‘ボス’ の記事一覧

2015年06月03日 ---- ボス

梅雨

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真夏のような暑さが続いた5月から一転、曇天の毎日である。東京でもまもなく梅雨入り発表があるのだろう。◆ゴルフをする機会が多くなるにつれ「雨は嫌い」と発言することが多くなった。だが自堕落な生活を続けていた学生時代、私は雨が嫌いではなかった。雨の日は大学へ行かなかった。雨だからわざわざ友人たちも私の部屋まで迎えに来なかった。夕暮れを待って雀荘かパチンコ屋か映画館に出かけていた。雀荘に行ってもパチンコ屋に行っても必ず仲間がいた。もっとも雀荘にもパチンコ屋にも映画館にも行けず家庭教師として稼がねばならない日の方が多かった。自堕落な学生は優秀な家庭教師でもあった。生徒や父兄からの信頼は厚かった。◆なぜだか分からないのだが、雨の日、学校へ行かずアパートで寝ているとよく女友達が遊びに来ていた。近所の高校生だったり短大生だったり、酒場の女性だったり。顔もスタイルも普通以下、カネも全くないのに「優しい九大生」「楽しい九大生」「かわいそうな九大生」というだけで女友達に恵まれた。福岡では九大生というだけでモテることがあった。雨の日の夕方、窓を閉め切って、私の部屋を訪ねてきた女友達たちと汗を流していた。女性と二人でいるところにノックがあると居留守を使った。女友達がぶつかることも何度かあった。映画のような日々だった。いや、実際にはなにもなかったのかもしれない。詳しくは覚えていない。◆もうすぐ梅雨入り。暦の上の「入梅」は6月11日、私の誕生日である。58歳になる。さすがに女友達はいなくなった。居留守を使うこともなくなった。

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2015年06月03日 ---- ボス

客は黙って去って行く(2)

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この欄で私は何度も繰り返しているが「選挙権年齢の18歳への引き下げ」には反対である。現代の我が国の18歳の多くは未就労者であり税金を納めていない。政治とまともに向き合う環境になく、ノンポリの学生ばかりである。親や教師のちょっとしたアドバイスによって自分の考えがぶれる。彼らに選挙権を与えるのは速すぎる。◆しかし今日もあるテレビでは複数の低開発国を例にあげ「これらの国では選挙権は16歳からです」などとくだらぬ情報を伝えていた。当たり前だ、低開発国の18歳は皆、働いている。政治を考えている。モラトリアムなどと言っていられない。超先進国となった我が国、平均年齢が80歳を超えている我が国と比較するな!◆最近、国会議員と話をする機会が何度かあった。私は彼らに聞いた。「なんで選挙権年齢を18歳に引き下げることにあなたの党は賛成するの?彼らはまだ政治のことなんて考えてないでしょ?」と。◆自民党の代議士は私に小声でこう答えた。「キノシタさん、意外に思われるかもしれませんがね、最近の選挙結果を分析すると20歳代は男女とも自民党票が多いのですよ。20歳代が自民党ということは18・19はさらに自民党票が多いのですよ」と。◆別の日に同じ質問を民主党の議員にした。彼はこう答えた。「憲法改悪には反対でしょ。戦争反対でしょ。若い世代は戦争反対なのですよ。60年代70年代、多くの若者が『安保反対』と頑張ったでしょ」◆再び自民党の議員に出会った。先ほどとは別の自民党議員である。「憲法改正には若者の多くが反対するんじゃないの?」私は尋ねた。彼はこう答えた。「だからね、実際に彼らが選挙権を行使するようになる前に、憲法改正を今国会で方向付けなきゃならないのですよ」◆私の予想したとおり。「18歳に選挙権を与える真の意義」など考えている立法府の人間なんてだれもいない。彼らは選挙権年齢を引き下げると自分にとってプラスなのかマイナスなのかを考えているだけ。そして彼らのホンネは「選挙権年齢引き下げに今反対したら我が党のイメージが悪くなる。ここは賛成しておいた方が良い」ということのようだ。◆客は黙って去って行く。こんなことではまともな大人は選挙へ行くことが馬鹿らしく思えてくる。私も、焦点の呆けた候補者には誰にも投票したくない。投票率はさらに下がり続けるのだろう。

