‘ボス’ の記事一覧

2018年05月22日 ---- ボス

当事者意識

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アメリカンフットボールで日大の選手が悪質なタックルなど反則を繰り返して退場となった問題。内田正人前監督の対応はとても不快。「はいはい、私が悪うございやした。全部責任は私が背負いますよ。弁明なんてしませんよ」・・文字にすれば男らしく聞こえるかもしれないこの対応、責任の所在を明確にしない最低の対応だ。普段は常識が欠如しているように感じるテレビのコメンテーターでさえ一様に内田前監督の態度や日大の対応には憤りを表している。当然の感覚◆私は日大の他の体育会系クラブに所属する者たちの反応が気になる。サッカー部や野球部やラグビー部の連中はどれほど怒っているのだろう?推測で話して失礼だが、彼らはそれほど怒ってないのではないだろうか?「あれはないよね、困ったもんだよね」「俺たちのクラブでも理不尽なこと多いけど、さすがにあそこまではひどくないよ」・・・そんな話が聞こえてきそう。◆もっと言うと、当のアメフト部員ですら「どうなるんだろう? 俺たち」てなもんなのではないだろうか◆私が言いたいのは、本来は「自分たちの問題」として怒り、悲しみ、必死に行動すべき者たちに「当事者意識」が欠如しているのではないだろうか?ということ。◆何事にも深く関わりたくないといった風潮が強くなってきたと感じている。我が社でも「それは〇〇さんのミスですね」で終わらせる者が多くなった。「〇〇クンの問題は会社の問題。会社の問題はキミの問題でもあるよ」・・そんなことを言う元気が私にもなくなってきた。

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2018年05月15日 ---- ボス

角を矯めて牛を殺す

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リニア新幹線の建設工事を巡る談合事件で起訴された大林組が再発防止策を発表した。6月1日からほかのゼネコンが出席する懇親会への社員の参加を禁止する。大学の同窓会で同業者と仕事の話をするのも禁止対象だという。◆バカみたい。◆私は昭和57年に九州大学の土木工学科を卒業した。「土木工学を学ぶ者は天下国家を語れ!」と励まされ、その裏では「土木屋は一人ではなにもできない。多くの仲間がいて初めて仕事ができる」と教えられた。成績優秀な者から国家公務員(建設省・運輸省)に送り込まれ、続いて公団や地方県庁、その下がスーパーゼネコンやコンサルタント会社へと就職していった。私たちは「一人ではなにもできない」と言うことを知っているので卒業後もしょっちゅう「同窓会」を開いては励ましあい、教えあい、そして「天下国家を論じて」きた。ダムを造り、港を造り、橋を架け、トンネルを掘り、鉄道を通し、上下水道を整備し、護岸工事をし、共同溝を造り、空港を造ってきた。それぞれが常に関連している。仲の良い、なんでも話せる、そしてなんでも聞ける「同窓生・同級生」の存在は大きい。◆公務員がいて、コンサルタントがいて、ゼネコンや造船もいる同窓会は話題が多岐にわたり面白い。楽しい。◆談合問題の再発防止策が実質的な「同窓会への参加禁止」となりそうな大林組。寂しい。「大林組は土木を捨てるのか?」「大林組は天下国家を論じることをやめるのか?」と問いたい。「角を矯めて牛を殺す」という言葉を思いだした。






