‘ボス’ の記事一覧

2017年07月19日 ---- ボス

聖路加国際病院

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聖路加国際病院の名誉院長の日野原重明さんが亡くなった。105歳だった。講演やマスコミなどでも活躍される一方、100歳を超えてもなお現役の医師として診察も続けられていた。明るい前向きな生き方を自ら示されることにより、多くの方々に勇気を与えてこられた。ありがとうございました。◆日野原先生の訃報を伝えるニュースで初めて知ったことが二つ。一つは日野原先生はあの1970年のよど号ハイジャック事件に巻き込まれた被害者の一人だったということ。人質として三日間、機内に拘束されていた。機内では医師として他の人質の方々の体調に気を配られていたようだ。知らなかった。◆そしてもう一つが「聖路加記念病院」。ラジオでアナウンサーが「聖路加国際病院の名誉院長の日野原重明さんが・・」と読み上げるのだが「聖路加」が「せいろか」とはっきり発音しない。私には「せいるか」と聞こえた。他の局でも、テレビでも「せいるか」と聞こえる。確認してみた。「聖路加」は「せいろか」ではなく「せいるか」であった。私が「聖路加病院」の存在を知ったのは高校三年生の時。それから40年間以上、ずっと「せいろか」とばかり思ってきた。「聖路加」は、聖書の「ルカによる福音書」でおなじみの「聖ルカ」のことであった。◆おそらく私のようの間違って「せいろか」と思っている方のほうが多いだろう。このコラムを書いている私のパソコンも「せいろか」と打って変換すると「聖路加」が最初に出るが「せいるか」では「聖ルカ」と最初に出る。◆「聖路加国際病院」は「せいるかこくさいびょういん」であって「せいろか」ではありません。◆日野原先生、ありがとうございました。お疲れさまでした。

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2017年07月18日 ---- ボス

人と交わらない

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「お客さん、着きましたよ。東京駅ですよ」・・遠くから声が聞こえる。気付くと新幹線の中、隣に清掃員のオジサンが立っていた・・・・  ◆夜、ぐっすり眠ることができない。病院で脳波の検査をしたら「あなたは夜中じゅう、眠っていません」と言われた。本人は眠っているつもりなのだが医学的には眠っていない状態らしい。ノンレム睡眠に入ることなくレム睡眠と覚醒を繰り返している。レム睡眠は医学的には「眠り」としては認められていないそうだ。そういうことで夜、眠っていないのだから昼間はずっと眠たい。スキがあると居眠りしている。出張での移動、新幹線や飛行機の席ではぐっすり眠ることが多い。◆先日、仙台までの日帰り出張の帰りの新幹線グリーン車、大宮あたりまでは仕事の資料を読み返していた。眠たくなった。資料をバッグに戻し、リクライニングシートを少し倒したところまでは覚えている。気付くと東京駅で清掃員の方に起こされていた。恥ずかしい。申し訳ない。私は慌てて荷物をつかみ、清掃員の方たちに「すみません、すみません」と繰り返しながら逃げるように降りた。◆そのとき私は比較的乗降デッキに近い4列目のシートに掛けていた。同じ車両の客の多くは、東京駅に着いたのに私がぐっすりと眠ったままなのに気付いたであろう。笑っていたのかもしれない。私は不思議に、そして寂しく思う。なぜ誰も声をかけてくれなかった?なぜ誰も肩を叩いてくれなかった?私が彼らだったら眠っている方を必ず起こす。◆ちょっと肩を叩いてくれれば起きるのに。そんな小さな優しい行動を誰もしなくなったことが恐ろしいし。◆少しでも人と関わりたくない、という気持ちが小さな親切不実行に繋がっているようだ。寂しい。

