‘ボス’ の記事一覧

2025年10月07日 ---- ボス

ニンジンはぶら下げない

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特に頑張った職員、素晴らしい結果をもたらした職員に特別ボーナスを出すことがある。先月の取締役会で問題になった。「『素晴らしい結果を出したらボーナスを出します』って最初から言っておくべきではないですか?そうであるのなら頑張る人も増えるでしょう」と言うこと。私以外のすべての取締役はそのような意見だった。私は「代表取締役社長」としてそれらの意見を否定した。「少なくともオレが代表取締役社長でいる間は『目の前にニンジンをぶら下げて頑張らせる』ようなことはしない」と突っぱねた。◆頑張ったヤツ、結果を出したヤツはきちんと評価してあげたい。だからと言って「これができたら〇〇万円出しますよ」などとニンジンをぶら下げることはしたくない。◆この考えかたはおそらく私の生い立ちに由来する。マンガ「塞翁が空」第4巻(最後に読むプロローグ)を読んでいただきたい。お手元にない方はどうぞご連絡ください。すぐに「塞翁が空」全4巻をお送りします。◆ニンジンをぶら下げて子供や職員を頑張らせる手法は私の美学に反するのだ。

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2025年10月06日 ---- ボス

横断歩道をゆっくり歩く女

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私は常に気配りを意識している。と言ってもそれほど高尚な者でもないのだが。気配りをしている。だから「あなたも少しは気配りしなさいよ」と見ず知らずの女性にも腹を立てる。腹は立てるがさすがに口に出して直接注意することはない。◆朝の出勤時、バスを利用する。麻布十番の二橋の交差点。私の通勤時、歩行者は少ない。青信号になりバスは左折しようとする。左にハンドルを切った状態で横断歩道の手前で停車する。横断歩道を犬を連れた女がゆっくり、ゆっくり歩いている。横断歩道を渡る者はこの女とその犬だけだ。体が不自由なわけではなさそうだ。まるで「ここは横断歩道よ。歩いている私とワンちゃんに優先権があるのよ。バスはそこで待ってなさい」とでも言いたそうな感じ。確かに横断歩道は歩行者に優先権がある。だがバスには立っている人もいる。多くの客が定刻に目的地に着くことを願っている。バスの後ろにも複数の左折車が待っている。このバカ女が少し気配りできる人だったら少し早歩きで横断歩道を渡るだろう。バスの運転手に会釈くらいするだろう。だが、バカ女は信号が点滅しだしてもなおゆっくりゆっくり愛犬との散歩を楽しんでいた。

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2025年10月03日 ---- ボス

不親切な神保町駅

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私は親切だ。できるだけ回りに気を配るようにしている。長く経営者をやっているので部下を厳しく注意することもあるがそれも彼のことや会社のことを思ってのこと。部下にも「気配りが最も大切なこと」と常日頃から伝えている。「ゴマをすれ!」ということではない。「気を配れ!」ということ。◆仕事やプライベートな用事(例えば麻雀など)で時々、神保町駅を利用する。神保町駅で電車を降りた都度、腹が立つ。大都会のそこそこ大きな駅であるのに全く不親切。最低な駅。どこから地上に出たら良いのかさっぱり分からない。地下だからスマホの位置情報は使えない。エスカレータやエレベータも少ない。目的地へ行くのにとても大回りをさせられる。少なくとも私が利用したことのある地下鉄駅では最も不親切な駅である。◆「どうやったら初めて利用する客が迷わないで目的地へいけるのだろう?」と真面目に考えている駅員がいないのだろう。

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2025年10月02日 ---- ボス

「ありがとう」を言えないヤツばかり

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新幹線に乗るときはグリーン車を利用する。グリーン車に乗ってしばらくするとCAさんみたいな方がおしぼりを持ってきてくれる。私は「ありがとう」と言いながらおしぼりを受け取り会釈する。私だけだ。◆週末、ゴルフ場へ向かう途中、高速から下りるとまずセブンイレブンに入る。サンドイッチ、アクエリアス、ホットコーヒーなどを買う。エディで支払いを済ませ商品を受け取るとき私は必ず「ありがとう」と言う。これも私だけだ。◆タクシーを利用する機会が増えた。先日も家人と息子と三人で利用した。支払いは私だ。最初に息子が「ありがとうございました」と言いながら降りた。続いて家人も「ありがとうございました」と言った。最後に降りた私ももちろん「ありがとうございました」と言った。我が家は皆ちゃんと「ありがとうございました」と言える。◆カネを払ってサービスを受ける。「カネを払う側」のほうが偉いと思っているバカが多い。あるいは「私は心の中で『ありがとう』を言っている。相手に通じていると思う」などとのたまうバカも多い。会釈をすればそれが「ありがとう」の意味だなどと言うアホも多い◆なぜ「ありがとう」を声に出して言えない大人ばかりになったのだろうか?そんな大人に育てられた子供たちは「ありがとう」と口に出して言えない。◆このスカイアゴラを読んでくださっているあなた。あなたもおそらく「ありがとう」と声に出して言えないのでしょう。是非、今日から「ありがとう」を言える人間になりましょうよ。