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2018年05月09日 ---- ボス

お役所みたいな発想

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昼休み、会社近所のラーメン屋に一人で入った。「あっ、社長!」声がかかった。隣の席にH君が座ってラーメンを食べていた。昼食談議になった。「キミはいつもどんなところで食べているの?」と聞くと、Hクンはいくつか店の名前をあげた。大衆チェーン店ばかりだった。「あんまり魅力を感じないなあ」私は思ったまま口に出した。Hクンは申し訳なさそうに「ええ、そんなに・・。昼飯にかけられる小遣いに余裕がないもんで・・」と言った。私は少し申し訳なく感じた。Hクンが先に終え、店を出て行ったあと、一人でラーメンを食べながらある名案を思い付いた。「新橋の食堂で食べた昼食には会社から補助を出そう!」◆「ランチ、会社補助」に関して、いろいろなアイデアが浮かんだ。「600円以上食べたら100円、800円以上なら150円、1000円以上のランチには200円」「どの店で、何を食べ、料金はいくら、それにお勧め度を5点満点で報告」「それらをホームページに『我らの新橋お勧めランチ』として掲載」・・考えていたら楽しくなった。「彼らにとっては100円、150円でも喜んでもらえるんじゃないだろうか?」「コンビニ弁当には補助を出しても意味ないな」「社内のコミュニケーションも活発になるかもしれないな」「お客様への話題作りにもなるな」「原資はどうしよう?オレのポケットマネー?それはちょっときついな」・・・などといろいろと考えた。◆会社に戻るとすぐに広告宣伝担当のTクンに相談した。「新橋の食堂で食べるランチに補助金を出そうかと思うんだけど・・。食べたものを報告してもらって点数付けてホームページに掲載するってどう?・・補助にかかる原資はともかくホームページをいじるのに大きなカネがかかるんじゃ無理だけどね?」・・・◆「社長、それはありがたい!みんな喜ぶと思います。それに、面白いですよね。あちこちの店に行ってみたくなりますね」・・・正直、そんな返事を期待していた。全く違った。◆「昨日と同じ店で食べたときはどうするんですか?毎日100円もらえるんですか?」「感想をメールで送ってもらうんですか?」「目的はなんですか?」・・役所と同じようなくだらぬ質問が続いた。私は大声を出した。「オレに聞くな!オマエが自分のアタマで考えろ!」◆一から十までこちらで考えて指示しないと一歩も前に進まない。「分かりました。検討してみます。二日ください」そんな返事を聞いた記憶がない。◆「できない理由の説明と、できなかったことの言い訳ばかりが上手」・・そんなヤツばかり。

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2018年05月09日 ---- ボス

教育

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娘も息子も中学生になったときから電車通学になった。どちらも片道1時間以上。彼らが自分で志望校をみつけ「〇〇中学に行きたい」というので許可した。その時に約束をした。◆娘とは「電車の中ではどんなにお腹が空いていてもモノを食べてはいけない」。息子にはさらに厳しく「誰か一人でも立っている人がいたら多少座席が空いていてもキミも座ってはいけない」。娘との約束は彼女の懇願もあり途中で「ポッキーまでなら食べても良い」とした。◆「人様に迷惑をかけるな!」「だらしない態度をとるな! きちんとしろ!」「弱い人の気持ちをおもんぱかれ!」そういうことを教えたかった。大人になった彼らは今もまだ父親との約束を守ってくれているのだろうか?もう訊くことも注意することもない。◆先日、満員電車に乗っているとスタバの紙コップのコーヒーを持った若いアタマと根性が悪そうな女性が乗り込んできた。「私って都会人でしょ?」とでも言いたそうな顔をしている。電車が揺れて危うくコーヒーがこぼれそうになる。◆きちんとした教育を受けていない、「自分さえよければそれでいい」と言った感覚の者がどんどんと増えているように感じる。

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2018年05月07日 ---- ボス

自慢合戦

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Facebook、Twitter、Instagramという3大ソーシャルメディア。私はそこに投稿することはないが届いたものを覗いてみることはたまにある。このゴールデンウィーク中にも幾つも届いた。面白くない。「お友達と〇〇ゴルフ場でプレーしています。ツツジがとってもきれいです」「家族で△△寿司で食事です。ここのアナゴは日本一です」「〇〇ホテルのプールに行ってきました。プールサイドでモヒート。最高です」などとくだらない。みんなで「私って幸せでしょ?」と幸せ自慢合戦をしているみたい。◆行ったところ、食べたもの、買ったものを知り合いに自慢して、見た人から「いいね!」と言ってもらいたいらしい。実にさもしい。私は彼らに「だからどうしたの?」と聞きたい。◆大学の卒業実験を思い出した。汚い寒い実験室に何週間も泊まり込みで実験を続けた。膨大なデータを整理した。「実験のデータをまとめました」。教授に伝えた。「何週間も泊まり込みで頑張りました」と言いたい気持ちは押さえた。教授から「よく頑張ったね」と言ってもらえると思っていた。違った。「キノシタくん、だからどうしたの?」と言われた。「キミのやったことはオカネさえ払えばその辺のおばちゃんでもできることだよね。作業だよ。学問じゃないよ」・・・優しい教授がそのときは厳しかった。問題は「だからどうしたの?」だった。◆「実験の結果から何が推測され、どう応用できるか、そのために次にどのような実験をする必要があるのか」それをまとめるのが私の卒業研究なのだった。それを教えられ、私は大きく成長した。社会人となり、常に目的意識を持ち行動できるようになった。人から「だからどうしたの?」と言われることのないように「だからこうなのです」と言えるように意識してきた。◆「なにをしました」「どこに行きました」「なにを食べました」・・なんの考察もない「幸せ自慢」のSNSなんかには興味がない。




