‘ボス’ の記事一覧

2017年03月27日 ---- ボス

必要以上のおもてなし

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喜んでいただけるから、好意でするのが「おもてなし」だと思っている。ところが周りを見回すと「おもてなし」をされないと「あの店はサービスが悪い」という客が増えているようだ。「おもてなし」されて当然、と思っているのか。私に言わせれば、するほうもするほうだ!「あっちがするから、こっちがしない訳にいかない」と嘆く経営者は多い。私たち客が「いいえ結構です」とみんなで「おもてなし風のいらぬサービス」を遠慮すればいいのだが多くの客はすぐに「はい、お願いします」と答えている。「はい、お願いします」と言えばまだ良いほうで「当然でしょ」とばかりに、ただ頷くだけのバカな大人も多い。◆雨の日に買い物すると、商品を入れた紙袋に雨除けのビニールをかけてくれる。本屋で本を買うと紙のカバーをかけてくれる。JALやANAで飛行機に乗るときにスーツケースを預けると「ビニールをおかけしましょうか?」と聞かれる。私はいずれも「ありがとう。でも結構です」と答える。◆なぜわざわざ雨除けビニールをかける?雨でどれだけ商品が濡れるものか。人様へお渡しするものでなければ、包装紙が少々濡れても問題ないじゃないか。なぜ本に紙のカバーをかける?あなたの読むその本は人様に見られたら恥ずかしい本なのか?そう言えば私も村上由佳の『ダブル・ファンタジー』を買ったときは「お手数ですがお願いします」と言ったなあ。なぜ旅行用のスーツケースにカバーをかける?そりゃ新しいスーツケースに傷が付くのは嬉しいことではないだろう。だが、旅行用のスーツケースだ。傷が勲章のようなものだ。新しい形のスーツケースがボロボロになっているのを見ると「おっ、こいつ、できるな」と私は思うのだが・・。◆いずれにしても過剰サービス合戦。これらは世界に誇るべき「おもてなし」とは違うのではないだろうか?◆私はタクシーのドアの自動開閉だけは「世界に誇れる素晴らしいおもてなし」だと思っている。他の「おもてなし」は後ろに並ぶ客に迷惑がかかるが、タクシーの自動ドアは皆が喜ぶから。

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2017年03月16日 ---- ボス

転送電話

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忙しい日が続いている。昨日は沖縄へ日帰り出張だった。今日も会議や打ち合わせが分刻みで詰まっている。始業時間前に確認したいことが幾つかあり、隣のビルにある当社分室に電話を入れた。分室はヘリポートに関する事業部で20人程度が在籍している。「こんな朝早くから誰か来ているかな?」と思いながら電話をした。しばらく呼び出し音が続くが誰も出ない。「まだ早いからな」と思って受話器を置こうとしたところで音に変化があった。「誰か出たかな」と思ったら「はい、エアロファシリティー」ですとの声。その声は私の部屋のすぐ外からも聞こえてきた。転送されていたのだ。◆分室に電話をして誰もでない場合には本社に転送される。素晴らしい機能だ。「あれ?これ転送されてるの?」私は電話に向かって尋ねた、本社の、私の部屋近くの部下は電話越しに答えた。「はい、分室がでない時にはこちらに転送されるようになっています」 私の予想通りの返事が返ってきた。◆嬉しくなった。私はそのような電話機能の活用を支持をした記憶はない。私が指示しなくても、会社がよりよく機能するように誰かが心がけてくれている。◆その機能は、もちろん有料で外注しているはずだから私の承認はもらっているのだろう。だが私はその機能を知らなかった。私がボケたのか、忙し過ぎて記憶から消えてしまったのか。稲田大臣の情けない国会答弁をバカにできないと思った。

