‘ボス’ の記事一覧

2024年01月24日 ---- ボス

マスク

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コロナが5類感染症へ移行してからすでに半年以上が経過した。街は賑わいを取り戻してきた。制約の少ない社会は居心地が良い。学校へ行く子供たちに笑顔が戻った。◆私が残念に思うのはマスクをしている人が減らないこと。当社に採用面接にくる人でもマスクを着けっぱなしの人がいる。かつてであれば、それだけで「常識が無い」「失礼だ」で不採用にしていたかもしれない。◆お客様との会議で、当社のスタッフがマスクをする場合は「すみません、昨日から咳がでるもので、今日の会議ではマスクを着用させていただきます」などと挨拶をさせていた◆ところがコロナ禍以降、日本人のかなり多くの人が日常からマスクをするようになった。リモート会議なのにマスクをしている人もいる。「マスク取りましょうよ」と言いたいのだがそれは今は言ってはならない言葉になってしまった。我が国では。おかしい、と思うのだが、私も「マスクを取ってください」とは直接言えない。

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2024年01月23日 ---- ボス

世襲

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細川隆三という政治評論家を最近テレビでよく見かけるようになった。まっとうな評論家のようだ。Wikipediaで調べると父親は政治評論家の細川隆一郎、大叔父も政治評論家の細川隆元、妹は政治ジャーナリストの細川珠生とのこと。隆元さんや隆一郎さんの、歯に衣着せない辛口評論を私も楽しく聞いていた一人。だが、不思議。◆ほとんどのテレビ局や視聴者の大半は「政治家の世襲に反対」の立場なのに、自分たちで採否を決められる政治評論家に関しては世襲OKなのだな。◆いや、私は反対しているわけではない。不思議に思っているだけ。
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2024年01月19日 ---- ボス

毎日新聞の難くせ

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毎日新聞が、自衛隊の陸上幕僚副長が靖国神社を陸自幹部らと集団で参拝したことを問題視してことさら大きく連日報道している。なぜこんなどうでもいいことを大変な悪事のように報じる必要があるのか不思議でならない。◆左翼思想の人間以外にとっては「どうでもいいこと」あるいは「当然のこと」じゃないですか?自衛隊の幹部が靖国参拝することは。「能登で大地震が起こっているのに自衛隊の幹部がのこのこと靖国を参拝か!?」などと難くせを付けるこの新聞の姿勢が私には理解できない。
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2024年01月17日 ---- ボス

寅さん

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毎年、冬になると週末のゴルフを控え、代わりに1泊で温泉に行くことが増える。高級旅館ではなくいわゆる「秘湯」と呼ばれているところ。温泉の話をする前に一人、紹介したい人がいる。◆私の友人に「世界の『数独』の父」と呼ばれている鍛冶真紀さんがいた。残念ながら2年前69歳で亡くなった。彼が45歳の時に書いた本「本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った」は最高のノンフィクション小説。生きる勇気をもらった。◆鍛冶さんの生活は行き当たりばったり。私には鍛冶さんと「フーテンの寅さん」が重なって見えていた。「本屋さんに行く」と言ってウルグアイの競馬場に行くような人だから気合が入った「行き当たりばったりの人」だった。鍛冶さんは実在する寅さんのようだった。◆私と会うのに「暑かったからつい小田原の駅前でビールを飲んでしまって・・。しょうがないから駅前の駐車場に車を置いて新幹線で来たよ」なんてこともあった。小田原はまだ近い方で「軽井沢駅前に車を置いてきたよ」ということもあった。「大丈夫だよ。明日、新幹線で取りに行くから」なのだ。◆で、温泉の話に戻る。私も鍛冶さんや寅さんみたいに自由になろう、世間から離れる時間を作ってみよう、と温泉巡りを始めたのだった。「秘湯」を巡るのだ。基本、一人だ。最初の頃は鍛冶さんや寅さんとは距離があった。と言うのも、私は新幹線のグリーン車とタクシーを乗り継いで東北の秘湯に行っていた。昨年「これじゃいかん」と気付いた。新幹線は自由席、タクシーは使わず路線バスと宿の送迎車を利用するということにした。少し、鍛冶さんや寅さんに近づいて来た。