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2015年06月02日 ---- ボス

客は黙って去って行く(1)

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IさんとKさんは大手金融機関の若手女性社員。ともに優秀で美人、感じもとても良い。なにより仕事熱心でガッツがある。私はこの二人を高く評価していた。IさんとKさんが勤める金融機関と私は長い付き合いである。十分信頼できる会社である。先週、IさんとKさんが私の元を訪れた。魅力的な金融商品の説明をしてくれた。ちょうど私も連日、資産運用を検討しているところだった。信頼のおける会社の、熱心な、そして十分に商品知識のある若い女性二人からその商品の説明を受け、私は即決した。その金融商品の購入を約束した。まとまった額である。「来週早々に手続しましょう」と言って彼女たちを見送った。木曜日のことである。◆週が明けた昨日、月曜、Kさんから電話が入った。「大変申し訳ないのですが・・」と彼女は切り出した。「私の勉強不足でして、あの商品は・・・」と言う。続いて驚くことを彼女が口にした。「実はあの商品を購入していただいても私の(社内の)評価点にならないのです・・・」と。そして「今日、午後からお時間をいただけないでしょうか。ご説明に伺いたいのですが?」と言う。私は「この商品を売ってもIさん、Kさんの評価点にならないの?」と確認した。彼女は「ええ、そうなんです」と申し訳なさそうに答えた。◆午後、IさんとKさんが揃ってお詫びと説明に来た。彼女らが汗を拭き拭き、本当に申し訳なさそうに説明をするのを途中で遮って、私は少し大きな声を出した。「Iさん、Kさん、もしあなたたちが私の部下だったら、即刻クビですよ。クビ!営業マンと言うのはね、お客様に喜んでもらえるものを売らなきゃダメなんですよ。お客様に喜んでもらって、それが自分の喜びになる、そうした結果が自分の会社のプラスにもなるのです。そのお客様が最も喜んでくれるもの、最もそのお客様のためになるものを売るのが営業なの。あなたの社内の評価なんて客にとっては関係ないの!『こっちの商品を買ってもらっても私たちの評価に繋がらない』なんてことは客にとってはただの不快な情報なの!なんであなたの社内評価を上げるために僕がお手伝いをしないといけないの?そんな営業しちゃダメですよ。繰り返すけど営業っていうのはね、お客様に本当に喜んでもらおう、それを一番に考えなくてはダメだよ」そう言って二人を追い返した。泣きそうな顔をし、ひたすら頭を下げ、二人の有望な女性営業レディは帰っていった。◆彼女たちは帰社するとすぐに上司に報告をした。「キノシタ社長に叱られました・・・」と伝えたのだろう。彼女たちの上司である部長から電話があった。そして部長は私の元にすぐに来られた。部下の非礼を詫びた。◆「いえいえ、彼女たちの真面目さ、熱心さは十分に理解していますよ。御社にも十分感謝しています。でもいま、彼女たちが成長過程にあるときに外部の客から厳しく叱られるという経験を積むのもいいかなと思ったのですよ。そんなに部長にお詫びされるほどのことじゃありませんよ」私は思っていることを正直に伝えた。◆信頼できる金融機関の素早い対応である。おそらくIさんもKさんも昨夜は眠れなかっただろう。Iさん、Kさんの今後の成長が楽しみである。