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2017年03月08日 ---- ボス

築地市場移転問題

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豊洲の土壌が汚染されていることは最初から分かっていた。汚染土壌を入れ替え、さらにその上に盛り土をすれば市場内の安全は十分に確保されると私は思っていた。大学で土木工学を学び、建設会社に就職し、長く都市土木に関わってきたた私がそのように思うのだ。土木に関しては全くの素人の石原都知事が専門家からそのように説明を受けて納得していたとしてなんら不思議はない。◆豊洲市場の工事着工前に複数の週刊誌が「土壌汚染は大丈夫か?」と記事にした。土壌汚染を問題視しているのは第三者や消費者ではなく、築地から移転することで不利益を被る方々が多いように思った。移転に反対、築地で仕事を続けたい、そういう方々が反対理由に土壌汚染問題に的を絞ったのだと私は思った。豊洲の土壌汚染問題を声高に叫ぶ方々は築地の安全性を確認しようとしなかったから。きっかけや利害関係は知らないが、安全に関して言えば私には放射能やヒ素が埋まり、ネズミがたくさんウロチョロしている築地より近代的なビルになる豊洲の方がよほど清潔に思われた。◆おそらく豊洲移転には様々な利権が絡んでいるのだろう。ズルをして儲けた都議会議員やゼネコンもいるのかもしれない。だが、ここまで来てしまったからには移転するしかなかろう。◆盛り土の予定が盛り土せずにコンクリートを打設した。土木屋なら「盛り土よりコンクリートの方が遮水性が高いからより安全」と思う。カネの問題はともかく、安全性からは否定される謂れはない。私が一つ理解できないのは、なぜ全面にコンクリートを打たず、一部を残したのかということ。地下水が建物床下に溢れ出ているような印象を与えてしまう。◆今更だが、建物下全面にコンクリートを打設して土壌と建物を遮断すべきだ。そうしてなるべく早くに豊洲へ移転するのが東京都民にとっても日本国民にとってもいいことだと思う。◆どこであろうと地下深くには得体のしれないものが埋まっている。これは一土木屋の考えで、化学に詳しい方は別の意見があるのかもしれないが。

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2017年03月07日 ---- ボス

石原元東京都知事の言い分 ・・分からなくもない

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築地市場の豊洲移転問題に関してマスコミは、すべての問題は石原元都知事が発端であるような論調である。「担当だった浜渦副知事に任せていた」という石原氏に対し「契約書には都知事の印が押してある。あなたが知らない訳がない」と追及する。◆私も一日に何回も代表取締役印を押す。わが社では私しかこの印を押すことはできない。私がこの印を押せば責任は最終的には私にある。では私は、印を押す契約書の内容をきっちりと把握しているか、と聞かれればほとんどが詳しく分からないものばかり。部下からの説明を受けて、部下を信用し代表取締役印を押す。都知事だって同じようなものだったろう。◆都知事も社長も、詳細は信頼できる担当者に任せるのが理想。都知事としては「築地は限界」「豊洲がいいんじゃないか?なにか問題あるか?」と方向を示す。部下が「土壌は汚染されていますが土壌改良をして土を入れ替え、さらに盛り土しますから大丈夫です」と言えば「それならそれで急いでやろう。オリンピックに間に合わせろ」というのが知事の仕事。石原さんの回答は皆がバッシングするほどおかしいこととは私には思えなかった。◆それよりも森友学園の問題での安倍さんの答えの方が余程おかしい、と感じている。

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2017年03月06日 ---- ボス

長野県 防災ヘリ 墜落

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昨日、長野県の防災ヘリが墜落し、操縦士・整備士をはじめ搭乗していた9人全員が亡くなった。ヘリコプター関連業界に身を置くものとしてこんなに悲しいことはない。亡くなられた民様のご冥福を祈る。◆繰り返してはならない事故である。繰り返してはならないから、死者に鞭打つようなことを言うことを許してほしい。長野県防災航空隊のことを「おかしい」「あれでは事故につながる」などとの噂はかねてからあった。http://www.pref.nagano.lg.jp/search/result.html?q=%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%83%98%E3%83%AA&cx=015495834277161279722%3Awt4l5bvbml4&ie=UTF-8&cof=FORID%3A9  ここにいろいろと出ている。◆「どうしようもない」「むずかしい」と言って問題を看過してきたことも事実だろう。誰が悪いとは言いにくいが、防災ヘリに関わる方々の努力によって防げた事故であったという気がしてならない。
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2017年03月01日 ---- ボス

こたつ

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昨日、朝、出社前に自宅で一仕事済ませたため家を出るのが遅くなった。普段なら会社にいる時刻に着替えをしていた。鏡に向かってネクタイを締めているとテレビから面白い問題が聞こえてきた。天気予報番組の中でのクイズだった。「全都道府県でこたつの普及率が最低なのはどこでしょう?」というものだ。私は「そんなの沖縄に決まってるじゃん」などと独り言を言っていた。言いながら「いや、それじゃクイズにならないか?」とも思った。そして「もし沖縄じゃないのならどこだろう?鹿児島も宮崎も冬は十分に寒いよな」とまた独り言。そして「東京かな?東京にはワンルームマンションが多いし、ワンルームではほとんどこたつはないだろうし・・」などと考えていた。・・・・みなさんはどう思いますか?・・・・・・・◆答えを聞いてビックリ。なんとわが国で最もこたつの普及率が低いのは・・・北海道ということだった。普及率が低い2番目が沖縄、東京は3番だった。ちなみに普及率が最も高いのは山梨県だそうです。