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2025年09月26日 ---- ボス

根暗の男が推している曲

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根暗(ねくら)である。不幸な生い立ちに由来するのかもしれない。それでも母をはじめ周りの方から多くの愛情を受けて育ったので明るく振る舞える。根暗なのか根明なのか分からなくなるときがある。分からなくなってきている。◆で、皆様に尋ねたい。私が推している昭和の(あまり知られなかった)名曲の評価を。①天地真理「木枯らしの舗道」 ②井上大輔「水中花」 ③松山千春(下田逸郎)「踊り子」◆私の親しい友人まっちゃんは「オレの趣味とは全く違うね」と言った。「オンナの趣味も全く違うもんね」などと続けて言った。
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2025年09月25日 ---- ボス

懐メロ

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ラジオで昭和歌謡ばかりをかける番組がある。私は昭和歌謡が大好きで毎週radikoで楽しく聞いている。流行った当時は子供だったため深い意味など考えずにくちずさんでいた。いま聞くと凄い曲が多い。◆1969年に流行った奥村チヨさんが歌う「恋の奴隷」が先日流れた。歌詞を書く。私と同世代の者はまず誰でも口ずさむことができるはずだ。「♫ あなたと逢った その日から 恋の奴隷になりました あなたの膝にからみつく 子犬のように だからいつも そばにおいてね 邪魔しないから 悪い時は どうぞぶってね あなた好みの あなた好みの 女になりたい」・・すごいでしょ?◆2番はさらにエスカレートする。「♫ あなたを知った その日から 恋の奴隷になりました 右と言われりゃ 右向いて とても幸せ 影のように ついてゆくわ 気にしないでね 好きな時に 思い出してね あなた好みの あなた好みの 女になりたい」 ◆さらに3番。「♫ あなただけに 言われたいの 可愛い奴と 好きなように 私をかえて あなた好みの あなた好みの 女になりたい」◆この歌詞を聴きながら私が何を思ったのかを正直に書くといろんな方々からお𠮟りを受けることになるだろう。良い時代になったのか、あるいはあの頃が良い時代だったのか、少し考えてみるのも良いかもしれない。

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2025年09月24日 ---- ボス

会議のありかた

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当社を設立してまもなく30年になる。重要な意思決定はすべて私が一人で下してきた。二年後、70歳を機に私は社長業を降りることにした。この欄で以前にも書いたが、社長の最も重要な仕事である「ジャッジ」が少しずつ狂い始めたことを感じるから。ジャッジすべき時にジャッジできず先延ばしにしてしまう自分に気付いた。気付いてはいるのだがなかなか修正できない。これが「老化」なのだろう。それでも(うぬぼれた言い方だが)その辺の中小企業の経営者には負けない自信はある。その辺の中小企業経営者と比較すべき問題ではないが。◆ということで後進に道をゆずるべく、各事業部の会議ではなるべく私の意見を言わないように心掛けている。会議に出るとつい何かを言ってしまうので会議に出ることも控えるようにしている。するとどうだ?◆「社長の意見はどうですか?みんなにアンケートを取ってみたのですが?」などと私の部屋へ責任者が伺いに来る。「はあっ?」と思ってしまう。「こんなもんを事業部員にアンケートを取ってどうするんだ!?」と怒鳴りたくなる。専門家に委ねるべきことを、リーダーの力不足により「みんなで決めた」と逃げてしまうことが多く見える◆情けない。私はトランプさんは好きではないが強いリーダーが組織を前進させることには納得する。「さあ、どうしましょうか?」なんていう会議は即刻やめてもらいたい、と社内で言い続けているが恐らく今日も当社のどこかの会議室では「どうしましょう?なにか意見はありませんか?」なんていう会議が開かれるのではないだろうか?