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2017年07月14日 ---- ボス

20年前

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高校生の3年間は大分県佐伯市で母と二人暮らしであった。母は老人ホームの保母として働いていたので週に二日は夜勤があった。母が夜勤の夜、私は夜の街の散歩を楽しんだ。誰に管理されることもない私は少しずつ自堕落な生活へと落ちていった。16.17歳くらいで大人になった気分であった。今考えると、よくグレルことなく、真っ当な生徒生活を送ったものだ。成績は急降下したがそれでもよく九州大学に合格したものだ。感心する。◆大人になった気分ではあったが、そこはやはりまだ高校生。母が自宅にいるときには一緒にテレビを観ることも多かった。母が楽しみに観る番組が「懐かしのメロディー」。藤山一郎や岡晴夫、春日八郎、江利チエミなどの歌謡曲を母は嬉しそうに彼らと一緒に口ずさんでいた。「このころの歌は詞がいいなあ。最近のは何て言いよるんか分らんなあ」などと言っていた。母にとっては懐かしい名曲でも私にとっては産まれる前の曲。歌詞をイメージしても浮かんでくる情景はすべてセピア色のものであった。自分が生まれる以前のことは大昔のことであり、カラーでは想像できないことであった。◆あれから40年以上が経った。一昨年、母は死んだ。今年、私は還暦を迎えた。いつの間にか、「20年前」なんて「ついこの間」みたいなものになった。悪かった高校生時代に、昔の流行歌を聞いてセピア色にしか想像できなかった自分が可愛い。懐かしい。◆今年の盆に、高校の還暦同窓会が佐伯市で開かれる。毎週のように誰かから連絡がある。「モトミ、もちろん帰って来るんやろうな? 楽しみに待っちょるで」と。

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2017年07月13日 ---- ボス

「カネを払う方が偉い」と思っているバカ

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私の母は呉服屋の娘であった。その母は自分のことは棚にあげて「商売人」や「商売人の子供」を嫌っていた。「あの人は商売人の子やろ?なんか好かんなあ」などと口にすることがあった。「職業差別」というほどのものではない。母に言わせれば「商売人はカネを持っている人にはペコペコするくせに、自分がモノを買う側になるととたんに偉そうになるやろ。相手によって、それもどっちがカネを払う側かで態度をコロコロ変える、わたしゃ、あれが好かんのよ」ということだ。もちろん商売人の家族がみんなそうであるわけではないことは知っているのだが、母にとって「商売人」は好きになれない人たちであったようだ。◆私は、母の「商売人嫌い」は引き継がなかったが、母の嫌った根拠は十分に理解し引き継いだ。「カネを払う方が偉い」と思っているようなヤツ、「カネを多く持っている人が偉い」と思うようなヤツが大嫌いだ。◆今朝、テレビの番組で不愉快な光景を見た。回転寿司屋でシャリを残してネタ(刺身)のみを食べる若者が多い、ということを報じていた。その行為に関して街の若者の意見を求めると「カネ払っているんだから別にいいんじゃないですか?」と答える者が意外と多い。◆「カネを払う方が偉い」と思っているバカがますます増えているようだ。情けない。悲しい。

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2017年07月10日 ---- ボス

世界遺産って?

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福岡県の『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群について、日本が推薦する8つの構成遺産すべてが世界遺産に登録されることが明らかになった。◆学生時代6年間、福岡で過ごした者としては、福岡県民が喜ぶことは一緒に喜びたい。だが・・・。もう一つしっくりこない。「ヤッター!」と素直に喜べない。宗像に住む友人には申し訳ないのだが・・・。私は6年間福岡に住んでいて「大宰府神社はすごい」とは思っていたが、宗像や沖ノ島に関しては観光地としての知識はなかった。◆いったい世界遺産って幾つまで登録するの? 最初は「国立公園」よりもさらに上、選りすぐりの場所だと思っていた。富士山や姫路城、日光東照宮、厳島神社あたりは素直に喜べた。しかし(当地の方々には申し訳ないが)石見銀山や富岡製糸場あたりからおかしくなった。地元が申請すれば、一所懸命に頑張れば、「それどこ?」って言うものまで登録されるのか。◆国民栄誉賞もそうだが、受賞する者が増えれば増えた分だけ賞の持つ価値は下がる。「日本の名山100選」などという本があるが、そのほうがよほどありがたい。国民栄誉賞も世界遺産も、栄誉をもらえるものの「数」を限定した方がよい。一つに賞を出したなら、それまでに出したどこか一つを取り消すというのはどうだろうか?◆ミシュランの方がまだ厳しく選んでいるように思う。・・・そんなことを考える意地の悪いヤツは私だけなのだろうか?