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2017年02月28日 ---- ボス

エマ・ストーンの神対応

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アカデミー賞授賞式で大失態があった。「今年のアカデミー作品賞は『ラ・ラ・ランド』です」と発表され、関係者が壇上で受賞の喜びを語っているときに「間違いでした。作品賞は『ムーン・ライト』です。ごめんなさい」と訂正されたのだ。「ラ・ラ・ランド」の受賞を確実だと思っていた一ファンの私でさえ不愉快になった。一旦「作品賞に選出されました」と言われ大喜びしているところで「間違っていました」と言われる。まさに、ぬか悦び。「ラ・ラ・ランド」の関係者はさぞ腹が立ったことだろう、と思っていた。◆今朝の報道で驚いた。「ラ・ラ・ランド」の主演女優エマ・ストーンの対応に。彼女は「これってこれまでのオスカーで最もクレイジーな瞬間なの?」と記者陣に問いかけ「Yeah!」と返されると、「最高! わたしたちは歴史を作ったってことでしょ!」と笑顔で答えたのだ。それだけではなく「わたしは『ムーンライト』がマジで好きなの。本当に大好きなの! 本当に興奮しているわ」と絶叫せんばかりに『ムーンライト』をたたえた。「そりゃもし『ラ・ラ・ランド』が作品賞を獲れたら素晴らしかったでしょうけど、わたしたちは『ムーンライト』の偉業にとっても興奮しているわ。映画史における名作の1本だと思うもの」と興奮気味に語ったのだ。(一部、「シネマ・トゥデイ」からの引用)◆がっかりするでもなく、運営者に腹を立てるでもなく、笑顔で現実を受け止め、ライバルを心から称賛する。私はエマ・ストーンのこの対応にこそアカデミー賞をあげたくなった。◆一昨日の日曜日、私は一人で「ラ・ラ・ランド」を観に行った。数年に一度の最高の映画。ミュージカル好き、ジャズ好き、アメリカ好き、映画好きにはたまらない作品だ。みなさんもお早めに観に行かれること、お勧めします。

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2017年02月23日 ---- ボス

6年前

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7年前の8月、カナダ国境に近いミシガン湖のほとりの田舎町メノミニーで、試験飛行を終えたその小型ヘリコプターは一旦分解されコンテナーに積み込まれた。そのコンテナは陸路、西海岸を目指し、数日後ロサンジェルス港で貨物船に乗せ換えられる。数週間かけて太平洋を渡り横浜港へ、さらに陸路仙台空港を目指した。仙台空港に着いたのは9月の下旬だったろうか。そのヘリコプターは仙台空港で組み立てられ、初めて日本の空を飛んだ。いくつかの計器が加えられ、胴体には漢字文字や日の丸が描き加えられた。5か月かかってすべての調整が終わった。◆6年前の昨日(2月22日)、陸上自衛隊練習用ヘリ「TH-480B」 全30機のうちの初号機を当社が納入した。寒い日だった。盛大なセレモニーを終え、機体は西の空へと飛んでいった。私はその機体に向かって手を振りながら初号機納入の安堵を覚えた。と同時に続く29機を滞りなく納入する使命に対し新たな緊張感をも覚えていた。◆納入式から20日後、その仙台空港を大地震が襲う。続いて大津波が襲った。仙台空港にあった数十機のヘリコプターは全滅した。5か月間仙台空港にいたあの機体が仙台空港を離れて20日後に津波が襲ったのだ。◆地震がもう少し前に発生していたら、あの機体も流されていた。私は自殺していたかもしれない。運命の恐ろしさを感じる。被災者の方々には誠に申し訳ないが、自分の幸運をとてもとてもありがたく感じた。あれから6年が経った。

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2017年02月22日 ---- ボス

不謹慎はどこまで?

