ける」というほど大げさなものではないが、かなり大きなリスクがある。(ちなみに私は、経営者は絶対に「社運を賭ける」ような博打的判断をしてはならない、と信じている。)そこでなんとかリスクの軽減を図れないものかといろいろと探っていた。◆東京都に新商品開発に関する助成金制度があることが分かりそれに挑戦することにした。いろんな審査を幾つも受け、お盆前に最後の社長面接試験があった。厳しい質問が投げかけられた。やはり簡単に補助金は降りない。面接で私は真摯に熱い思いを語った。◆昨日、文書で「合格」の通知が届いた。特許申請費用、開発費用を合わせて1700万円強を東京都が援助してくれることが決まった。嬉しい。ありがたい。おカネの補助はもちろんとても嬉しいがそれ以上に東京都がこの製品の開発に期待してくれているということが嬉しい。◆現在、日本・韓国・タイの3拠点で「スパイラル・レスキュー」の開発と実験が進められている。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年08月25日 ---- ボス ◎
- セクハラ?
-

ソチ五輪の閉会式後の打ち上げパーティの席で、日本スケート連盟会長の橋本聖子参院議員が高橋大輔選手にキスを強要したとゴシップ大好きの「週刊文春」が報じた。◆「橋本聖子、やるなあ!」「聖子、意外とスケベ!」「ハメ外し過ぎ!」「ストレス溜まっていたんだろうな」「さすが大輔、もてるなあ」など世間の人々の感想はさまざまだろう。「大輔、かわいそうに」という感想もあるだろう。◆テレビでは感情的なコメンテーターが例によって「とんでもないこと!」とがなりたてていた。「逆を考えてみてください。橋本聖子~高橋大輔を森喜朗~浅田真央に置き換えて考えてみてください。そうだったら大騒ぎですよ。それと一緒なのですよ。大変なことですよ!」と・・・。思考停止状態の視聴者の多くがまた「そうだ、そうだ、とんでもないことだ。セクハラだ、パワハラだ」と言い始めた。◆橋本聖子が高橋大輔にキスを迫るのと森喜朗が浅田真央に迫るのが本当に同じ関係か?私は疑問を感じる。いや、感覚的には明確に「同じではない」と言い切る。森喜朗が浅田真央に迫ることは許されないが橋本聖子が高橋大輔に迫ることはまあ大目に見てあげてもいい。もし森喜朗から浅田真央が強引にキスされれば浅田真央は大きく傷つくであろうが、今回の高橋大輔がそれほど傷ついたとは思えない。そこには「男」と「女」の違いがある。◆和田アキ子さんは「キス魔」で有名。みずから楽しそうに武勇伝を語る姿を何度かテレビで見かけた。私は和田アキ子さんのことが好きではない。はっきり言うと嫌いなタレントであるが、それは「キス魔」とは全く関係のない彼女の言動が嫌いなだけ。「キス魔」和田アキ子にはむしろ好感を抱いている。◆セクハラ、パワハラ、コンプライアンス、なんでもかんでも明確な線を引いてあげないと判断できないマニュアル依存症が増えている。最近のマニュアルには「男と女は同じ」と書いているようだ。嘆かわしい!これでは男も女もがんじがらめ。なにもできなくなってしまうのでは。◆そろそろ「男と女は違うところが多い」と誰か言い出さないかなあ。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年08月19日 ---- ボス ◎
- 算数が苦手な我が国のリーダー
-

安倍総理は「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上」とする目標を掲げた。◆全くナンセンス。(教員など特殊な職業を除くと)2014年現在、わが国で指導的地位に就いている女性の割合は10%。これをたった6年間で30%にするというのだ。算数が少し分かれば「そんなバカな!」ということになる。◆分かりやすいように「指導的地位」という言葉を「管理職」に置き換えて説明する。現状の管理職が「男900人・女100人」とする。平均的に管理職に就いている期間は18年程度か。そうすると6年間で「男300人・女33人、合計333人」が新しい者と入れ替わる。入れ替わった結果が安倍総理が求める「男700人・女300人」となるためには新管理職者333人の内訳が「男100人・女233人」でなければならない。◆「2020年までに私は管理職になりたい」と願っている者が男女同数だとして、それを均等に振り分けても算数的には新管理職者は「男166人、女166人」だ。実際には「管理職に就きたい」と願っている者はまだまだ圧倒的に男の方が多いのが我が国の現状。「6年後には管理職の3割が女性になる」など、まともな企業が到底達成できる数値目標ではない。◆リーダーが現状を認識せず結果だけを求めていると日本国株式会社はとんでもない方向へ進んで行く。残念ながら現在の我が国のリーダーたちは「日本国株式会社」の経営者としては才能がないようだ。算数ができない経営者は会社を潰してしまう。◆もし、できないと分かっていながら人気取りのために数値目標を示しているのだとしたら「頭が悪い」どころか「悪人」のレッテルさえ貼られかねない。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2014年08月18日 ---- ボス ◎
- 酒場にて
-

お盆休みの前、行きつけの銀座のバーで下品なオトコが隣に座った。彼は「10年ぶりにこの店に来ました」と言う。「そうでしたか、ごめんなさい。気付きませんで」とママが答えた。カウンターには常連客が並んでいたがそのオトコは「僕が今夜の主賓なのですよ」といった感じでペラペラと一人で喋り続ける。上品な常連客たちは「うるさいね」とも「静かに飲め」とも言わず、そのオトコの聞き役を演じていた。私もそんな上品な常連客の一人であった。そのオトコの話は「僕はカネ持ちなんだよ」と言うことに尽きた。「ここ数年、年収が1億円を超えている」と言うような話をしたと思ったら「美味しいシャンパンが飲みたい」と言い出し、その店で最も高級なシャンパンをオーダーし、それをカウンターの常連客みんなに振る舞った。常連客はみんな上品に対応した。「どこのどなたか知らないが、あんたに酒を振る舞われる謂れはねえよ」と言う人はいなかった。1杯ずつ飲み「ありがとうございます」とか「うん、美味しいですね」などと言っていた。私もそんな上品な常連客の一人であった。◆お盆休み、中学時代の友人とゴルフを楽しんだ後、四人で「鳥吉(とりよし)」に行った。「鳥吉」は日本で一番旨い焼き鳥屋だと私たちは信じている。その日も満席であった。カウンターに四人並び、ビールを飲みながら今日のゴルフの反省や中学時代の楽しかった思い出話をしていた。我々の隣に感じの良い青年が二人並んで飲んでいた。どちらからともなく話し始めていた。彼らはともに23歳だという。うちの息子と同い年。彼らは私たちのことを「おとうさん」と呼んだ。「僕らがおとうさんたちくらいの年代になったとき、そんなに楽しく飲む仲間ができるのか不安です。」などと言っていた。彼らと一時間ほど楽しく飲んだ。我々四人は腹ごしらえが終わり、次の店に向かうことになった。誰からともなく「若いおにーさんたちの分も払ってやろうよ」と言うことになった。6人分で3万4千円。4人で割れば高くない。二人の好青年はとても驚いていた。「楽しく飲ませていただいて、ごちそうまでしていただいては・・」と遠慮しようとした。最後は最敬礼で私たちを送り出してくれた。◆飲み屋での会話、カネの使い方もいろいろ。私は上品に振る舞ったと確信している。そして思った。「あの銀座の金持ちにはきっと素晴らしい友人は一人もいないんだろうな」と。... 続きを読む
- コメント (0)