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2015年06月01日 ---- ボス

平家の落人

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日曜深夜の『ヨルタモリ』(フジテレビ)という番組がとても面白い。毎週欠かさずこの番組だけは観る。海外出張に重なる場合にも娘に頼んで録画してもらっている。知的でオシャレで面白い。タモリさんの知識の深さには毎週驚かされ、彼の繊細な気配りや謙虚な姿勢は勉強にもなる。才能のカタマリのタモリさんは話題の抽斗(ひきだし)も多く、いろんな方向からジョークが飛んでくる。◆先々週だったろうか、こんな冗談を言っていた。「九州の男はね全員100%が『俺んちの先祖は平家の落人』って言うんだよ。そんだけ平家が居たのなら源氏に負けるわけないよね」と。私は飲んでいた水割りを吹き出しそうになった。確かに・・・。九州の男は「俺んちは平家の落人の子孫だ」と口にする。◆「すべての国民は法の下に平等」となった今でも出自や家柄を気にする向きは多い。我が家にも「武家の末裔」を証明するかのような家系図があり、若い頃、その家系図に関して叔父からレクチャーを受けたことがある。毛利何某(なにがし)からの家系は優に10代は経っている。叔父は「モトミ君、キノシタ家はこのように毛利から連なる武士の家系なんよ。キミのお父さん、オレの兄貴だけど、彼はその本家の長男だったのよ」と自慢気に話してくれた。悪い気はしなかった。◆ところで「源平の戦い」と呼ばれる治承・寿永の乱(じしょう・じゅえいのらん)は、平安時代末期の1185年に終わった。今から830年も昔の話である。この間に世代替わりはいったい何代繰り返されたことだろう。1代を25年とみても33代も経たことになる。では33代さかのぼったその時代、あなたの先祖は何人いたのでしょう。1代前は父母の2人。2代前は祖父祖母が4人。3代前は曾祖父曾祖母が全部で8人・・・・。こうしてさかのぼると33代前には先祖は10億人を超える。実際の家系図は、トーナメントの試合図をひっくり返したようにキレイではなく複雑に絡み合ってくる。それにしても33代で10億人、10代前でも1024人の先祖がいる。どこかのルートを辿れば、日本人は全員が平家の落人にたどり着くことは間違いないようだ。

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2015年05月28日 ---- ボス

アタマの悪いテレビの報道

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今朝、出勤前、着替えをしながらテレビを見ていた。5チャンネル、テレビ朝日の情報番組。「昨日は本当に暑かったですねえ」とアナウンサーが降ると出演者たちが頷く。「なんと全国で真夏日になったところが252地点、夏日は450地点もあったんですよ!」と声を大きくして伝える。一同頷きながら「すごいですね」とか「異常な暑さですね」などと言っている。一人私は「バカじゃないの?この報道」と冷静に腹を立てていた。確かに昨日は暑かった。我が国の広い地域が暑かったのだろう。しかし・・・。◆テレビの報道番組が「なんと全国で真夏日になったところが252地点もあったんですよ!」と伝え一同が「ヘエー」と驚く。学生時代、彼らはみんな算数が苦手だったのだろう。「252地点=多い」と考えたのだろう。また我が家の娘のようにボーとテレビを眺めている多くの算数嫌いの視聴者たちも同じく「252地点=多い」と思ったのであろう。情けない!。◆統計学を学ばなくても、高校で数学を少しでも学んでいれば「252地点=多い」という思考にはつながらない。「252地点」が果たして多いのか少ないのか、それはサンプル数による。◆このアナウンサーは、この情報にとって重要な「全国928カ所の観測地点の中で」と言う言葉を付け忘れた。分母が分からないのに分子の数だけを知らされ「すごい多い」と思っている算数音痴がこの国のテレビ視聴者の大半であるようだ。◆以前、このコラムで取り上げた6チャンネル(TBS)のアタマの悪そうなお天気オネーサンの「今日は気温は5℃までしか上がりません。昨日の半分ですね。」というコメントにも腹がたったが・・・。◆「ちょっと、テレビ業界! もうちょっとしっかりしろよ!」と私は怒っている。

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2015年05月27日 ---- ボス

アタマの悪い学者たち(2)