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私がまだ高校生の頃の話。中国地方の国立大学の医学部で、人体解剖実習のさなか切断した首をラグビーボールのように投げた学生二人が退学処分になった。未成年の学生が粋がってやったこととは言え、そしてその学生たちは十分に反省しているとはいえ、その行為はあまりにも不謹慎。退学処分は妥当だと高校生の私は思った。◆解剖実習中の不謹慎な行動で退学処分となった例は意外と多い。遺体から耳を切り取り、壁に貼り「壁に耳あり」と言ったバカな学生や、小腸で縄跳びをした者もいる。医者となる資質というよりもまず常識的な人間としての資質に欠ける。退学処分は当然である。◆こちらはどうだろう? 福岡の外科病院で高齢(85歳)の院長が立ち会う最後の手術で、手術中に記念写真が撮られた。全身麻酔で眠り、腕の手術を受けている患者の横でピースサインをする看護師の写真やカメラ目線の医師たちの写真など。バカな看護士がこれをSNS上に公開した。マスコミは例によって正義人ヅラして「全身麻酔で眠らせ、何が起こるかわからない状態の患者と写真を撮るという、非常識な行動。」と非難する。マスコミに非難されて院長は反省し謝罪した。◆私には分からない。手術中に冗談は言えないのか。手術中にリラックスはできないのか。・・・・意外と簡単な手術だったのかもしれない。◆写真をSNSに公開した看護師は避難されても仕方がないが、高齢の院長最後の立ち合い手術を、手術中に撮る行為を「不謹慎だ!」と決めつけ、「反省しろ。謝罪しろ」と迫るマスコミの方がよほどおかしいと感じる。少なくとも全国ネットのニュースで報道するほどの大事件ではない。

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2017年02月22日 ---- ボス

実業家大統領 トランプさん

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平成5年、私は請われて、ある会社の「取締役航空事業部長」になった。事業部員50人、所有ヘリコプターは15機程度だった。バブル経済が崩壊していくなか、放漫経営を続けてきた前任者の尻ぬぐいをするのが私の役目だった。◆「どう、贔屓目(ひいきめ)に見ても利益が出ているわけがない」と直感的に思ったが経理資料を詳細に調べるとやはり前任者の「いい加減さ」ばかりが目立つ。「まず無駄を省かなくては・・」 私はコストカットを急いだ。当時はまだ土曜日は半日出勤であったが、これを週休二日にすることでベースアップをゼロにした。エレベータのメンテナンス会社を替えたら料金は半値になった。コストカットできる項目はいくらでもあった。それほど無駄が多かった。そして私が最も大きくカットしたのが保険料であった。◆ヘリコプターの保険料だから高額だった。販売用の新機にも「飛ぶかもしれない」と飛行保険が掛けられていた。年間で数千万円の保険料だった。保険会社の担当者を呼び「必要性の低いもの、リスクが小さいと思われるものから徹底的に削ってください」とお願いした。一週間後、担当者はニコニコして私も元へやってきた。「年間40万円ほど削ることができました。あとはやはりすべて必要でしょう」と言い、彼はなぜそれらの保険が必要か、止めたらどんな心配があるのかを説明し始めた。彼の話を最後まで聞かないうちに私は腹が立ってきた。「あなたの話を聞いてもしようがない。私と一緒に苦しんで考えてくれない担当者には用がない。帰ってください。そして別の担当者か上司をよこしてください」私の声は荒れて大きかった。◆別の担当者がやってきた。「『今の保険を削る』という考えは私にはない。あなたも捨ててください。まずは現状は保険に入っていないと思ってください。どうしても入らないとならない保険を必要性の高い順に教えてください。理由も説明してください」と私は言った。つまり 「現状を変更する」のではなく「ゼロベースに戻し新たに始める」と考えることにしたのだ。結果、保険料は前年度の半分以下に収まった。◆なにかと批判されている米国トランプ大統領だが私にはメディアが叩きすぎと見える。7か国からの入国を制限しようとしたところ大バッシングを受けている。もちろん、いろんな意見があるだろう。だがトランプ大統領はイジワルで入国制限したのではない。アメリカを守るためにはどうしたらいい?考えた結果が入国制限だったのだろう。現状から7か国を禁止にしたのではない。彼は一度ゼロベースにしたのだと思う。頭の中で一度、鎖国して、すべての国に対し入国を制限する。そして「この国は大丈夫」と思える国は開国する。開国する国はどんどん増える。だがまだ「この国は大丈夫」とは言えない国が7つ残った。そういうことだろう。◆政治家の考え方ではなく、事業家の考え方。私にはトランプさんの思考回路、理解できなくはない。・・・・理解はできるが気が小さい私にはとてもトランプさんのマネはできない。

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2026年02月06日 ボスの
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