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2024年01月15日 ---- ボス

殺しも・・

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今年から年賀状を出すことを止めた。おかげで年末の「書かなければ・・・」の憂鬱から解放された。こちらからは出さない代わりに「届いた年賀状にはメールで年始の挨拶を」、と考えていた。◆元日に能登半島大地震が起き、二日に羽田空港で大事故が起きた。航空関係者として、建設業関係者として、のんきに「おめでとうございます」と言いにくい状態になった◆半月が過ぎ、少し落ち着いてきた。やっとメールで「あけましておめでとうございます」と書き、近況をしたためている。最後に「今年もよろしくね」などと書き加える◆目が悪くなった。パソコンで「今年もよろしくね」と打ったつもりが「T」と隣の「R」を間違えて打っていた。「殺しもよろしくね」となっていた。恐ろしい。
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2024年01月15日 ---- ボス

辰年生まれ

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ラジオで辰年生まれの方を紹介していた。今年48歳になる方、60歳になる方、72歳になる方などを紹介していた。すでに鬼籍に入られた有名人についても伝えていた。「『フーテンの寅さん』こと渥美清さんも辰年生まれでした。寅さんは寅年生まれじゃなかったのですね」などと言った。寅さん大好きな私はそのラジオを聴きながら「へえ、寅さん生きていたらもう84歳なんだ。早いな」などと思っていた。◆ラジオのパーソナリティが「渥美さんは生きてらしたら今年96歳なんですね」と言った。ビックリした。あの寅さんが今年はもう96歳なんだ!
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2024年01月13日 ---- ボス

へりくだるにも程がある。

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昨日、ある方からLINEが届いた。私はそれに返信した。短い文章の往復があった。最後に彼から来たのが次の文だった。「それでは17時ころお伺いさせていただきます」◆彼は日本を代表する巨大企業の役員である。社内では大変偉い。私との付き合いでは全く偉ぶらない。良い友人関係だ。その彼が「17時ころお伺いさせていただきます」だと。情けない。「17時ころ伺います」が美しい日本語だ。◆「伺う」は「行く」の謙譲語。小学校、中学校の国語の時間に繰り返し習ったはずなのに、なぜ「お伺いさせていただきます」なんて書くのだろうか?注意しましょう。
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2024年01月12日 ---- ボス