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2017年07月10日 ---- ボス

美人でも努力家はいる。

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先日、この欄で 「美人なのに大変な努力をしているという人を私は一人も知らない。そんな人はいないのだろうか?」と書いたところ複数の方から「そんなことないでしょ!」とご注意いただいた。「努力って人それぞれですよ。キノシタさんから見たら努力してないように見えても彼女としては一所懸命なのかもしれませんよね」という意見もあった。◆素直に反省してみる。美人で努力家を探してみた。そう言われれば確かにいる。私に言わせれば「まだまだっ!」っていうのが多いけどね・・。などと思っていたら一人すごい努力家を芸能界に思い出した。◆ブロードウェイミュージカル「シカゴ」で主演ロキシーを演じる米倉涼子さん。私は5年前、赤坂のACTシアターでこの「シカゴ」の日本公演を観た。アメリカ人でも演じるのは難しいこの主人公を米倉さんは見事に演じきった。感動した。米倉さんほどの大女優であればこのような挑戦をしなくても十分な名声も収入もあろうが敢えてこの無謀と思われるようなことへ挑戦をした。あの舞台までには私も想像できないほどの努力があったことだろう。◆そうだなあ、美人で努力家は確かに幾人かいるなあ。◆美人であるがゆえに甘えているように見える女性が多いことに気づいたから書いたのだが・・・。◆でも結局 「美人だろうが、そうでなかろうが、男だろうが、あまりにも努力をしないヤツが多すぎる!」 と私は思っている。

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2017年07月06日 ---- ボス

サラダ記念日

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文学に興味のない若い人はほとんど知らないだろう。逆に50歳以上でほんの少しでも知的な方は懐かしく思い出すだろう。本日は「サラダ記念日」だ。◆「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。・・・・この歌が納められた俵万智さんの歌集『サラダ記念日』が発刊されたのが1987年だから今日は30回目のサラダ記念日と言ってもいいのかも知れない。俵さんの、現代的で都会的さらに煽情的な短歌は当時は若い人だけでなく多くのロマンチストの心を掴んだ。◆煽情的といえば『サラダ記念日』が発刊された10年後に出た俵さんの第三歌集『チョコレート革命』はさらに激しくなる。「焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き」という歌に私は惹かれた。当時、我が家の長女は幼稚園生だったろうか。もちろん家人には内緒だが、こんな激しい恐ろしい関係に憧れるところもあった。◆『サラダ記念日』から30年、『チョコレート革命』から20年、還暦を迎えた私の人生は穏やかに暮れていこうとしている。

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2017年07月05日 ---- ボス

美人は努力嫌い?

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自分で言うのは恥ずかしいが私は努力の人である。才能に恵まれないところを努力で補おうと頑張ってきた。だから才能に恵まれている人を見ると羨ましいしと感じるし、才能に恵まれているのに努力をしないために実を結ばない人を見ると悲しくなり不愉快になる。◆最近はオフィシャルな場での発言は聞かれなくなったが少し前までは「フィリピンや台湾などの温暖な地域では、その辺に果物が多く成るために人々は働かなくても食べていける。だから誰も努力をしないし国も発展しないんだ」などと言われていた。正解かどうかは分からないが「努力しなくてもなんとかなるなら努力しない」というのが多くの人の共通意識であるように思われる。◆「果物が成る温暖な地域」に似ているのが「美人」。美人は何もしなくてもバカな男が寄ってきてご馳走してくれる。欲しいものを買ってくれる。多くの男が言い寄ってくるからその中で最も自分が楽になるのを選べばよい。おそらくそういうことが原因で美人は努力をしないのだろう。他のことを努力するよりは外見をキレイに見せることだけ頑張る。もったいない。◆才能ある美人が、美人であることが原因で努力をしない。せっかくの才能を開花させずに終わっていく。私のこの長い人生で、そういう「残念な美人」を多く見てきた。逆に「美人なのに大変な努力をしている」という人を私は一人も知らない。そんな人はいないのだろうか?◆・・・・・・これを読んで「あっ、これ私のことだ!」と思ったアナタ、違いますよ。アナタはそんな美人じゃないでしょ?ちゃんと努力しているでしょ?

