‘ボス’ の記事一覧

2018年12月14日 ---- ボス

大手術

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小学校2年生の時、乗っていたタクシーが路肩に停まっていたトラックに突っ込んだ。その事故で私は父親を失った。父と同時に生え変わったばかりの前歯を失った。小学生低学年から入歯人生は結構きつかった。◆骨格の成長がほぼ終わった中学生の頃、入歯を差し歯に替えた。複数の歯を削ってブリッジという工法で新しい人口の歯を支える。入歯の不快感は無くなったが歯はさらに傷ついた。人口の歯は徐々に隣の歯を侵食してくる◆騙しだまし50年、歯医者とのつきあいが続く。そして今回は、ブリッジを支えている歯の根元が侵されているということで歯茎を切削する大手術を行うことになった。昨日、その大手術を行った。◆怖さ、痛さに耐え、2時間の大手術は終わった。「痛い手術だけど、終わったら元通りになりますよ」と歯科医は言っていたのに今朝起きてびっくり。私は整形手術に失敗したような顔になっている。残念!

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2018年12月13日 ---- ボス

社内テスト

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技術を売る会社であって欲しいのだが担当者の技術の知識や営業意欲があまりにも低い。当社の製品や技術に対する知識が、当社職員よりもお客様の方が詳しいということがしばしばある。これではダメだ、あまりにも情けない。そこで数か月前から社内テストを行うことにした。案の定、私の定める合格点に達する職員は少ない。◆ハーバードビジネススクールを出た友人がいる。彼は国内の優秀な大学を卒業した後、優良企業に入り、入社4年目にハーバードに入学する。30年前のことだ。ハーバードでは各国のエリートたちが競う。毎日、数十ページの英文資料を渡されそれを読みこなし、それに対する自分の考えをまとめる。そのため毎日図書館通いだったという。英文を理解するだけでも大変なのにそれに対する自分の考えを翌日発表する準備が大変だったそうだ。で、翌日の授業、先生から指名されなければ彼は自分の考えを発表する機会がない。人の発表を聴くだけで終わることも多い。それでも、いつ指名されるか分からないので毎日毎日、英文を読み、調べ、考えをまとめる。そうして彼は知識を深めていく。知識だけではない、物事の真善美を見極める力も磨かれた。英語も堪能になった。◆ハーバードの仕組みで私が一番驚いたのは、世界各国から選ばれたエリート集団なのに、その中で成績の下位15%は毎年退学させられるということだった。彼らは自分が上位85%に残るために必死で毎日勉強する。それに勝ち抜いて卒業にたどり着き、やっと真のエリート候補になる。◆一方、当社のテスト。デキの悪い中学校のテストのようなムードすら感じられる。ハーバードのように相対的な成績判断を導入してみたくなった。「テストの下位3名はボーナスありません」そんなことを言ってみたい。いや本当にそれくらいやらなければならなくなりそうだ。

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2018年12月12日 ---- ボス

道草精神

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社是というものは持っていない。持っていないが「義理・道徳」の大書を私の部屋の壁にかけ、なにかあると「それは義理を欠くことにならないか?」「道徳に反することにならないか?」とチェックする癖はついた。会社の経営方針や自分の生き方でもまずこの「義理・道徳」を確認する。自分と、自分の作った会社の強いポリシーでもある。◆そして私はこの「義理・道徳」の次に「美」「粋」「遊び心」「道草精神」を置いている。「美しいか?」「粋であるか」は何においても重要なチェックポイント。「遊び心」のないものに「美しいもの」も「粋なもの」もない。◆「キノシタさんは、いつもキョロキョロしてますね」時々言われる。街を歩くときにはすれ違う人の姿勢を観察し「なんで背筋を伸ばして歩かないのかな?」などと思い「おっ、この人のコートはオシャレだな」などと感じる。昼飯時にニュー新橋ビルを歩いていても「あっ、こんな店ができたんだ!今度、入ってみよう」「忘年会はこんな店を使えばいいのにな」などとすぐに思う。これが私の「道草精神」の一つ。「好奇心」という言葉に置き換えてもいいだろう。◆下を向いて歩き、自宅と会社の往復だけ。毎日、なにも新しい発見のない生活を送っている多くの日本人を寂しく感じるようになってきた。私も、年齢を十分重ねてきた。

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2018年12月11日 ---- ボス

ゴーンさんて、どんな悪いことしたの?(その2)

