◎2025年01月07日 ---- ボス ◎
- あけましておめでとうございます。
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年末29日にゴルフをしていて身体の不調に気付いた。その夜から38℃を越える熱が出た。インフルエンザだった。◆30日には麻雀大会、そして大晦日からは孫を連れての箱根旅行を楽しみにしていたがすべてキャンセルすることになった。(私を除く家族たちは箱根での年越しを十分満足した模様)◆年末年始を一人、自宅のベッドの上で過ごすことになったが読書するほどの元気もなくネットフリックスを観ていた。際立って面白かったのが『愛の不時着』。これまでに数人の友人から「面白いですよ」と勧められてはいたのだが病気になってやっと観ることとなった。昨年観た映画の中では断トツの面白さだった◆昨年は読書では『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、映画ではこの『愛の不時着』が抜きんでて面白かった。さて今年はどんな本、どんな映画に出会えることだろう。◆みなさん、今年もよろしくご指導お願いいたします。
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◎2024年12月26日 ---- ボス ◎
- 自分の頭で問いを立てる
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年齢と共に読書量が落ちて来た。それでも私の周りのほとんどの人間の数倍は読んでいる。今年読んだ本で特に面白かったのは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『成瀬は・・・』『永遠と横道世之介』。そして今、読んでいる本が面白い。私の感覚では「悪い村上春樹」みたい。文体が『風の歌を聴け』の頃の村上春樹に似ているのだ。◆作家名と作品名はまた機会があったら紹介するが、その本の中で悪い男が大学生を評して言う。「生まれてからずっと他人から与えられた問いを答えるために生きてきて、自分の頭で問いを立てて答えを出すことに慣れてないからな」◆読みながら、この悪い男の言うとおりだな、と思った。実際、私も思っている。「自分の頭で問いを立てて答えを出す」ことができない人ばかりだな、と。
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◎2024年12月24日 ---- ボス ◎
- 悲しいクリスマス
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私の小学3年生のときの「悲しいクリスマス」に関してはこれまで何度もこの欄で書いた。◆街でクリスマスソングが流れると必ずあの時のことを思い出す。思い出すと、いまだに涙が出てくる。今年だけでも10回は思い出し涙した。◆「父さんがいなくなったから今年からサンタさんは来ないよ」と言った母に対し、私は「えっ??!!」という顔をした。覚えている。母のことを「いじわる」と思ってしまったかもしれない。とにかく悲しかった。悲しそうな顔を母に見せた。◆数年前から、あのときの母の心境を察するようになった。きっときっと辛かっただろう。可愛くて可愛くて溜まらない長男に対し厳しく冷たく「サンタさんは来ないよ」と言い放ったのだから。きっと母は私に「サンタさんは来ないよ」と言ったあの夜、一人で泣いていたことだろう。60歳を過ぎてようやく母の気持ちを理解できる。謝りたいがすでに母はいない。私はいつまでも涙し続けることだろう。
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◎2024年12月23日 ---- ボス ◎
- 103万円の壁
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所得税を計算するときの控除額(非課税枠)103万円、いわゆる「103万円の壁」を引き上げることが議論されている。国民民主は178万円まで引き上げることを要請し与党は123万円で決着させようとしている。◆弱いモノの味方を装おうマスコミは178万円を応援しているような感じ。◆私は反対。控除額など無くせばいい、と思っている。1万円でも稼げば所得税を払うべきだと思っている。もう一つ。消費税だって優遇措置などいらない。食料品だろうが、みな一様に税をかけるべきだと思っている。税制はシンプルな方がいい。所得税の累進性を見直せばそれで済む。◆シンプルな税制にして、そこから恵まれない方々へ配分すればいい。弱いモノの見方を装おうのはもうよそうよ。
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