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2018年04月27日 ---- ボス

やはり解せないハリル解任

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日本サッカー協会の元キャプテンの川淵三郎氏は「サッカーの世界では監督を引き受けた時点でいつ更迭されてもそれに従うというのが常識」と語った。本当にそんなものなんだろうか?解任されたハリルホリッジ元監督は「何て残念なんだろう…私は日本にはワールドカップの準備をしに来て、代表チームをしっかり予選通過させたのに」と不満をもらす。「サッカーの世界で45年…それもハイレベルなところで45年、やってきた。監督は、はかないもの…私自身がナイーブ…ものを知らなかったかもしれない。でも我がチームが強くなるための仕事をしてきた。その私に対して、宣告されたことに大変、失望したわけで、私に対するリスペクトがなかったように思えた」と語った。◆勝負は時に冷酷な判断を求める。しかし、どうしても今回の解任は理解できない。「理解できない」と言うコメンテーターがいないことも理解できない。みながJFAの田嶋幸三会長の決断を指示し、川淵元キャプテンの言うとおりと言う。私はハリルさんに対して申し訳ない気持ちが強い。ハリルさんを解任するならハリスさんを任命した田嶋さんも「任命責任」をとって辞任すべきだろう。◆ハリルさんはボスニア・ヘルツェゴビナ出身。もし日本人の監督がボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーチームをワールドカップ予選を通過させたにも関わらず本線の二か月前に突然解任されたら日本人は怒るだろう。不愉快だろう。ハリルさんがフランス人かドイツ人だったら田嶋さんはこんな失礼な判断はしなかったんじゃなかろうか?◆サッカーに詳しくない私が外野でいろいろと言っても詮無いことだが「義理・道徳」を第一に考え生きてきた私には、ハリルさん解任はどうしても理解できない。◆「ハリスホリッジさん、ごめんなさい。私はあなたが『リスペクトがなかったように思えた』と感じたこと、よく理解できます。あまりにも失礼な我が国サッカー界の態度を情けなく思っています。ごめんなさい。」

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2018年04月27日 ---- ボス

山口君の失敗

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大学3年生の夏、友人らと5人で天神のビアガーデンに行った。かわいい女性二人が隣のテーブルで飲んでいた。「一緒に飲まない?」誰かが声を掛けた。私だったのかもしれない。そこはよく覚えていない。一緒に飲むことになった。彼女らは高校生だった。7人で随分と飲んだ。「みんなでキノシタのアパートに行こうや」誰かが言った。狭いアパートに男5人、女子高生2人が深夜になだれ込んだ。◆天神から箱崎のアパートへの移動中、私は良からぬことを考えていた。(男5人は多い。誰か帰ればいいのになあ)・・残念ながら誰も「オレは帰る」と言い出さず、皆が私のアパートに来た。アパートでは少し飲んだがすぐに寝ることになった。女子高生2人は畳の上に寝た。彼女らの寝姿を眺めながら男5人がけん制する。結局、なにも起こらず朝が来て女子高生は帰っていった。彼女らが帰るまで我々5人は彼女らの寝顔を肴に飲んでいた。もし男が5人でなく二人だったら恐らく別の展開になっていたのだろう。◆昨日TOKIOの山口達也がテレビカメラの前で涙を流しながら詫びていた。 山口は、仕事を通じて知り合った女子高校生を自宅に招いて飲酒を勧めたうえ、酔った勢いで無理やりキスをしたという。◆私の時とは時代も違う。二十歳過ぎの学生(私)と46歳の有名人(山口)では社会的立場も違う。ビアガーデンで飲んでいた女子高生とまじめなテレビに出ていた女子高生も違う。違うことだらけだが、テレビで山口の反省しお詫びする姿を見て、私は自分と重なる部分にも気付いた。山口はとんでもないダメ男であることは間違いないのだが、彼の態度に対して怒りよりも同情を感じた私もまたダメ男である。・・・訂正・・ダメ男であった。