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2025年09月22日 ---- ボス

「何が足りなかったんだろう?」

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金曜の夜、BSで放映されている「ゴルフサバイバル」を楽しんでいる。若手のプロゴルファーやプロを目指すトップアマチュアが競う。10人が参加して1ホールで一人が脱落していく。最終9ホール目まで進めるのが二人。最終ホールを制した者が優勝、という競技。◆各ホールで一人が脱落する。その脱落者にカメラが向き感想を尋ねる。マイクを向けられた、負けたばかりの競技者は笑顔で答える者が多い。「やっちゃいましたー!」とか言いながら照れ隠しなのかケラケラ笑う者もいる。私は腹が立つ。「プロを目指す奴が負けてヘラヘラするな!」と怒る。「勝ち」に向けて一所懸命に頑張っている者が負けて笑えるはずがない。◆話は変わるが昨日「世界陸上東京大会」が終了した。感動的なシーンが多かったが私の心に刺さったは男子110mハードル決勝で5位と健闘した村竹ラシッド君のレース後のインタビュー。本当に悔しそうに、涙を溜めて「何が足りなかったんだろう?」と自分に問うた。「パリオリンピックで負けて、あれから1年間、誰にも負けない練習を繰り返したのに・・・。何が足りなかったんだろう?・・・」◆本当のスポーツマンはこうだ!。そしてラシッド選手は大勢の観客へもお礼を伝えた。「こんなに大勢の方が応援してくださって、期待してくださって、それに応えることができなかったことが残念だ」と言っていた。◆村竹ラシッド選手はまだ23歳。スポーツの頂点を目指す若い真摯な才能が70歳近い爺さんに爽やかな感動と励ましをくれた。ありがとう、ラシッドさん。◆アテネ五輪の100m平泳ぎで優勝した北島康介選手は「チョー気持ちいい!」と言ってその年の流行語大賞を取った。「チョー気持ちいい!」も素晴らしいが私にとって、そしてあのラシッド君のレースを見ていた多くの方にとっては「何が足りなかったんだろう?」の方がさらに心に響く言葉だった。今年の流行語大賞は「何が足りなかったんだろう?」で決まり!と言っておく。

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2025年09月11日 ---- ボス

ずにのる

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ほぼ毎晩、就寝前の30間程度が私の読書タイム。ベッドに横になり読書灯のみ点けて眠たくなるまで小説を読む。こんな時間を「私の至福のひととき」などと書いている人もいるが、私にとっては少なくとも「至福」ではない。「まあまあ楽しいひと時」程度である。◆さて一昨日、一穂ミチさんの小説を読んでいて「ずにのる」との表現が出てきた。「図に乗る」と書いてあった。私は不自然に感じた。「図に乗る」ではなく「頭に乗る」ではないのか?◆調べてみた。どうも「図に乗る」が正解のようだ。「頭に乗る」も間違いではないようだが・・・。まだまだ知らない言葉がたくさんあるなあ。
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2025年09月09日 ---- ボス

トイレ、どこに立つか

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仕事の上では恩人であり、魅力的な男の生き様を教えてくれた尊敬する憧れの師匠でもあった元前田建設工業㈱の副社長であった川嶋信義さんの話。◆川嶋さんは頼りない元部下(私のこと)を心配してか時々我が社を訪問してくれた。当時、我が社が入っていたビルの男性用トイレは小便用の便器は3つだった。ほかに誰もいないとき、私は右端の便器で用を足していた。◆ある日、私がトイレに入ると川嶋さんが真ん中の便器の前に堂々と立っていた。変な話だが小便をする後ろ姿さえかっこよかった。嫌味ではなく本音で「自分に自信のある方は真ん中の便器を選べるんですね」と言ってしまった。そのとき川嶋さんがどのような反応だったかは覚えていない。だが私はそのとき以来、小便用便器が3つ並んでいて誰もいないときは真ん中の便器を選ぶようになった。◆しょうもない話かもしれない。私にとっては川嶋さんの大切な教えの一つである。本日は川嶋さんの命日。亡くなって丸12年、ってことは十三回忌ってことなんだな。◆午前中、そんなことを思いながら千葉にある彼のお墓に参ってきた。私もあなたのような魅力ある男になれるよう頑張ります、と今回も墓前で約束してきた。

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2026年01月30日 ボスの
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  • 夕方銀座で飲み会
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