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2017年07月03日 ---- ボス

礼を言わぬ者たち

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ゴルフ場のクラブハウスでの出来事。ラウンドを終え、風呂に入り、私は一足先にフロントで会計を済ませ仲間を待っていた。私の横でアラーム音が鳴りだした。見ると貴重品ロッカーの前で若者が困った顔をしている。暗証番号の打ち込み操作を間違えたようだ。フロント係の女性がすぐにその若者のとこへ行き丁寧に事情を聞いている。「すみません、大変失礼ですが中に入っているものは何でしょうか?」「お名前が確認できるものは何か入っていますか?」「お客様のお名前を伺ってもよいでしょうか?」 その女性は、操作を誤った若者からいくつかのことを確認するとテンキーの操作を始めた。すぐにロッカーは開いた。中の品物を確認し「これで間違いありませんね?」といい「大変、お手数をおかけしました」と頭を下げた。その間、若者は聞かれたことに答えるだけ。品物を受け取ると黙ってその場を去った。その様子を見ていた私はアタマにきた。◆「『申し訳ありません』を言うべきはキミのほうだろうが!それなのにキミはアタマ一つ下げるわけでもなく『ありがとう』すら言えないのか!」・・・還暦を迎えたオヤジは心の中で激しく憤ったが実際に若者に向かって注意することはできなかった。◆本屋で「カバーをおかけしますか?」と聞かれてほとんどの人が「はい」とだけ答える。なぜそこに「恐れ入ります」も「お手数かけます」も「ありがとう」もないのか? ◆「オカネを払っている側が偉い」と勘違いしているバカばかりだ。

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2017年06月27日 ---- ボス

天才少年と愚鈍なマスコミ

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将棋の藤井聡太四段がデビュー戦以来の無傷で、29連勝という歴代最多記録を更新した。まだ14歳の中学生である。将棋界に新たな歴史が刻まれた。◆上手い、強い、まさに天才。対局時には将棋界の第一人者の風格すら漂っている。しかし対局後の報道陣への受け答えは謙虚。実に賢い。好感が持てる。将棋界のみならず、将棋の駒の動かし方すら知らないおばちゃんや子供たちまでもがこの天才の登場に胸躍らせている。◆「モリ(森友)だカケ(加計)だと、蕎麦じゃあるまいし、安倍さんの取り巻き連中いい加減にせんかい!」と不愉快そうな顔を続けていたオヤジたちもこの天才登場の明るいニュースの時だけは穏やかな表情になる。◆情けないのが「藤井四段勝利、連勝記録を更新」を報じるテレビ各局。「勝ちました。すごいですね」としか伝えきらない。どの手がどうすごかったのか、普通だったらどう指すのか、などは一切触れない。将棋のルールも知らない視聴者も多いので敢えて解説は控えているのかもしれないが、もっと工夫できないのか。私が不思議に、そして不快に感じているのがテレビ各局が「藤井四段が注文した昼飯」を報じること。対戦中の「昼飯」「夕飯」、彼がなにを食おうがどうでもいいこと。興味もない。それが出前風景やその店までを訪問して藤井四段が食べたものを解説している。バカな1局だけじゃない。おそらくすべてのテレビ局が「総太の昼飯」を報じている。馬鹿じゃないの?我が国のテレビ報道の程度の低さを嘆く。◆今朝、一面トップで「藤井四段29連勝 新記録達成」を報じる新聞、社会面の下欄で小さく将棋界の偉大な先輩の死が伝えられていた。元日本将棋連盟専務理事で初代棋王であった大内延介九段が23日、死去した。75歳だった。新橋駅前のSL広場で、大内九段は名人戦の大盤解説をしてくれていた。スマートでおしゃれ。話もうまく、楽しく解説してくれた。将棋の普及に大きく貢献された。◆大内九段に合掌。藤井四段に期待。どうでもいい「総太の昼飯」を報じるテレビには諦め。中途半端な報道の新聞には怒り。

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2026年03月30日 ボスの
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  • 午前事業部連絡会
  • 午後総務会議
  • 夕方新橋南桜公園で花見
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