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2018年04月26日 ---- ボス

自律神経の異常

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「期外収縮」という。不整脈の一種。「トン・トン・トン・ ・トン・トン・トン・トン・ ・トン・トン」という感じで脈が飛ぶ。胸が気持ち悪い。胃炎になったような感じ。病院で検査する。「あまり心配要らないでしょう」と明るく先生は言う。◆夜眠れない。昼間はいつも眠たい。病院で検査をする。「自律神経が著しく乱れています。キノシタさんは圧倒的に交感神経が強く副交感神経が活躍できていません。ここまで極端な事例は珍しい。仕事のストレスだけではこんなに乱れることはないと思います。甲状腺の異常が疑われますね。検査しましょう」ということで検査をした。「甲状腺には異常がありません。一安心ですね。でもストレスを取り除かなければこの自律神経のバランスの悪さは体に大きな負担になります」◆ということであれやこれややっている。いろいろやっているが全く改善の兆しなし。それどころかストレスばかり毎日大きく強くなる。悪循環。毎日「不眠」と「期外収縮」に苦しめられている。酒を飲んでも、ゴルフをやっても、部下を誉めても治らない。

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2018年04月25日 ---- ボス

なぜ謝るのか?

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22日に群馬県で開かれた前橋・渋川シティマラソンで熱中症とみられる症状で男女16人が搬送された。前橋市は23日、入院した重症患者のうち、10キロ部門に出場した20代男性が集中治療室(ICU)で治療を受けていると明らかにした。実行委員会の会長を務めた山本龍市長は「心からおわびを申し上げる」と陳謝した。当日の前橋市内の最高気温は30・5度に上った。大会前から高温の予報が出ており、実行委は16日に公式ホーページで注意を呼び掛けるメッセージを掲載。経口補水液を新たに取り入れ、給水所のスポンジや飲み物を増やすなど対策も講じた。事前の会議で中止は検討されなかったといい、市の担当者は「結果的に準備が足らなかった。反省と検証をしたい。来年以降は中止も含めてさまざまな判断が必要となる」とした。・・・(以上、上毛新聞)◆私はなぜ市長が「心からお詫びを申し上げる」と陳謝するのか理解できない。ネット社会、マスコミ先行社会となった現在、「ことが起こればまず謝れ。開き直ってはならない」という風潮がある。つい数年前までは「自己責任」という言葉が舞っていたが最近は聞かなくなった。マラソンに出るか出ないかは自己責任だ。あらゆることに完璧に準備ができていなければ主催者の責任になるようでは我が国からすべてのイベントが無くなってしまう。◆みんなでもう一度「自己責任」ということを考え直したいものだ。

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2018年04月24日 ---- ボス

花の名前は知らなくても・・

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配られたガリ版刷りのテスト用紙には花の絵が並んでいた。それぞれの絵の下には「さくら」「バラ」「ゆり」「チューリップ」などとその花の名前が書いてあった。名前の隣に( )が付いている。50年以上も前のことなのに鮮明に覚えている。問題・・「春咲く花には〇を、秋に咲く花には✕をつけなさい」◆小学校2年生のときのテスト。優等生だった私はそれまで受けたテストは殆どが100点満点だった。だが、この問題用紙を見たときに初めて「分からない」と思った。◆結果は、35点だった。知らない花が多かったうえに私は〇と✕を反対に付けていた。自宅に帰り恐る恐る母にその答案用紙を見せた。母は教育ママではなかったが、その時私は「叱られるかな」と思っていた。◆35点の回答用紙を見ると母は「おや、モトミも100点以外を取ることがあるんやねえ。それもなんと35点?」と笑っていた。私は〇と✕を逆に付けてしまったことを説明した。「〇と✕、勘違いしてなくても、それでも65点やねえ」・・笑っていた。母は優しかった。私は恥ずかしかった。母は続けた。「モトミは男の子やけえ花の名前なんかは知らんでもいいよ。でもな、きれいな花を見たときに『きれいやなあ』って思う気持ちだけは持っとかんといけんで。」◆50年以上の時が流れた。母はすでにいない。朝の出勤時、広尾の坂を歩いて下る。今年は例年に増して躑躅(つつじ)が鮮やかに咲いている。バラやペチュニアもきれいだ。気分よく歩きながらあの屈辱のテストと優しかった母を思い出していた。

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2026年02月06日 ボスの
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