「ちゃんと色入れてから来いやっ!」

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学生時代、福岡市に6年住んだ。初めの2年は西区姪浜(めいのはま)、後の4年は東区箱崎。どちらも目が鋭く気が短そうな短髪のオニーサンが多く住む街だった。その6年間私は銭湯に通った。◆姪浜で見かける目が鋭く気が短そうな短髪のオニーサンは皆、背中にキレイな総天然色の絵が描いてあった。青の単色のいわゆる「筋彫り」は当時の博多では恥ずかしくて銭湯に来ることはできなかった。「ちゃんと色入れてから来いや!」と兄貴分に叱られるのだった◆私が19歳のとき、姪浜の銭湯で紅い蜘蛛の絵を背負ったオニーサンと一緒になった。私が洗髪しているときにオニーサンに叱られた。「こらっ!注意しろ!」と。私が洗髪している泡か湯が隣のオニーサンにかかったようだった。「すみません」と私は慌てて謝った。それがそのオニーサンとの出会いだった。◆風呂から上がって脱衣所でまたオニーサンと一緒になった。私は先ほど叱られたことを再度謝った。するとオニーサンは「ニイチャン、いいチン〇しとんのお。これからいっぱいオンナを泣かすんやろうのう」と話しかけてきた。どう答えていいのか分からない私は「キレイな絵ですね」と背中を見ながら言った。オニーサンは番台で牛乳を二本買って、一本を私にくれた。「牛乳飲みぃや。ニイチャン、大学生か?」「はい、大学1年です」「どこん大学や?」「九大です」「へええ、九大か!賢いんやのう」そんな会話を交わした◆そのオニーサンとは4.5回会った。会うたびにオニーサンは牛乳を買ってくれた。私が湯から上がって帰ろうとしているときにオニーサンが入ってきた。「ニイチャン、ちょっと待てや」と言って牛乳を買ってくれた。自分はまだこれから服を脱ぐというところなのにわざわざ私に牛乳を買ってくれた。怖いけど優しいオニーサンだった。背中の紅蜘蛛が綺麗だった◆その後、私は東区箱崎へ引っ越した。箱崎には美しい背中がさらに多かった。箱崎にも筋彫りは一人も居なかった。姪浜の紅蜘蛛のオニーサンとはそれ以来一度も会っていない◆5年後、私は東京の石神井公園の銭湯に通っていた。石神井公園で見かける気の短そうな短髪のオニーサンは皆なぜか筋彫りだった。「博多では『恥ずかしゅうて銭湯には行けん』と言っていた筋彫りのニーサンがこっちでは偉そうにしとるなあ」というのが私の印象だった。もちろん石神井では誰も牛乳を奢ってくれたりしなかった。

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2024年01月11日 ---- ボス

一年で最も日の出が遅い日

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一年間で「日の出」が最も遅い日が冬至(12月22日頃)だと思っている人が多い。違う。この冬で最も日の出が遅いのは1月7日だ。冬至は、日の出から日没までの時間が最も短い日のことを言う。日の出から日没までを「昼間」と言う。で、冬至は「昼間の時間が最も短い日」のこと。◆「日の出」が最も遅いのは当時から約2週間後、逆に「日の入り」が最も早いのは冬至よりも約2週間前になる。1月7日を過ぎた今、毎日「日の出」は早くなり「日の入り」は遅くなっている。
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2024年01月10日 ---- ボス

温泉とジャズ喫茶

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ここ数年はゴルフを年間80ラウンド以上楽しんでいる。ほぼ毎週末ゴルフ場にいいる感じ。それだけやっても全然上手にならない。上手くなくてもゴルフは楽しい◆そんなゴルフ好きの私だが「寒さの中のゴルフ」は苦手。毎年、12月、1月、2月はほとんどラウンドしない。寒い季節はゴルフをやめて温泉巡りを楽しんでいる。ゴルフ仲間と行くことが多い。◆先週末は岩手の名湯「鉛温泉」と「大沢温泉」をハシゴしてきた。どちらも素晴らしかった。特に雪景色の露天風呂は「あー、日本人に生まれて幸せー!」と思えるものだった。◆温泉を楽しんだ後、レンタカーで一関に向った。日本一のジャズ喫茶「ベイシー」が復活したと聞いたからである。一度でも「ベイシー」を訪れたことのあるジャズ好きは誰もが「日本一のジャズ喫茶は『ベイシー』だ」と言う。その「ベイシー」コロナ禍で久しく店を閉めていた。それが約3年ぶりに復活した。まだ本格的に営業再開ということではないようだがラッキーにも私は入ることができた。◆例えば「ゲルニカ」を画集で眺めて受ける感動とソフィア王妃芸術センターで見る本物からの感動は全く違うものだろう。ジャズも自宅のステレオやヘッドホンで聞く音と「ベイシー」で聴く音では異なってくる。同じレコードでも「ベイシー」で聴くとそれまで聞こえなかった音がいろいろと聴こえてくる。不思議だ◆皆さんも是非一度、一関の「ベイシー」を訪ねてみてください。ジャズに興味ない人でもきっと大満足して笑顔になることでしょう。

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2025年04月24日 ボスの
スケジュール
  • 午前目黒にて重要会議
  • 午後自由が丘でランチ
  • 夕方銀座某所で会食

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