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相手の意見を聞こうとせず、自分の主張を正当化するための資料のみを求めるようでは「アタマの悪い学者」と言われてもしようがないだろう。多くの政治学者、経済学者は客観的に物事を見ようとしない「アタマの悪い学者」たちであると私は思っている。「原発容認」を主張する学者は「原発がいかに安全で廉価に発電できるか」の資料を探し求め、それを整理して発表する。「原発反対」を主張する学者は「原発がいかに危険であるか」を述べ「発電に要する費用は決して安くはない」との資料を探し反論する。一度自分の立場を鮮明にしてしまったらその意見根拠を補足する資料しか求めない。これでは学問ではない。◆我々は「学者や評論家は決して真実を言っているわけではなく、自分の考えを述べているだけだ」ということを知らなければならない。◆バブル経済の崩壊が始まり株価が大きく下げていた頃「日本経済の実態は底堅い。株価が大きく下がった今こそチャンスだ。今、株を買わずにどうする?」と煽っていたHという著名な経済評論家がいる。彼に煽られて「ナンピン買い」をし、財産を無くしてしまった投資家も多い。あれだけ煽っておいて、自分の予想が大きくはずれてもHは一言も謝らない。そしてマスコミも政治家も彼を攻めない。不思議だ。◆今、私が呼んでいる本、『嫌われる勇気』のなかで哲人が言う。「答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの」なのである。まったくその通り。哲人でもなんでもないが、私もそれを言いたい。「答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの」なのである。◆ところが日頃から訓練を積んでいないと、たまたま出会った学者の説に頼ってしまう。その学者が言っていることが真実だと思ってしまう。◆『嫌われる勇気』を読んで「そうだ、嫌われることを恐れることなどないんだ」と思ってしまい、それまでは人に嫌われないように気を付けていた人が自己主張を強くするようになったという話を聞いた。学者以上のバカが多い。哲人の教えとは全く違う行動に出てしまうのはさすがに学者のせいではない。

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2015年05月26日 ---- ボス

初夏

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スキップしたくなるような素晴らしい陽気だ。今朝の東京の空は快晴。私は昨日からネクタイをはずした。今年のクールビズが始まった。◆先週、金土日と社員旅行で北海道へ行き、三連荘(さんれんちゃん)でゴルフを楽しんだ。さすがに日曜日の夕方、羽田に帰り着いた頃には疲れ切っていた。昨日の月曜、新橋でマッサージをしてもらった。50分間5000円。随分楽になった。そして昨夜は普段より早く、11時半頃には床に就いた。◆今朝は5時半に目が覚めた。昨夜、深酒していないので気分がいい。自宅近所のヨガスタジオに行ってみた。インストラクターの金井クンと吉村さんが笑顔で迎えてくれた。「あっ、キノシタさん。お久しぶりです」。若い二人の笑顔にふれさらに気分が良くなった。私も笑顔で答えた。「社員旅行でゴルフ三連荘やって来たよ。カラダ、ボロボロ」。見回すと金井クンと吉村さん以外に人がいない。「今日は受講者は僕一人なの?」すると吉村さんが「ええ、マンツーマンですよ。木下さんのやりたいメニューでいきましょう」と明るく応える。「じゃ、ウッドデッキで一番楽なコースでね」とお願いして青空のもとマンツーマンのヨガレッスンをみっちり1時間受講した。この教室には屋内スタジオと屋外ウッドデッキと屋外芝の3カ所のレッスン会場がある。今の時期、それも早朝は屋外が心地よい。カラダも心もさらにリフレッシュした。スキップしたい気持ちを抑え、小走りで自宅に帰り、シャワーを浴びて、いつもより40分遅く自宅を出た。◆「素晴らしい天気だなあ」と空を眺めながら会社に向かって歩いていた。携帯電話が鳴った。見ると会社からだ。「おはようございます。どうしました?」聞くと電話の向こうの室長が少し焦った声で「社長、会議の時刻ですが?」と伝えてきた。時計を見ると8時30分。うっかりしていた、今日は早朝幹部会を予定していたのだ。「あっ、あと2分で着きます。ごめんなさい」そう答えて私はスキップどころか50mダッシュの勢いで走り始めた。・・・ところが三連荘のゴルフと早朝ヨガで疲れた57歳のカラダは言うことをきかない。走り始めてすぐ、小さな路上の突起につまずいた。無様に倒れた。上手に、両手のひらでカラダを支えることができたが左ひざを衝いてしまった。◆舗装道路でこけるなんて、恐らく小学生の頃以来だ。気持ち良い初夏の朝、自分の「老い」を改めて気付かされた。が、私の心は前向きに受け止めていた。「うん、常に冷静でいるように心がけねば」と。そして下らぬことを思っていた。「走って転んだんだから、ま、いいか。スキップしてて転んだらすごいカッコ悪いな」などと。