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昨日に続いて「ゴーンさんて、どんな悪いことしたの?」のテーマ。◆私個人の感想を言うと「ゴーンくらいの実績を上げたのならゴーンが言うように年収20億円もらってもいいのだろうな。欧米で同等の実績を上げた者がいればそれ以上の報酬をもらっているのだろうから」というもの。無能な経営陣の元、瀕死に近い状態にあった日産を立て直したのだ。リストラやコストカットは当然、敵を作ることになる。敵ができること、人に嫌われることを恐れず、冷徹に目標に向かうことができる指導者は少ない。誰もそんなこと、したくない。しようと思っても能力のない者には無理。それをゴーンはやった。年収20億円くらい安いものかもしれない。だがカネに関して突出を嫌う日本の世論はゴーンの功績は認めつつも20億円の報酬は「高すぎる!」と認めないだろう。実際10億円でも「高すぎる!」と皆、言っていた。そこで今回の問題が起きた。◆おそらく私の読みは多くの人が「そだねー」と言ってくれるであろう。◆で、やっぱり分からないのが「ゴーンさんて、どんな悪いことしたの?」って言うこと。さて、誰にどのくらい迷惑をかけたのだろう?◆ゴーンさんって決して私の好きなタイプの男ではない。言葉が通じても友人にはなれないだろう。好きではないが、迷惑をかけられたわけでもない男が「ルール違反しました」って言うだけで、誰もそれを説明できないで、「悪い奴だ、悪い奴だ」と繰り返し叫んでいる日本のマスコミと「そうだ、そうだ、ゴーンは悪い奴だ!」と追従する嫉妬深い日本人が怖くなる。

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2018年12月10日 ---- ボス

ゴーンさんて、どんな悪いことしたの?

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親しい会計士や弁護士に訊ねると丁寧に説明してくれることと思うが、彼らに教えてもらう前の、今の私の感覚としては「ゴーンさんってそんなに悪いことしたの?」っていうのが率直な気持ち。昨日の新聞には社会面トップに大きく「複数の覚書 効力焦点」と見出しにあり記事では「ゴーン容疑者が退任後に受け取ることにした報酬に関する覚書など複数の文書の存在が浮上」などと書いてある。どうも「私が会長職を辞めるときには退職金としてこれだけもらいますよ」ということを決めていたことが問題らしい。◆11月19日に「ゴーン氏逮捕」の第一報をニュースで知ったときに私は「20億円の年収があったのに10億円と過少申告して脱税をした」のかと思った。そうではなかった。まだ受け取っていないようだ。受け取ってもいないカネを受け取る約束しただけでこんなに大きな問題になるのか?不思議だ◆私には「ゴーン氏への妬み」としか思えない。テレビではゴーン氏が断行したコストカットやリストラによって生活が苦しくなった者に焦点を当て、まるで「ゴーンさえ来なければ私たちの穏やかな生活は続いていたのに・・」とばかりの番組が流れる。アホかいな。◆この間までは「ゴーンの力でV字回復なった日産」ともてはやしていたのに。ゴーン氏にしろ、ゾゾタウンの前澤氏にしろ、マスコミは庶民の妬みを煽ることによって販売部数を伸ばそうとする。◆我々はマスコミに踊らされることなく、もっと冷静に「なにが起こったのか」「なにが悪いのか」「なぜ悪いのか」を確認するべきである。

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2018年12月04日 ---- ボス

雰囲気

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なんて読みますか?「雰囲気」と書くと皆「ふんいき」と答える。どういう意味ですか?と聞くと「ムードのこと」とか「その場の空気感みたいなもの」と皆が答える。みんな知っている。ところが・・・◆逆の質問をする。「その場の空気、ムードのようなことをなんと言いますか?」と若い人に尋ねると多くの方が「ふんいき」ではなく「ふいんき」と答える。「ふいんきを漢字で書いて」と言うと書けない。「ふんいきを漢字で書いて」と言うと書ける人が多い。多くの若者にとって「ムード=ふいんき=ふんいき=雰囲気」となっているようだ。回りの人で試してみてください。「書く」ことをしなくなると日本語もおかしくなる。
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2018年12月03日 ---- ボス

ゴーン氏の弁護人

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ゴーン容疑者の弁護人、大鶴基成氏は元東京地方検察庁特別捜査部長でライブドア事件を担当された方。その後、最高検察庁公判部長まで務め検察官を退官し弁護士に転向された。◆私はゴーン氏の裁判がどの方向に進むのか全く予想できない。無罪になる可能性もあると思っている。◆で、ゴーン氏の弁護人の大鶴氏の話。Wikipediaで「大鶴基成」を引くと経歴の欄に「実家の近くには名門の佐伯鶴城高校があるが、鹿児島県にあるラ・サール中学校・高等学校に中学受験して進学した。真面目に勉学に励むタイプだったという。」◆そう、私の家の近所の人間。私の母校「名門の佐伯鶴城高校」には行かず、もっと難しいラ・サールに行った方のようだ。大鶴さんのお手並み拝見。

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2018年11月30日 ---- ボス ,サイトからのお知らせ