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2015年05月25日 ---- ボス

アタマの悪い学者たち(1)

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私が毎日このコラムを書くその目的のひとつは若い人たちに対して「自分のアタマで考えるクセを付けろ」と伝えたいことにある。◆数学や物理学、化学など理系の学問の多くは学者が真実を教えてくれる。一方、政治や経済に関しては学者は自分の信ずる立場を主張するだけで真実を教えてくれるわけではない。私はこれらの政治学者・経済学者の多くを「アタマの悪い学者たち」と決めつけている。いや、学者になるくらいだから学生時代は成績優秀だったのであろう。もともとアタマは良かったのかもしれない。しかし学者になった今は・・・。◆本屋のビジネス書のコーナーに行くとさまざまな学者が自説を訴えている本が並ぶ。それらの本のタイトルだけ読んでいてもアタマがこんがらがってくる。「日本経済は底堅い」と言うものもあれば「日本経済は崩壊する」というものもある。「円は強い」と力説する本もあれば「ドル預金に移せ」とアドバイスする本もある。「アベノミクスは成功した」という学者がいれば「アベノミクスは大失敗に終わる」という者もいる。「原発は決して経済的ではない」と主張する経済学者がいれば「原発なくして日本経済の発展はない」と主張する学者もいる。果たしてこのようなものが「学問」と言えるのか。◆数学者はだれに聞いても3+5は8だと答える。経済学者は「これから景気が良くなる」と答える者と「これから悪くなる」と答える者に分かれる。私は経済学も政治学も学問としては認めていない。政治学、経済学の学者は競馬評論家と同等であると思っている。彼らは自分なりのある根拠を持って事象を予測する。予測が当たったときは「私はちゃんと指摘していましたよ」と胸を張る。予想が外れたときは「想定外の〇〇がありましたからね」と逃げる。◆自分の予測がはずれてしまって、彼を信じていた人が大損をこいても彼らは全く責任を取ろうとしない。これも競馬の予想屋と同じ。◆私がなぜ彼らを「アタマが悪い」と決めつけるのか。彼らは人の話を聞こうとしないからである。自分で自分にレッテルを張ってしまっているからである。「原発は不経済」と一度主張し始めた学者は常に「不経済である理由」を探す。「原発が最も廉価な発電」という学者の意見を聞かない。学者たちは、どちらも相手の意見を聞かずに自分の意見を述べる。或いは相手の意見を聞きながら反論する材料を探す。相手がどのように説明してもアタマの悪い学者たちは自分のポジションを替えない。「原発反対」と言っていた学者が「賛成」に替わることはない。「原発推進」と一度口にした学者は死ぬまで「原発のメリット」を訴える。バカばかりである。◆怖いのは学者よりもさらにアタマの悪い学生たちは簡単に洗脳されてしまうということ。「原発反対」の学者のゼミに入ったものは「原発反対」に、「原発必要」と主張する学者のゼミに入った学生は「原発必要」と、まるで自分の考えたことのように主張し始める。オウムの洗脳と大差ない。◆若い人は、真ん中に立ち、左右前後から多くの人の話を聞き、それらの意味を咀嚼し、自分のアタマで考え、そしてゆっくりと自分の信じる道へ向かって欲しい。選んだ道が間違えていれば引き返せばいい。決して少ない経験の中で出会った「アタマの悪い学者」に洗脳されないように注意してほしい。