大股広げて座るアホ

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もう15年前の話。私立中学に合格した息子は電車通学することになった。私は地元の中学校に通ってもらいたかったが本人はせっかく合格したのだからと家人の応援ももらい、渋谷の難関中学に通いたいと言った。私は電車通学を許可する条件として「電車の中で、ひとりでも立っている人がいたらたとえ席が空いていてもキミも立っていなさい」と言った。息子の中学、高校生活の6年間に何度となくそのことを息子に言った。約束を守ってくれていたのか守ってくれなかったのかは確認していない。◆電車に乗ると隣の席まで大股を広げて座っているバカを見かける。三席のところに二人しか座っていない。おそらく彼らは「ちょっとすみません」と声を掛ければ少し足を閉じてくれるのだろう。◆空いている席に荷物を置いているバカも多い。彼女らも「ちょっとすみません」と声を掛ければその荷物を自分の膝の上に置いてくれる。◆人から「ちょっとすみません」と声を掛けられるまで常識に気づかないヤツが多い。ほんのちょっとした気配りが普段からできないヤツばかりが目に付く。

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2018年11月28日 ---- ボス

軽々に使ってはならない「大丈夫か?」

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30歳を前に大企業を退職した。退職を考え始めたのは27歳の時、会社に退職願を出したのは28歳のときだった。「辞めよう」と考えてから実際に辞めるまでにはいろいろと「引き留め」があった。「バカなことはよせ」「これまで育ててくれた会社に失礼だろ」「なにが不満なんだ。隣の芝生は青く見えるけど実際はそうではないよ」などなど先輩や上司や友人が私に思いとどまらせようと言ってきた。「大丈夫なん?モトミなら大企業じゃなくてもなんとかやっていけるやろうけどやっぱり心配やなあ」と故郷の友人は言ってくれた。◆そんな厳しく優しい多くの声に従わずに私は30歳で大企業を辞めた。世の中はバブル景気に浮かれていたが私は必死に勉強をした。不安だった。じきにバブルが崩壊した。さらに不安は増した。それでも「だからあのとき『辞めるな』と注意したのに・・」などと言う者はいなかった。友や先輩は優しかった。私を引き留めた前の会社の上司や先輩は「頑張ってるか?」と声をかけてくれた。「飲み会には来いよ」と誘ってくれた。携帯電話もない時代、自宅や職場へ連絡をくれた。暖かい元上司や先輩や友人に支えられていた。◆親や親せきや元上司もが「頑張れよ」「なにか手伝えることがあったら・・」と言ってくれる。空元気(からげんき)を出してはいたがいつもいつも不安だった。子供ができ、バブルは崩壊し、「さて、オレはこの子たちを養っていけるのだろうか?」と心配だった。その頃一番イヤだったのが何人かの友人から聞かれた「大丈夫か?」という言葉。彼らは決して意地悪で聞いてくるのではなかったのだが「大丈夫か?」と聞かれてどう答えればいい?◆「大丈夫だよ」と答えるほかないだろう。「大丈夫じゃない。助けてくれ」と言ったら助けてくれるわけでもない。助けてくれるような方は決して「大丈夫か?」などと聞いてこない。◆私は決して人に対して、重要なことでは「大丈夫か?」とは聞かない。入院患者に対して「大丈夫?」などと聞いている見舞い人を見るとなんとデリカシーのない奴だ、と腹が立ってくる。

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2018年11月26日 ---- ボス

のど飴

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随分と落ち着いてきたが、ひと月ほど前から咳が続いていた。ずっとのど飴を舐めていた。この間、幾つかの学会で発表したり質問することがあった。当然、発表や質問をするときにはのど飴を舐めない。口の中にある場合は噛み砕くか或いはそっとティッシュに出す。マナーである。◆のど飴をティッシュに出そうとしていて思い出した。それができないバカな市議会議員が熊本にいた。私は「それができないバカな市議会議員」と書いたが海外のメディアは違うようだ。◆「のど飴をなめるという害のない行為で、議会が8時間も延長した」「飲食に関する規則は設けられていないにも関わらず”品位の尊重”に触れると言い張った議員もいた」と、熊本市議会の対応を批判的に取り上げた。その上で、今回の騒動は「のど飴を職場でなめることの是非」に留まらず、「エチケットやルール、上下関係の融通が利かない社会を浮き彫りにした」と、日本社会をこっぴどく批判している。◆情けないことにほとんどの日本のメディアは、これら海外の報じ方を紹介することにより暗に「議会でのど飴舐めるくらい許しましょうよ」と言っているようだ。自分の考えは言わない。◆「我が国には大昔から続いてきた道徳観や礼儀がある。我が国では年長者には『さん』を付けて名前を呼ぶのが礼儀、年長者の名前を呼び捨てにするおたくらの国とは違う!」「我が国では人前で話をするときは口にくわえた飴玉を出すのが常識。どうしてもそれができない場合には最初に非礼を詫びるのが常識」とはっきり言わないマスコミばかりになった。

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2026年03月26日 ボスの
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  • 午後新規採用予定者面接
  • 夕方新橋で会食
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