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2015年05月21日 ---- ボス

落下

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古びた超高層ビルの最上階に居た。なぜか車イスに乗っている。「それじゃね、気を付けてね!」と家人が私に声をかけた。「うん、じゃあね」と返事をしながら私は一人、車イスの車輪を押しエレベータに乗り込んだ。勢いよく乗り込んだので車イスが奥のスチール壁にぶつかってしまった。大きな音がした。ドアが閉まる。エレベータが下降をはじめた。下降のスピードが徐々に速くなる。どんどん速くなる。カラダが浮くほど速くなった。自然落下に近い。私は壁のボタンを押した。スピードが少し遅くなった、と思ったがまたすぐに急速落下が始まった。階数を示すデジタル掲示板の数字はめまぐるしく回り、いま何階なのかは分からない。「あっ、もうダメだ。ぶつかるー!オレはここで死んじゃうんだ!」と思ってカラダに力を入れた。「ぶつかるー!」と思ったまさにその瞬間に飛び上がるようにして目が覚めた。「夢だったのか。アー、良かった。怖かった」と思い、再び寝ようとしたが眠れないのでベッドから出た。今朝のこと。◆夜中にすごいカミナリが鳴っていた。時計をみると4時少し前だった。本当にカミナリなのだろうか?飛行機かヘリの音にも聞こえる。戦争が始まったのではないか?そう思うほどのすごいカミナリだった。私はテレビを付けた。テレビはなにも言ってなかった。テレビを消して眠りに落ちた。エレベータが落ちる夢を見たのはその後のことだった。◆出社してパソコンを立ち上げ「高いところから落ちる夢」と検索した。あるある、多くの夢解説。どの解説を読んでも「自信の無さや不安のあらわれ」だとあった。そして私と同じような夢を見たことのある人が多いことも知った。良かった。◆たしかに自信はない。不安はいっぱい。・・パソコンから離れ、伊勢神宮の内宮と外宮、愛宕神社が同居する神棚に手を合わせ、さらにはその横の成田山新勝寺の御札にも無事をお願いした。・・・不安なときの対処策としては「神頼み」「仏頼み」しか私は知らない。

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2015年05月20日 ---- ボス

自分さえ良ければ・・・

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「義理・道徳」を人生の第一義に掲げている私は「自分さえ良ければいい」という考えが嫌いである。人様が嫌がること、人様に迷惑をお掛けすることはしないように心掛けている。駐車違反やズル込みなどはしない。もちろん路上にゴミを捨てたりしない。公共の場で携帯電話で話すこともない。自分がされたらイヤなことは人様には決してしない。自分がされたら嬉しいことは積極的にしてあげる。観光地で写真を撮るカップルを見かけると「2人一緒の写真撮りましょうか?」と声をかけシャッターを押してあげる。老人や赤ちゃんを抱えた婦人が電車に乗ってくると席を譲る。面倒なことでも、誰かがしなければならないことはできる範囲で引き受けている。幕張の大規模マンションに住んでいた頃は自治会や管理組合の仕事を仰せつかった。大変だったがそのお蔭で友人も増えた。◆その自治会活動をやっていた頃、私の住む地域の近くにゴミ焼却施設が建設される計画が持ち上がった。その計画を知ったすべての住民が即座に反対した。私個人的には「どこかに焼却施設を作る必要があるのなら、この近隣に建てられてもしかたないかな?」との思いがあったが住民はすべて反対した。「この近所にゴミ焼却施設を作らせない!」と頑張った。そして交渉に勝った。ゴミ焼却施設は別の場所に作られることになった。どこだか詳しくは知らない。自治会のメンバーは皆、安堵した。人間なんて、そんなものだ。◆「自分の住む地域にゴミ焼却炉ができるのはイヤ! 自分の住んでいないところならどこでも構わない」・・エゴな考え方だけれども住民の考えはそういうものだ。◆分からないのが沖縄県。回りが住宅地の普天間飛行場。「世界一危険な空港」と言われている。私の知る、一般的な住民の考えは、本当に普天間飛行場が危険だと思うのなら「とにかく宜野湾から出ていけ」と大声で叫ぶだろう。「普天間基地」が自分の関係ないところへ行ってしまえばそれでいい。辺野古だろうが、県外だろうが、海外だろうが、そんなことはどうでもいい。ここからいなくなってくれればそれでいい、と考えるのが私の知る一般的な住民。住民とはエゴなのである。◆ところが沖縄の方々の半分は違う。「普天間は危険」と文句を言う一方で「辺野古へ移すのはやめて!辺野古の人たちがかわいそう」と言っている。◆疑り深い私には、この主張の裏にはなにかが隠されているように思われる。だって多くの住民はエゴのカタマリ「自分さえ良ければいい」というのが住民の本音なのだから。

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2026年02月06日 ボスの
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